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第三者評価の結果

ニチイキッズ美しが丘保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2026/03/13
受審回数
2回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

ニチイキッズ美しが丘保育園の概要

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●ニチイキッズ美しが丘保育園(以下「園」という。)は、横浜市北部に位置し、東急田園都市線「たまプラーザ駅」から小田急バス新25系統「新百合ヶ丘駅」行に乗車して約5分、「平川」停留所で下車後、徒歩約3分の閑静な住宅地にあります。園舎の入る建物は鉄骨造地上2階・地下1階建てで、その1階部分を園専用として使用しています。青葉区は比較的新しく開発が進められた地域であるため、周辺には畑や緑地が点在し、豊かな自然が今も息づいています。園から徒歩圏内(約1㎞以内)には、特色のある公園や緑地が複数存在し、子どもたちが日常的に自然に触れ合える恵まれた環境が整っています。 ●園の運営主体は、株式会社ニチイ学館(以下「法人」という。)です。法人は、1968(昭和43)年12月に医療関連事業を開始し、2003(平成15)年には保育事業へ参入しました。現在は、医療関連事業・介護事業・保育事業・ヘルスケア事業を主要領域として展開しており、保育事業においては認可保育園を中心に、全国47都道府県で350か所以上の保育関連施設を運営しています。2025(令和7)年4月1日現在、法人は本社(東京)をはじめ、6支社、12支部、88支店、12営業所を有する体制を整えており、当園は、関東第二支部(東京都新宿区)の管轄下にあります。 ●園の敷地面積は1,274㎡で、園舎と258㎡の園庭を備えています。園舎の延床面積は372.16㎡で、乳児室・ほふく室、保育室、遊戯室、調理室、事務室、各種トイレ(乳児用・幼児用・ユニバーサル)を配置しています。定員は0歳児6名、1歳児12名、2歳児15名、3・4・5歳児各19名の計90名です。保育室は0歳児、1歳児、2歳児、3~5歳児室の4室で構成され、1・2歳児室は可動式間仕切りで分割可能です。3・4歳児は低い可動棚でエリア分けし、5歳児はロールカーテンで必要に応じて空間を仕切れるようになっています。園では、乳児保育、産休明け保育、障害児保育、延長保育(7:00~7:30〈平日・土曜〉、18:30~20:00〈平日のみ〉)、一時保育(定員内)を実施しています。また、特徴的な取組として、STEAM教育を導入しています。Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5分野を横断的につなげ、子ども自ら考え、表現し、挑戦する力を育むことで、小学校教育への円滑な移行を目指してい ます。 1.

遊びと学びをつなぐ保育の取組

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園では「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ」を保育理念とし、家庭的で開放的な環境と豊かな自然の中で、子どもの感性と主体性を育む保育を行っています。クラス活動と異年齢児交流を柔軟に組み合わせ、子ども同士の自発的な関わりを促すと共に、興味や発達に応じた遊びを選べる環境を整備しています。室内ではリズム遊びを中心に、外部講師によるリトミックや体操教室(3~5歳児)を取入れ、十分に体を動かす機会を確保しています。近隣の保育園との公園交流やドッジボール大会等、地域とのつながりを生かした活動も行っています。また、恵まれた自然環境を生かし、天候が良い日には子どもたちが自ら選んだ公園へ出かけ、草花や昆虫に触れながら自然体験を深めています。園内では野菜の栽培や熱帯魚の飼育を通して、生き物を大切にする心を育んでいます。さらに、外部講師による英語教室で異文化への関心を広げています。3~5歳児にはSTEAM教育を導入し、遊びや活動の中で生まれた気づきや疑問を、調べる・話し合う・作る・実験する等の探究活動へ発展させています。こうした学びを通して、子どもの感性や主体性をより豊かに育むことを目指しています。 2.

ワーク・ライフ・バランスを重視した職場づくり

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園では、職員が働きやすい職場づくりを重視し、職員会議やミーティングを活性化させることで円滑なコミュニケーションと職員との合意形成を図っています。報告・連絡・相談が日常的に行われ、意見を素直に伝え合える風通しの良い職場環境が整っています。職員配置は市の基準を満たしており、園長・主任が積極的に保育に入り、ベテランのフリー職員が支援することで、残業のない働きやすい体制を実現しています。シフトは職員のニーズに応じて柔軟に調整し、育児休暇からの復職時には固定勤務や短時間勤務等、希望に沿った働き方を取り入れています。法人では、産休・育休、介護休暇、生理休暇、公民権行使、ドナー休暇等の制度に加え、結婚休暇(連続3日)、夏季休暇(1~3日)、さらに「家族愛休暇」を設けています。「家族愛休暇」は、時効で消滅する年次有給休暇を介護・子育て・看護等に充てるために積み立てられる制度で、年間5日、最大30日まで利用でき、ワーク・ライフ・バランスの確保に大きく寄与しています。福利厚生も充実しており、住宅手当(8千円~2万円〈保育士:5年間〉)、引越し費用補助(上限30万円)、宿舎借上げ支援(上限月額8万2千円)、法人保育園の利用補助(1万円)等が整備されています。また、メンタルヘルス対策として「こころの相談窓口」を設置し、電話・対面・WEBでのカウンセリングを受けられる制度を整えています。 3.

体系的な人事評価とキャリア形成の仕組み

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法人では、「保育スタッフ職責と業務一覧」により、一般職から管理職まで8段階の区分を設け、求められる職責・業務・専門知識・姿勢や能力を明確にしています。また、キャリアアップシートを用いて、保育業務に関する20項目(報連相、コミュニケーション、チームワーク、子どもの最善の利益、STEAM教育、虐待防止、保護者対応等について等を理解度と実践度の1~5段階で評価し、最終的にA~Dの評価にまとめています。評価は自己評価、園長の一次評価、SVの二次評価を経て人事評価に反映されます。さらに、自己評価シートと課題表を用いた園長面接が行われています。自己評価シートでは、保育理念、子どもの発達援助、保護者支援等18項目について、細目ごとに4~1の評価を行い、総合点でスキルの達成度を把握します。課題表には、個人の年度課題や改善策、自己評価、施設長コメントを3年間に渡り記録し、職員の成長と評価に活用しています。また、目標管理制度も導入されており、目標管理シートを用いて目標項目、達成レベル、方法について自己評価・一次評価・二次評価・最終評価が行われています。加えて、規律性・責任性・強調性・積極性等の勤務態度についても同様に評価され、総合的な人事管理制度が構築されています。 4.

自然と食をつなぐ食育プログラム

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園では、全体的な計画やクラス別の年間・月間指導計画に食育を位置付け、「年間食育実施計画」を作成し取組んでいます。ベランダのプランターでは、ブロッコリー、キャベツ、大根、トウモロコシ、スイカ、キュウリ、ナス、オクラ、ピーマン等、多様な野菜や果物を栽培し、子どもたちが収穫を楽しんでいます。給食は委託ですが、食育活動は保育者が企画し、毎月担当クラスが実施しています。今年度の内容は、4月:野菜の栽培、5月:ソラマメの殻取り、6月:野菜の栽培、7月:トウモロコシの皮むき、8月:野菜スタンプ、9月:スイートポテトづくり、10月:お月見団子づくり、11月:箸の持ち方・使い方、12月:クリスマスバイキング、1月:七草粥、2月:お弁当づくり、3月:お別れクッキングです。また、七草粥、節分カレー、ひな祭りのちらし寿司、こどもの日のこいのぼりパイ、七夕のそうめん汁やキラキラゼリー、七五三メニュー、和食の日等、日本の伝統行事に合わせた行事食も提供しています。保育室と厨房が互いに見えるオープンな環境により、子どもが日常的に「食」を意識できるよう工夫されています。食事は家庭的で楽しい雰囲気を大切にし、子どもが達成感を持てるよう、個々に合わせた量を提供しています。さらに、毎月「食育レター」や献立表を保護者に配付し、玄関には当日の昼食やおやつを展示してレシピも公開する等、家庭での食育支援にも力を入れています。 5.

地域と連携した子育て支援の取組について

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園では、一時保育や子育て相談、高校生の実習受入れを行い、区の子育てフェスタにも参加しています。また、外部講師による英語やリトミック教室を一般に開放しています。建物は耐震構造で、災害時には業務に支障のない範囲で地域住民を受入れることを想定し、自治会と連携して災害時対策を協議しています。一方、騒音の課題により園庭の使用が制限されており、平日午前の園庭開放や毎月の子育て広場は現在実施できていません。また、建物の広さに限りがあるため、保育室内で地域の方を招いた行事を行うことも難しい状況です。今後は、現在の取組みを広く周知すると共に、区のネットワーク事業を活用し、地域の子育てサークル等が行うイベントでの育児講座や相談支援等、地域における子育て支援の一層の充実が期待されます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 30/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 6/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 10/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 14/18項目
「よい水準」でなかった項目(15件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)

b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)

b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)

b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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