- 評価結果の確定
- 令和5年度(2023年度)
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
異年齢で生活する機会を設け、年上・年下の子どもたちが相互に影響し合い、思いやりの心の育ちや成長への憧れにつなげている
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日々の生活は、年齢別での活動に加え、3歳以上児が同じ空間で過ごす異年齢の環境も採り入れている。年下児は年上児の活動の様子を見て、一緒に遊んだり折り紙を折ってもらうなどの関わりの中で、成長への憧れを育むほか、年上児のまねをして運動や制作を行うなどの育ちが促されている。年上児は年下児のお世話を通じて責任感や思いやりを感じ、自信を得られるようになっている。また年上児が作った作品を園内に飾ったり、伝承行事の説明の際に使用したりするなど、園全体で個の取組に注目し、自己肯定感や挑戦する心の育ちを支援している。
子どもたちの発想や創意工夫による遊びの展開を援助し、活動の広がりから得られる体験を多様な学びや育ちへとつなげている
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保育室に用意した多様な玩具は、まず職員が遊び方を示し、徐々に子どもたちによる創意工夫で活動が展開していくようにしている。また、フェルトで作った棒状の玩具など、用途を決めない手作りの玩具を設け、自由な発想による見立て遊びの展開を促している。職員は子どもたちの発案による遊びを具体化するよう心がけ、ハロウィンの時期にはプレゼントを配るためにかごを制作しており、行事等の際に子どもたちが作った作品を他のクラスに販売する「お店屋さんごっこ」の取組では、文字や数に対する感覚を育むなど、多様な学びや育ちへとつなげている。
保育者の実践スキルの維持・向上を目指し、さまざまな学びの場を設けている
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嘔吐処理や血液の扱い方、避難訓練や心肺蘇生法等に関する実技研修を行うほか、散歩時のルールや人権擁護に関する基本的な考え方の確認も行っている。また主任保育士は、クラス内の話し合いに立ち会い、疑問点や改善点について「安全衛生基準」や「保育の考え方」のほか、発達段階を示したチャートなどを用いて、一緒に話し合ったり、考えたりしており、保育の基本に立ち返る大切さを伝えている。さらに今年度は系列他園の職員による運動遊びの時間を設けており、職員が内容・導入・促し方などの実践に向けた、さまざまな工夫を学ぶ機会となっている。
さらなる改善が望まれる点
子どもの様子を知りたいという保護者の声に応えるべく、「ドキュメンテーション」の内容のさらなる工夫に期待が寄せられる
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降園時には、個々のエピソードを保護者に伝えるよう努めているが、迎えが一定時間帯に集中する傾向があり、対話の時間の確保が難しい現状となっている。その状況を踏まえ、日々の活動を写真とコメントで伝える「ドキュメンテーション」の内容には、さらなる工夫に期待したい。活動の様子だけでなく、背景や保育者の配慮などの、写真では伝わりにくい内容を記載することで、実践の意図や保育者の視点のほか、子どもの成長の過程などを伝えられる可能性があると考えられ、職員間及び保護者との保育の振り返りへの活用も期待できるものと思われる。
行事を保護者との懇親の場として活かしながら、日々のコミュニケーションの質も組織全体で高め、丁寧な支援につなげたいと考えている
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保護者の育児観や保育所に求めるものなどが多様な地域性もあり、保護者への丁寧な支援にも注力している。送迎時のこまめで気さくな声かけをはじめ、日常の交流もその一環と考えているが、現状では園長を含むベテランの職員の経験と卓越したコミュニケーション力に負うところが大きく、組織全体で質を高めることが課題となっている。今年度から本格的に再開した各種行事への保護者の参加を、保育者と保護者が一緒に楽しみ、関係をより深めるきっかけとしながら、日々の交流においても若手をベテランが適宜支援するなど、工夫に努める意向である。
職員が話し合う場をより充実させ、「ベネッセの保育園」としての認識の共有のもとで、最適解を常に考える組織づくりにつなげられたい
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組織に集う職員の年齢や経歴が多様であることから、組織内のルールや基準の共有化も課題としている。職員自己評価でもそうした声が散見されるが、上記の保護者の多様な意向や要望への対応では、原理原則が必ずしも最適解とはならない場合も少なくない。「ベネッセの保育園」としての確かな軸を共有しながら、必要に応じた柔軟な対応にも努めるべく、経営層はさまざまな事柄に関する日々の振り返りをはじめ、職員が話し合う場をより充実させる意向であり、それは組織の同僚性や、若手職員のいわゆる心理的安全性の向上にも寄与するものと思われる。
保護者アンケートの結果
回答 61世帯/対象 86世帯
回答率 70.9%
評価機関が在園の保護者に行った調査です。分野別の数値は、各設問の回答を足し合わせた延べ回答数です。
保育の内容
「はい」 149/183回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
- はい
- 57回答
- どちらともいえない
- 2回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 1回答
保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
- はい
- 53回答
- どちらともいえない
- 4回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 3回答
保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
- はい
- 39回答
- どちらともいえない
- 16回答
- いいえ
- 3回答
- 無回答・非該当
- 3回答
食事
「はい」 52/61回答1設問の合計
設問と回答の内訳を見る(1問)
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
- はい
- 52回答
- どちらともいえない
- 7回答
- 無回答・非該当
- 2回答
保護者との連携
「はい」 250/305回答5設問の合計
設問と回答の内訳を見る(5問)
保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
- はい
- 50回答
- どちらともいえない
- 3回答
- 無回答・非該当
- 8回答
行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
- はい
- 53回答
- どちらともいえない
- 6回答
- 無回答・非該当
- 2回答
子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
- はい
- 49回答
- どちらともいえない
- 7回答
- いいえ
- 3回答
- 無回答・非該当
- 2回答
職員の接遇・態度は適切か
- はい
- 55回答
- どちらともいえない
- 6回答
保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
- はい
- 43回答
- どちらともいえない
- 14回答
- いいえ
- 3回答
- 無回答・非該当
- 1回答
安全・衛生
「はい」 151/183回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
安全対策が十分取られていると思うか
- はい
- 43回答
- どちらともいえない
- 12回答
- いいえ
- 4回答
- 無回答・非該当
- 2回答
施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
- はい
- 55回答
- どちらともいえない
- 6回答
病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
- はい
- 53回答
- どちらともいえない
- 6回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 1回答
子どもへの対応
「はい」 134/183回答3設問の合計
設問と回答の内訳を見る(3問)
子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
- はい
- 34回答
- どちらともいえない
- 10回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 16回答
子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
- はい
- 50回答
- どちらともいえない
- 7回答
- 無回答・非該当
- 4回答
子どもと保護者のプライバシーは守られているか
- はい
- 50回答
- どちらともいえない
- 4回答
- 無回答・非該当
- 7回答
不満・相談への対応
「はい」 57/122回答2設問の合計
設問と回答の内訳を見る(2問)
利用者の不満や要望は対応されているか
- はい
- 40回答
- どちらともいえない
- 7回答
- いいえ
- 1回答
- 無回答・非該当
- 13回答
外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
- はい
- 17回答
- どちらともいえない
- 6回答
- いいえ
- 6回答
- 無回答・非該当
- 32回答
バーは各分野の延べ回答に占める「はい」の割合です。回答世帯数とは異なります。少数の回答では、1世帯の回答によって割合が大きく変わります。
職員の体制・育成の実施状況
| 評価項目 | 実施が確認された標準項目 |
|---|
| 事業所が目指している経営・サービスを実現する人材の確保・育成・定着に取り組んでいる | 12/12項目 |
| 組織力の向上に取り組んでいる | 3/3項目 |
評価機関の訪問調査で実施が確認された項目数の転記です。これから働く人が職場を知る手がかりにもなります。
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