保育の内容
「はい」 105/114回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
- はい
- 37回答
- どちらともいえない
- 1回答
保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
- はい
- 36回答
- どちらともいえない
- 2回答
保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
- はい
- 32回答
- どちらともいえない
- 4回答
- いいえ
- 2回答
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
本園は、高架下という特性を生かし、子どもが日常の中で電車に親しみながら、のびのびと体を動かせる環境を整えている。細長い園舎は電車に見立てられ、保育室には手作りの吊り革が設置されており、子どもたちはまるで電車に乗っているかのような感覚を楽しんでいる。また、園舎の端にあるガラス張りのホールは「先頭車両」のような空間で、外の景色を眺めながら運動遊びができる。さらに、両端には乳児用と幼児用の2つ園庭を配置し、年齢に応じた遊びが展開できるよう工夫されている。立地を生かした設計が、子どもの好奇心と活動意欲を高めている。
園長は、子ども主体の保育の実現に向け、保育の質を高めるためにできることから一つずつ取り組もうという思いを持っている。その一環として、他園の保育を見学し、得た学びを職員全体で共有して方向性を統一する計画を進めている。また、日々の行動で手本を示し、職員同士が互いの良さを認め合える雰囲気づくりにも力を入れており、「良いところBOX」などを今後作り、意見や感謝を伝え合う文化を育もうとしている。こうした園長のリーダーシップは、職員全体の意識統一を促し、子ども主体の保育を支えるチーム保育の実現へとつながっている。
園長は、子どもの気持ちを尊重する関わりとして、「〇〇しなさい」といった指示的な言葉ではなく、「〇〇してくれたら嬉しいな」といった、子どもに選択の余地を残す表現を大切にしている。こういった表現が本園で浸透するように、不適切保育防止のための研修を継続しており、これは本園が目指す「温かく柔らかい声かけ」の土台となるだろう。この方針が明確であることは、職員一人ひとりが方向性を共有し、助け合う基盤にもなる。引き続き、子どもの気持ちを尊重した具体的な関わりを言語化し、保育の質向上にも努めてほしい。
本園では、保育者が活動を設定し、穏やかに関わることで、子どもたちの落ち着いた姿が多く見られる。しかし、それが園の目指す「子ども主体の保育」であるかは、今一度立ち止まって考える必要がある。子どもたちが自分の意思で行動する前に保育者の設定した枠の中に置かれてしまっては、主体性を十分に伸ばすことは難しい。主体性を育むには、子どもが自ら選べる玩具や場所、友だち、大人の存在が欠かせない。多様なコーナーを設け、子どもが自分で環境を選び取れるようにすることが、園が目指す「子ども主体の保育」への第一歩となるだろう。
本園の職員は互いに思いやりを持ち、相手を尊重する良好な関係を築いている。一方で、園長は「相手を傷つけまいとする配慮や思い」が、かえって保育の質を深めるための率直な意見交換を妨げてしまう場面もあると感じている。保育の課題を共有し、意見を交わすことは、互いの保育観を磨き合う重要な機会であり、子どもたちの経験を豊かにすることにもつながる。お互いの良さを認め合う文化の醸成とともに、課題を共に考えられる関係性を育むことで、園全体の保育の質向上につながることが期待される。
本園では、「ありがとう」「ごめんなさい」「いっしょにね」という理念を、子どもに押し付けるのではなく、保育者自身が率先して実践する姿勢を大切にしている。また、不適切保育を防ぐための研修にも注力し、子どもの気持ちを尊重する保育を全職員で目指している。一方で、園の保育の魅力や理念の具体的な説明がやや抽象的で、整理しきれていない点も見受けられる。理念を日々の実践や保育方針と結びつけて言語化することで、「なぜこの保育を行うのか」という根拠が共有され、園全体の一体感と保育の質のさらなる向上につながることが期待される。
回答 38世帯/対象 62世帯
回答率 61.3%
評価機関が在園の保護者に行った調査です。分野別の数値は、各設問の回答を足し合わせた延べ回答数です。
「はい」 105/114回答3設問の合計
保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
「はい」 34/38回答1設問の合計
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
「はい」 152/190回答5設問の合計
保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
職員の接遇・態度は適切か
保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
「はい」 93/114回答3設問の合計
安全対策が十分取られていると思うか
施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
「はい」 84/114回答3設問の合計
子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
子どもと保護者のプライバシーは守られているか
「はい」 50/76回答2設問の合計
利用者の不満や要望は対応されているか
外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
バーは各分野の延べ回答に占める「はい」の割合です。回答世帯数とは異なります。少数の回答では、1世帯の回答によって割合が大きく変わります。
| 評価項目 | 実施が確認された標準項目 |
|---|---|
| 事業所が目指している経営・サービスを実現する人材の確保・育成・定着に取り組んでいる | 12/12項目 |
| 組織力の向上に取り組んでいる | 3/3項目 |
評価機関の訪問調査で実施が確認された項目数の転記です。これから働く人が職場を知る手がかりにもなります。
引用: 第三者評価の結果より。出典: 東京都福祉サービス評価推進機構「とうきょう福祉ナビゲーション」。 福ナビの第三者評価検索で園名から探す ↗