- 評価した機関
- 株式会社フィールズ
- 評価結果の確定
- 2024/03/01
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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1)一人ひとりを大切にし、子どもの自主性を育てる保育を行っています 保育目標に「ぼくもわたしも一人ひとりが主人公」を掲げています。子ども一人ひとりを理解し、丁寧に向き合うことを心がけています。子どもの気持ちを尊重し、主体的に遊んだり活動できるよう環境を整えています。幼児クラスでは、自分たちで相談して決める事を学べるように見守ります。夏祭りには、お店を出したり、魚釣りゲームや劇をやったりと自分たちがやりたい事を企画しています。昼食時は自発的に盛り付けや食器運びをし、室内の好きな場所に机をどう配置するか、友だちと一緒か一人か等を自由に決めて食べています。活動の準備や片付けを協力し合って行っています。子ども達は自分で成し遂げたという達成感を感じることで、自信につなげています。諸君は、個人差を尊重し、各々の意欲や達成感が持てるように援助し、活動や遊びが広がるような関わりをしています。 2)子どもの生活と遊びを豊かにする保育に取り組んでいます 天候が良ければ、積極的に園庭遊びや戸外活動に出かけています。歩く事、自然に触れる事を大切にしています。食育の取組では、園庭で火をおこして魚を焼いたり、梅ジュース作り、クラスでご飯を炊く等行っています。土づくりにも挑戦しています。日常的に異年齢で交流したり、幼児クラスでは異年齢縦割り保育を実施しています。お互いにルールを守り、年下のお友だちを気遣ったり、協力し合うことで成長しています。コロナ禍後の地域住民との交流や、年長児交流会も機会が増えてきました。色々な経験を通し、子どもが健康で豊かな感性が持てるよう育んでいます。 3)地域との連携と地域への支援を行っています 隣が総合病院、階下が薬局、隣接して友の会会館があり、連携するとともに地域との交流が多くあります。近隣の小学校からは運動会やフェスティバルなどの行事に招かれています。園の夏祭りには地域の人を招待したり、近隣住民から笹や柊をもらったりと積極的に地域との交流を深めています。高齢者施設との交流もあり、コロナ禍で訪問出来ない時には手紙のやり取りをしています。地域子育て支援として園庭開放、育児講座、講習会、交流保育等を定期的に開催し、参加者が増えています。 4 )中期計画の実践が期待されます 「法人・保育園中期計画」(2024~2028年度)の骨子ができています。今年度末の理事会承認後に正式な計画となります。法人としての重点課題と計画、系列園各園の中期計画と計画内容を明文化しています。矢向あけぼの保育園では、5か年計画の中に保育事業、施設整備、人材育成、防災、地域貢献、あけぼの後援会、エコ活動等の項目をあげ、具体的な取組をあげています。今後、取組の実践が期待されます。 5)職員の育成に向けた仕組みの明確化が期待されます 組織として職員の職務や必要とする知識・技術水準は職員個別評価シートに明示してあります。職員が自らのキャリアに見通しを持てるよう、個別研修計画と連動し、個別目標を明確にして、達成度と取り組み状況を評価する仕組みづくりが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(22件)をひらく項目をとじる
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 災害時の対応
避難訓練の頻度と、災害時の引き渡しルール・連絡手段を聞くと、緊急時の動きが具体的に分かります。 - 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - 職員の育成
職員の研修体制や育成の取り組みを聞くと、先生たちが学び続けられる環境かが分かります。 - 職員の働きやすさ
職員の勤続年数や配置の安定性を聞くと、先生が定着しやすい職場かどうかの手がかりになります。 - 入園時の説明
入園時にどこまで説明があるか(重要事項説明書の範囲・慣らし保育の進め方)を聞くと、入園後のずれを減らせます。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社フィールズ による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。