- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/04/12
- 受審回数
- 2回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
いいじまルーテル保育園の概要
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●いいじまルーテル保育園(以下、当園という。)は、社会福祉法人イクソス会(以下、法人という。)の運営です。法人は、横浜市に4園、川崎市に2園及び子育て支援センター、学童保育を展開しています。当園は平成16年に大船ルーテル保育園分園としてこの地(栄区飯島町)に開設され、平成22年に「いいじまルーテル保育園」に改称、翌23年に設立となり、現在に至っています。地域は、JR大船駅周辺の再開発に伴い、飯島団地はリニューアルが図られ若い世代も徐々に戻り、さらにJR大船駅へは2km圏内で、横浜、東京へのアクセスの良さもあり、待機児童は増えつつあり、保育園の需要、期待は大きいものがあります。現在、定員は60名(内、乳児定員は27名)で0歳~5歳児が元気に楽しく保育園生活を送っています。 ●保育の特長は、ユネスコが提唱した「生涯教育」を念頭に入れ、0歳から就学前までの一貫保育を心がけ、児童憲章とキリスト教精神を基にし、保育所保育指針、モンテッソーリ幼児教育(乳児も含む)を併用した保育を進めています。また、次世代育成を中心にした子育て支援(家庭支援)にも力を入れて取組んでいます。日常保育では、子どもたちが人間として必要な基本的生活習慣(挨拶、食事、排泄、整理整頓、清潔、他者への思いやり等)が年齢に応じてできるよう支援を行い、子ども一人ひとりの健やかな成長・発達に向けて適切な援助を行っています。園の基本理念である「他人に迷惑をかけずに、いたわりの心を持つ園児に」、「互いに協力できる園児に」、「個性を大事に健やかに成長する園児に」、「明るく素直で礼儀正しい園児に」の実現を目指し、日々の保育に当たっています。 1.
キリスト教教育の推進
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いいじまルーテル保育園の保育の特長としてキリスト教教育があります。キリスト教教育は、園運営の原点であり保育を実践する上での指針になっています。イエス・キリストの「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもその通りにせよ」(新約聖書マタイによる福音書7章12節)教えを大切にし、子どもたちは朝の祈り、食事の祈り、帰りの祈りを毎日行っています。朝は、3歳~5歳児は燭台に灯されるろうそくを前に、胸に手を当て讃美歌を歌い、お祈りをします。お祈りをする子どもたちの姿、顔はとても厳かです。1歳児、2歳児は各保育室でサークル(ミニ礼拝式)を行っています。職員は、今日一日子どもたちに実りある保育が行えることを祈り、キリスト教の教えに沿って保育が行われていきます。 2.
モンテッソーリ教育の推進
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いいじまルーテル保育園ではモンテッソーリ教育を推進し、基本として、「障害の有無にかかわらず、全ての子どもは自ら成長していく力(自己教育力)を持っている」点に視点を置き、教育・保育を展開しています。モンテッソーリ教育は個別活動として、発達段階に応じて環境構成を設定して行っています。具体的にはカリキュラムに従って用意された各種教具(既成の物、職員の手作り等)に触れ、幼児の持つ自発的で創造的な関心を段階的に引き出し、教具集中を通して秩序ある自己育成を促し、育成していきます。ルーテル保育園ではモンテッソーリ教育のカリキュラムを「日常生活の練習」(#1~♯29)、「感覚教育」(#1~#43)、「言語教育」(#1~#42)、数教育(#1~#35)とし、各#1から、年齢別にカリキュラムのNO.が順番に割り振られており、順に覚えることを基本とし(異年齢で行う際は順番通りでないケースもあります)、全体的な計画の附表として展開しています。 3.
幅広い教育の推進
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教育において、3歳以上児では、「国際の時間」、「音楽の時間」、4歳、5歳児の「絵画の時間」を実施しています。「国際の時間」では、英語を学ぶことのみではなく、日本人以外の人々と幼少期から交わることが国際感覚の始まりになることを踏まえ、当園では「体を使って学ぶ英語」とし、国際感覚豊かな講師と身近に接する時間を設けています。「音楽の時間」は、職員のピアノ伴奏に合わせて明るく、楽しく歌い、音感を養っています。「絵画の時間」は、美術大学卒の講師が特別絵画指導に来園し、子どもたちの創造力の芽を育み、上手に絵を描くことより子どもの持つ感性を伸ばしながら、子ども一人ひとりが持っている力を育むよう展開しています。当園では、心身の活動を十分に行い、基礎体力を養い、また、日頃の職員以外の大人と交流を持つことで視野を幅広く広げるよう支援しています。 4.
次期幹部職員の育成
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法人では、人材の確保・定着と保育の質の向上に向けて、研修とマニュアル、自己評価、OJTを複合した保育者育成に戦略的に取組んでいますが、当園及び法人系列園全体として人材の採用・定着等に苦慮し、工夫・努力をして取組んでいます。職員動向については、法人系列園間の異動等により主任クラスが手薄であることが鑑みられます。職員の補充は急務ですが、系列全園の体制を維持するためには園長の存在は重要であり、主任クラスからの昇格を考えて施行すると、保育実務の核となる主任が不足することになります。キャリアアップ制度を最大限有効活用し、早期に次期幹部職員の育成に努めていかれることを期待しております。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(18件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。