- 評価した機関
- 株式会社フィールズ
- 評価結果の確定
- 2024/02/27
- 受審回数
- 2回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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1)子どもの育つ力を信じ、主体性を尊重しています 子どもの個性を尊重し、子どもの育つ力を信じ、乳児であっても主体性を大切に保育しています。保育士は一人ひとりの子どもの様子に気を配り、得手不得手、好き嫌いを把握しています。クラスだよりや日誌には子どもの様子が詳しく記載され、個性が大事にされていることがわかります。発達状況を踏まえ、その子の気持ちを大切にし、得意なもの、良いところを伸ばす保育を行っています。 2)保護者と協力して運営に当たっています 入園前の説明会で保護者会等について十分に説明し、理解を得ています。保護者会代表は運営協議会委員になり、法人の運営についてともに検討しています。保護者会は行事等園の保育に協力するとともに、園への意見・要望を取りまとめ、年2回行われる三者懇談会(理事・職員・保護者)に提出しています。三者懇談会にはクラス代表が1名以上出席し、改善内容を法人や職員と建設的に検討しています。保護者会を設置しない施設も増えるなか、双方の協力によりより良い園運営に向け取組がされています。 3)地域に根差した保育・子育て支援を展開しています 近隣や町内会とのつながりを大切にしています。「なつまつり」や音楽会など地域住民も参加できる行事を実施しています。地域の園への協力については「園だより」に記し、地域あっての園であることを保護者に周知しています。「鶴見区子育て教育懇談会」で園長が代表委員を務めています。近隣の保育園とともに出張保育に年2回参加し、園内では地域子育て支援講座を年数回実施しています。一時保育は定員4~6名で専用保育室を設定して行い、園庭開放を月2回実施しています。 4)新たな保育士確保のルートが期待されます 現状では園内清掃や整理整頓作業、新規雇用職員への研修などが十分に行えていると言い切れず、保育士増に課題がありますが、直接雇用による確保が難しいため、採用方法の改善に努めています。園では、今後養成校への訪問などを計画しています。また卒園生の中に保育士等になって園に戻った人や、SNSで園を広報しようと準備をしています。今後卒園生との連携・交流を進めたいとも考えています。これらの取組が人材確保につながることが期待されます。 5)個別対応に工夫が期待されます 一人ひとりの個性や違いを大切に保育を行っていますが、個別対応に課題がみられます。アレルギー対応では、除去食は個別対応ではなく、クラス単位の除去食となっています。ヒヤリハットでの報告でも、個別の見守りに課題を感じます。人員の問題がある中ですが、一人ひとり違いを重視し、個別に対応することと、見守り体制の強化を図ることが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(23件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 災害時の対応
避難訓練の頻度と、災害時の引き渡しルール・連絡手段を聞くと、緊急時の動きが具体的に分かります。 - 感染症への対応
感染症が出たときの保護者への連絡方法と、登園を再開できる基準の運用を聞くと、流行期の対応が分かります。 - 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - プライバシーへの配慮
写真・動画の取り扱い(SNSやおたよりへの掲載方針)と、着替え・おむつ替え時の配慮を聞くと、個人情報への姿勢が分かります。 - けが・事故時の対応
けがや事故が起きたときの応急対応と保護者への報告の流れを聞くと、安全管理の実際が分かります。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社フィールズ による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。