- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/03/26
- 受審回数
- 3回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
わおわお保育園の概要
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●わおわお保育園(以下、当園という。)の運営主体は、社会福祉法人わおわお福祉会(以下、法人という。)です。法人は、平成15年から待機児童の解消とこれからのグローバル社会における日本の将来を担う子どもたちの基礎教育と育成を命題として保育園の展開を図り、現在、横浜、川崎、東京都に保育園8園を経営し、常に「変化し続ける社会福祉法人」として躍進しています。わおわお保育園は平成16年4月に開園し、急変する時代に対応しながら地域に根付いてきた保育園です。 ●当園は、JR南武線尻手駅から徒歩15分程度の住宅街に位置しています。江ヶ崎、矢向地域は、鶴見川東岸にある横浜市の飛び地的な地域であり、鶴見川、横須賀線、第2京浜に囲まれ、横浜市とのアクセスよりも川崎市幸区とのアクセスが便利な地域でもあります。この辺りはマンションや一戸建て、集合住宅等が建ち並び、近隣には区立矢向中学校や、矢向一丁目公園、学童保育や、総合病院、老人保健施設等があり、保育園も地区内に数件点在する地域です。 ●当園は、定員150名(0歳~5歳児)の大規模保育園であり、園舎は中央に大きなホールと左右に保育室を構えた鉄筋2階建てで、園舎の前には人工芝が敷き詰められた広い園庭を有しています。園庭には木で造られた大型固定遊具の滑り台・ジャングルジム、雲梯を設備し、キウイ棚で日除けされた砂場等を設け、テーマカラーで彩られた門構えと定着したロゴ、大きな窓を施した伸びやかな園舎が印象的な保育園です。設立当初から英語・知育を取り入れ、保育士には資質向上に向けた研修制度を積極的に実施し、子ども・保護者等の満足度の向上を目指しています。 1.
「子育てステーション」の実践
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法人が打ち出した「子育てステーション」は、実践を令和8年に置き展開を図っていましたが、「こどもまんなか社会」の実現を目指し、国が「子ども家庭庁」を設立し「かかりつけ相談機関」としての保育所の新しい役割が義務化されようとしています。今まで取組んできた「子育てステーション」という目標は、子ども家庭庁設立に伴い、国の施策としての色彩が強くなりはしたものの、役割や目指す在り方として、保育園が「地域の駆け込み寺」、「情報発信機関」、「子育て支援機関」、「虐待の見守りと防止」を担うと云った視点は変わるどころか、より強く期待されることは確実であり、そのための体制の強化が急務です。その役割を果たせるよう、従来の方針「子育てステーション」をより早く、より強化するために、職員に対する従来の接遇、ソーシャルワーク、地域の保護者の相談を受ける保育スペシャリストの育成は、中・長期ビジョンとして目指し続けています。人口減少に伴う少子化等、保育所の役割も多様化されます。その中で地域に選ばれる園から、「選ばれている園」を目指していきます。 2.
職員の確保と定着、育成に関する基本的考え方
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中・長期計画を実現するためにも、また、最低限、保育の質を堅持するためにも職員の十分な確保が必要です。昨今は保育士不足が恒常的となっており、欠員に伴い補充が難しい状況にあります。園の施策として、離職率を抑える取組をここ3~4年程強化しています。その取組により、ここ数年は途中退職はありません。園としては、職員も育ちつつあり、離職率も抑えることができていますが、法人全体としては系列園の人員不足に伴う異動(系列園職員補充)の影響を受けることに対し、職員育成の継続性と園の将来構図への不安があり、大きな課題となっています。離職率を抑えることはビジョン達成に向けて必要不可欠であり、常に「子どもにとって」を第一に考えています。その対策として、自己評価に「実践できたこと」、「できなかったこと」を明確化し、次年度の目標や取組に反映させています。職員自身もチームで働くシナジー効果を実感することで、支え合う、一人じゃないという安心領域の中、働くことが大切と考え、どのような取組においてもチームワークや連携を一番に掲げられるようになりました。働き方改革も園長が示すことと、職員の希望が融合できるよう調査及び進捗の報告をするよう積極的に進めています。 3.
「選ばれる保育園」を目指して
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コロナ禍による園庭開放や地域子育て支援事業での参加者数、近隣のマンション等の建設の減少等、子どもの人口減少をダイレクトに痛感しています。現実を踏まえ、また当園が将来のためにできることを考え、地域に根差して20年の当園を、「地域に再認識してもらう」、「利用者に足を運んでもらう」、という「初心」を重要視し、他、ホームページ、インスタグラム、地域と共にイベント開催、家庭に居る子育て母子のフォロー等、地域の子育ての「駆け込み寺」、「情報発信機関」、「子育て支援機関」、「虐待の見守りと防止」の中心施設であることを、今後、さらなる広報活動に力を入れる取組に期待いたします。今年度は特に、鶴見区の子育て機関の方に園のチラシ配布の協力をいただき、町内会の回覧板や町内会長に園だより配布の依頼を交渉する等、努力しています。また、子育て支援の「タスクフォース」として、職員を知ってもらうというコンセプトの「職員運動会」を近くの公園で開催する等、斬新なアイデアで取組みました。利用者に選ばれる保育園として、地域に選ばれる保育園として、そして、職員に選ばれる保育園を目指して、さらに取組んでいかれることを期待しています。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
全45項目よい水準(a) 41/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 9/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 15/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 17/18項目
「よい水準」でなかった項目(4件)をひらく項目をとじる
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。