- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2023/10/23
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
くるみ保育園の概要
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都市開発による団地建設を契機に開園してから60周年を迎え、創始者の志をしっかり継承し、親子3代による経営も盤石です。園舎も新たに建て替えられ、次世代に向けたハード面・ソフト面の環境を充実させ、今年の4月より新園舎で子ども・保育士共々気持ち新たに園生活を楽しんでいます。また、園庭は広く、遊具も充実し、園庭での栽培活動も活発に行い収穫した作物は給食で提供される等、食育にも積極的に取組んでいます。 保育理念に「心に太陽を・くちびるに歌を」を掲げ、常に明るさを忘れず、歌を歌うことで本人、他人を励ます力になることを心得、この理念が園全体に浸透し、子ども・保育士の行動にも表れています。利用者アンケートからも職員の接遇の良さ、クラス・学年を超えて一人ひとりの園児の名前、保護者の顔を全保育士が覚えており、送迎時等での声かけや気にかける姿勢は保護者の喜びにつながっています。近隣には卒園者も多く、園・地域との関係性は良好であり、協力的な友好が継続して図られています。 1.
近隣、保護者との関係性について
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創始者の意向として近隣住民、保護者に寄り添う運営を志しています。自治会の困りごとには前向きに取組み、協力しています。例えば、新園舎建設では道路からセットバックして駐車場を整備し通行を妨げることのないよう改善を図り、そしてこの駐車場を近隣住民にも開放する等親身に考え、諸々自助努力で解決する方針で運営が成されています。また、毎朝、副園長は玄関前で全園児・保護者へ笑顔で挨拶・声かけを行い、その姿・光景は明るく穏やかな安心感を与え、子どもたちに1日が始まるわくわく感と保護者にも安心して仕事がスタートできるよう、安定感のある雰囲気で迎え入れる等、園の在り方の基本が見られます。 2.
職員の流動性について
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職員採用及び人材育成が最重要課題とされています。内部統制(理念、保育意識の理解)にも取り組まれていますが、職員整備は新規採用を基本に採用計画が成されています。安定化には、期待する職員像に向けた教育計画を外部の支援も検討して構築していかれることを期待します。 3.
ICT化に向けて
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現在の保護者、職員の年代はITへの抵抗は少なく導入には前向きなため、推進することの希望は多いと考えられます。職員については保育書類が手書きベースをIT化へ移行することで業務軽減につながり、流動性を高くすることへの要因になることが期待されます。紙ベースは劣化や場所の確保等、管理の適切性に欠けることが懸念されます。また、玄関のモニターを有効活用し保護者への周知・案内に活用する等、一考されると尚良いでしょう。 4.
規定・書類の見直しについて
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職員の各種規定について、時間の経過による内容の見直しや、不足している規定等が見受けられ、改訂等が求められます。また、社労士の顧問契約を生かし、存分に活用及び充足することによりコンプライアンス遵守の周知・浸透を期待いたします。また、保護者への書類についても、現代に則した見直しをしていかれることが望まれます。 5.
企業統治について
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ガバナンス(企業統治)を懸念されていますが、計画の立案(透明性)、業務の可視化、社内ルールの明確化と周知、責任の明確化(理事長と園長・副園長・役員会)等、今後ガバナンスを強化することで経営及び運営のリスク軽減を図り、取組んでいかれることを期待いたします。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(26件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的保育の手順が文書になっている
原文: 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。(Ⅲ-2-(1)-①)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。