- 評価結果の確定
- 令和7年度(2025年度)
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
子どもの興味や気づきに応じて環境を柔軟に組み立て、好奇心や探究心の広がりと、遊び・活動や表現の豊かな展開を促している
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子どもの興味や気づきが日々の活動に反映される中で、室内外の環境も固定的に使われるのではなく、遊びや生活の展開に応じて柔軟に構成されている。制作や表現、身体を動かす活動、くつろいで過ごす場などを整え、子ども一人ひとりが、自分の関心に沿って過ごし方を見出し、安心して表現や挑戦ができる環境の整備に努めており、子どもがその時々の状態に合わせて過ごせる環境となるよう配慮がなされている。室内外には自然物や素材、活動の痕跡が残され、好奇心や探究心を広げ、遊びや体験の展開へとつなげる工夫が随所に見られている。
さまざまな行事は、子どもたちが主体となって取り組む過程そのものが大切な経験となり、仲間意識や自信の育みにつなげられている
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行事は年間を通じて多様に行われ、季節や文化に触れる機会として、日々の遊びや生活とつながる形で進められている。象徴物を制作して室内に飾るなど、子どもが行事の雰囲気を日常の中でも感じられる工夫に加え、「お泊まりキャンプ」や運動会・「お楽しみ会」などでは、子どもたちが話し合いながら内容を決め、下見遠足や過去の年長児の姿を手がかりに期待を高めるなど、子どもの提案を企画が反映され、準備の過程も大切な経験となっている。夏まつりや餅つき会などの季節の行事も設け、保護者ともさまざまな情報発信によって育ちの姿を共有している。
地域福祉の向上へのさまざまな活動の中核を担うべく、園の専門的な機能を地域へ積極的に提供している
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園の専門的な機能を地域へ開放し、孤立しがちな家庭を温かく包み込める存在となるよう、実践を積み重ねている。地域の育児の拠点として、妊娠期から就学前まで切れ目のない支援を行う「ネウボラ事業」の充実に注力しており、助産師による卒乳講座や歯科衛生士の相談会、栄養士の離乳食講座など、専門職と連携したプログラムを、年間を通じて計画的に実施している。これらの情報をSNSや地域の掲示板等で広く周知させるとともに、餅つき会への招待や卒園児が集う夏まつり、中学生の職場体験の受け入れなど、多世代交流の機会の創出も重視している。
さらなる改善が望まれる点
業務改善の積み重ねに伴うルールの整理と共有方法について一考の余地があり、組織全体で情報共有できる仕組みの構築に期待が寄せられる
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法人共通の各種マニュアルと併せ、現場の気づきを業務全般に活かすべく、留意事項や新たな手順を、「白ファイル」や昼礼ノートで逐次共有している。そうした改善を積み重ねてきた結果、ルールが多岐にわたり、情報の記載場所や参照方法が複雑になっており、情報の体系的な整理やICTを活用した一元管理など、確認や活用のための対策が課題となっている。随時更新される事項と基本となる決まりについて、情報を常に最新に保ちつつ、それを職員が必要な時に参照できる環境を整えることが望ましく、優先順位の高いものから取り組むことが期待される。
注力する「大切にしたいこと」の話し合いを、目標とする理念の実践への具体化に、より役立てる工夫を一考されたい
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法人の保育・教育の理念を組織全体に浸透させるとともに、それを日々の保育実践にも結びつけ、援助・環境の両面で園の保育の質を高めることを、近年の継続的な課題に据え、取組を重ねている。その重要な一つとなっている、毎月各クラスで行う「大切にしたいこと」の話し合いでは、理念を理解しつつも、場面ごとの柔軟な解釈もできる上席者が適宜助言を行ったり、乳児・幼児など複数クラス合同で話し合い、担任経験者を含むより多様な視点を交えるなど、概念論・理想論に偏ることなく、広い視野で若手や新人に法人の保育を伝える工夫も一考されたい。
子どもの主体的な遊びと活動の保障の基盤として、見守る保育者のリスクセンスを高める工夫にも取り組むことが期待される
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あらゆる場面で子どもを主体とし、それぞれの内発的な興味や欲求を、保育の活動や環境に反映させることを重視している。その体現においては、子どもの自由な発想を尊重し、できる限りそれを規制しない一方で、保育者が起こりうる危険を予測・想定し、事故を防ぐことも必要となる。その観点から、軽微な事象を含む事故発生の傾向の把握や、いわゆるヒヤリハットの収集と検証の活性化も期待される。利用者調査でも園の安全対策について、保護者の懸念が示されており、上記の理念の具現化の基盤としても、リスクセンスの組織的な向上を期待したい。
保護者アンケートの結果
回答 57世帯/対象 89世帯
回答率 64.0%
評価機関が在園の保護者に行った調査です。分野別の数値は、各設問の回答を足し合わせた延べ回答数です。
保育の内容
「はい」 143/171回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
- はい
- 52回答
- どちらともいえない
- 3回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 1回答
保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
- はい
- 52回答
- どちらともいえない
- 3回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 1回答
保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
- はい
- 39回答
- どちらともいえない
- 12回答
- いいえ
- 4回答
- 無回答・非該当
- 2回答
食事
「はい」 51/57回答1設問の合計
設問と回答の内訳を見る(1問)
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
- はい
- 51回答
- どちらともいえない
- 5回答
- 無回答・非該当
- 1回答
保護者との連携
「はい」 216/285回答5設問の合計
設問と回答の内訳を見る(5問)
保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
- はい
- 40回答
- どちらともいえない
- 2回答
- 無回答・非該当
- 15回答
行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
- はい
- 49回答
- どちらともいえない
- 5回答
- いいえ
- 3回答
子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
- はい
- 41回答
- どちらともいえない
- 12回答
- いいえ
- 4回答
職員の接遇・態度は適切か
- はい
- 48回答
- どちらともいえない
- 6回答
- いいえ
- 3回答
保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
- はい
- 38回答
- どちらともいえない
- 11回答
- いいえ
- 7回答
- 無回答・非該当
- 1回答
安全・衛生
「はい」 133/171回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
安全対策が十分取られていると思うか
- はい
- 36回答
- どちらともいえない
- 15回答
- いいえ
- 4回答
- 無回答・非該当
- 2回答
施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
- はい
- 50回答
- どちらともいえない
- 6回答
- いいえ
- 1回答
病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
- はい
- 47回答
- どちらともいえない
- 7回答
- いいえ
- 3回答
子どもへの対応
「はい」 110/171回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
- はい
- 29回答
- どちらともいえない
- 8回答
- いいえ
- 6回答
- 無回答・非該当
- 14回答
子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
- はい
- 45回答
- どちらともいえない
- 8回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 3回答
子どもと保護者のプライバシーは守られているか
- はい
- 36回答
- どちらともいえない
- 4回答
- 無回答・非該当
- 17回答
不満・相談への対応
「はい」 65/114回答2設問の合計
設問と回答の内訳を見る(2問)
利用者の不満や要望は対応されているか
- はい
- 37回答
- どちらともいえない
- 7回答
- 無回答・非該当
- 13回答
外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
- はい
- 28回答
- どちらともいえない
- 5回答
- いいえ
- 6回答
- 無回答・非該当
- 18回答
バーは各分野の延べ回答に占める「はい」の割合です。回答世帯数とは異なります。少数の回答では、1世帯の回答によって割合が大きく変わります。
職員の体制・育成の実施状況
| 評価項目 | 実施が確認された標準項目 |
|---|
| 事業所が目指している経営・サービスを実現する人材の確保・育成・定着に取り組んでいる | 12/12項目 |
| 組織力の向上に取り組んでいる | 3/3項目 |
評価機関の訪問調査で実施が確認された項目数の転記です。これから働く人が職場を知る手がかりにもなります。
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