- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/04/14
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
桜ヶ丘保育園の概要
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●桜ヶ丘保育園(以下、当園という。)は社会福祉法人親正会(以下、法人という。)が運営する認可保育園です。園長の祖母が地域の子育て支援としての園になることをモットーに空地であった当地で開設し、その後、母・子である現園長とつなぎ53年を迎え、歴史がつながれた保育園です。令和4年2月に園舎建替を行い、新園舎にて心機一転のスタートとなっております。 ●当園は、JR線「東戸塚駅」よりバス・徒歩で10分ほどの閑静な住宅街の一角に位置し、近隣地域の利用が多いことが特徴です。周辺には多くの緑地や公園が点在しており、四季折々の樹木や花々、野鳥等を楽しむことができる自然豊かな場所に位置しています。また、園舎は里山の特長を生かした設計になっていることで子どもは楽しく利用ができています。この地域の特徴は、都会の利便性と自然の調和が魅力のエリアです。横浜市の中心部からも近く、生活環境も整っています。地理的には、丘陵地帯に位置しており、標高が高い場所からは横浜の街並みを一望することができるため、眺望の良さも魅力の一つとなっています。 ●園舎は、閑静な住宅街に溶け込み、園の看板も大きく掲げず、玄関入口にはスタイリッシュに「桜ヶ丘保育園」と表示されています。玄関を入ると、正面に陽の光によって色が変わる園の表示に洗練されたセンスが感じられ、園舎内随所にも元建設業で設計経験のある園長の厳選により、建具、壁紙、角の配慮等、計算された美しい設計が優しく温かい雰囲気を醸し、子ども、保護者の目線に立った様々な工夫が成されています。当園は、6ヶ月から5歳児まで定員84名の6クラスにて年齢別保育を実施し、複数担任制にて、環境を生かし、「すこやかに おだやかに 育て おさなご」の指針の通り、伸び伸びとした保育を実践しています。 ●当園は豊富な行事、保護者参加の行事が多数計画されています。これにより保護者と保育園との距離感が近くなり、日々の保育の理解や、保育リテラシーも高くなることが期待されています。また、クライミング設備や、外部講師による体育指導等による体力体幹を育むための取組み、さらに、食育として、「食を営む力の基礎」と題し、通年計画を立て、野菜の生長の観察・記録、クッキングを通して食材に触れ、調理をする等、食育活動に積極的に取組んでいます。 1.
子どもの主体性の尊重について
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当園で恒例となっていた「生活発表会」を惜しまれつつも見合わせる決定を行い、改めて子どもの真の自主性、協力性を追求した取組みを進めています。取組として、①「子どもが大人にやってもらえると思わない」、②「子ども自身で望むことを支援する」を基本姿勢とし、子どもたち、保育者共々の意識改革に取組んでいます。例えば、行事に向けて、興味ある子どもは自分たちでダンスを覚え、互いに教え合い、または、違った形(応援等)で行事に協力することを子ども自身が考えて取組む等、活動する導線を引いて支援しています。これにより子どもたちが互いに学び合う関係が育まれ、保育方針の具現化の一環につながる姿勢となっています。 2.
体幹・知力を育む
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園舎内の広いホールにクライミングが壁一面に設備され、空・雲等が描かれた壁には色々な形の石や楽しいハシゴ等が付き、下には厚いクッションが敷かれ、安全面に配慮が成されており、空に登っていくかのように楽しめる造りになっています。クライミングにより、子どもの精神力・集中力や想像力・判断力が育まれ、体幹、身体の柔軟性が鍛えられると共に、手足に負担をかけない登り方ができるようになり、体形や動きのバランスも良くなるトレーニングとなっています。また、基本的マナーも伝え、子どもたちが安全に楽しめるようにしています。加えて、毎週の体操指導や、積極的な戸外活動により、歩く・走る、起伏でのバランス感覚等、基礎的体力促進に取組んでいます。 3.
食育への取組
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当園では、通年「食を営む力の基礎」として食育に取組んでいます。食は生きる上での基本であり、知育、徳育及び体育の基礎となり、様々な体験を通じて食に関する知識と、食を選択する力を培い、健全な食生活を実践できるよう力を入れて取組んでいます。食育活動では、食の素材を見て・触って・匂いを感じ、自然体験により食の貴重さを知る機会を設け、食料(命)の尊さを理解できるように取組んでいます。例えば、サンマを用いた食育では、これまで海で生きていて自分たちに届いた目の前のサンマを見、触り、焼いて、食すことで、「命あるものをいただく」を実感し、「命をつないでいる」ことを学習できています。これらの取組により、命の感謝と共に残さず食事をするきっかけになり、食べる力=生きる力を育んでいます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(25件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
c・改善に期待転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。