- 評価した機関
- 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま
- 評価結果の確定
- 2025/01/07
- 受審回数
- 3回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
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【特長】
評価機関の記述 2
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子ども一人ひとりのありのままを受け入れ、大切にする保育を実践しています 園では、法人の掲げる「障害がある子どももない子どもも、ともに助け合い育つ」のキーワードの下、子ども一人ひとりの個別性を尊重した保育の実践とともに、子ども同士が同じ環境の中でお互いを認め合い、成長して行くことのできる環境づくりに尽力しています。 保育室は乳児のスペース以外は仕切りがなく、異年齢児同士が常に交流する環境となっていることから、年齢や立場、性別などの違いによる様々な経験を通じて、社会性や協調性の習得とともに、お互いの存在を理解し、尊重する土壌にもなっています。また、障がい児をはじめ、2022年度からは医療対応を要する子どもの受け入れを開始し、2024年度には「横浜市医療的ケア児サポート保育園」の認定を受け、看護師や個別対応の職員を配置して対応の充実化を図り、他児と同じ空間で一緒に保育を行っています。 子どもたちは様々なハンディキャップに関わらず、お互いを「たいせつなともだち」として、自然体で接しています。調査当日も、障がい児や医療的ケア児と一緒に、並んでお絵かきしながら、汚れた手を見せて笑い合ったり、クッキーづくりを見に行こうと声を掛け合ったりと、ごく自然に交流する様子が多く見られています。 職員は、クラス等に関わらず職員全員で子ども一人ひとりの状態を詳しく把握し、情報を共有して、各々の状況に合わせた対応を行っています。様々な絵本を揃えた「絵本部屋」を整備するとともに、子どもがやりたい遊びを自ら選び、集中して取り組むことが出来るよう「コーナー保育」を導入し、子どもの意欲や主体性を高め、個性を伸ばす保育にも取り組んでいます。
評価機関の記述 3
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地域との交流活動を通じて、地域コミュニティの活性化にも寄与しています 園では、法人の掲げる基本理念「子どもの最善の利益を考慮し、家庭支援の視点から地域・保護者と共に子どもの福祉を積極的に増進する」「障害の有無や人権、宗教など差別なく受け入れ、社会的偏見・差別をなくす努力をする」の実践として、地域交流とともに様々な関係機関との連携推進に努めています。 地域交流担当の保育士を配置し、区内の公立・私立保育園で協同し行う「北部エリア交流」や幼保小連携事業をはじめ、クリスマスやハロウィンなど、季節行事の際は近隣の地域ケアプラザや障がい者施設の利用者と交流し、親睦を図る機会も設けています。また、子ども食堂などの支援団体や、地区社協や民生委員会、地域ケアプラザ、児童家庭支援センター等の関係機関と協同し、子どもの居場所づくりや生活困窮者支援等のイベントを開催するなど、地域コミュニティの活性化にも積極的に協力を行っています。 そのほか、障がい者の雇用や児童養護施設の卒業生をアルバイトとして採用するなど、保育園の枠組みを超えた画期的な取り組みを推進しています。
今後に期待される点
評価機関の記述 1
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●マニュアルの整備とルールの明確化を図り、保育全体のさらなる質向上を図る取り組みが期待されます 園では、様々な個性を持つ大人との関わりが、子どもの成長過程において大切な経験の機会となると捉え、日々の保育業務はマニュアルの内容を基本としつつも、必要なケースは個別に対応手順を定めて支援することとし、ある程度柔軟な対応を認めています。一方、健康管理や服薬支援、個人情報及びプライバシー保護など、より一貫した対応が必要な内容については、マニュアルが未策定の状況が散見されます。また、見直しの時期や手順等のルールが明確になっていないほか、職員が参加してマニュアルを見直す機会は設けられていません。 今後は、子どもの個別性に配慮した保育の実践に加え、子ども・保護者の基本的な対応に関するマニュアルを整備し、対応のルールの明確化を図るとともに、職員が参加して定期的にマニュアルの見直しを行うなど、子ども・保護者等に対する対応の確実性を高め、さらなる保育の質向上に繋げていくことが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(27件)をひらく項目をとじる
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)
c・改善に期待子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的保育の手順が文書になっている
原文: 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。(Ⅲ-2-(1)-①)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。