- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/01/09
- 受審回数
- 2回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
わおわお大倉山保育園の概要
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
●わおわお大倉山保育園は、東急東横線の大倉山駅からエルム通りを歩いて7分程度のところにあります。大倉山は、整備された街並みと緑ゆたかな環境の地で、この街の象徴ともいえるギリシャ神殿風の大倉山記念館や、春には紅白20種もの梅が咲き誇る梅林があり、住民のリフレッシュゾーンとなっています。また、園舎北側には、緑深い大倉山公園があり、近くには太尾小学校、大綱中学校もあり、自然と学びに恵まれた地域です。 ●わおわお大倉山保育園は、平成14年に横浜保育室として開園し、平成16年4月に認可保育園に改組され、現在、定員76名、分園に0歳児~2歳児(定員31名)、本園に3歳児~5歳児(定員45名)に分かれて至近距離にて保育を行っています。本園はマンションの1階に開設し、分園は独立した平屋建ての建物となっています。開所時間は平日7時00分~20時30分、土曜日7時00分~18時30分です。乳幼児保育、産休明け保育、延長保育、障害児保育及び、施設開放・交流保育・育児講座・育児相談等の地域支援事業を実施しています。 1.
ほめて、みとめて、はげまして、一人ひとりの主体性を育む保育
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
わおわお大倉山保育園は、保育理念に「ほめて・みとめて・はげまして」~やる気を育て、自分で考えて行動できる子どもを育てる~を掲げ、園ビジョンに「子どもたちの目が輝く保育」とし、子どもの将来において、「価値観が多様化する社会で、何を指針として生きていけばいいのかが見えにくい中、自分の考えや力で生き抜いていける人間に育ってほしい。毎日目を輝かせて夢中に遊ぶことで、生きることを意欲的に楽しみ、自分自身を好きで、友だちや周りの人のことも認められるようになり、挑戦して失敗した事を許せる温かい社会を作っていって欲しい。」と、子どもたちの未来像として明示しています。保育の実施では、9月の保育日誌において、保育士の気づきとして、「異年齢の関わりの中で年下の子に優しく教えたり声をかけたりする姿に年長児らしさを感じてさすがだなと思った。同じクラスの友だちへの声かけも優しいものが多くあり、褒めることで自信につなげていきたい」と記録されています。子どもたちの思いやりと自ら行動できる姿が窺え、園の理念と園ビジョンに沿った保育が実践されているのが分かります。 2.
6つの特徴ある活動の展開
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
わおわお大倉山保育園の保育の特徴として、「知育」、「体育」、「英会話」、「食育」、「リズム遊び」が挙げられます。特に、「知育」についてはコグトレ(認知トレーニング)のプログラムをわおわお大倉山保育園のみで実施し取組んでいます。また、ペーパーワークのみではなく、毎日の散歩(戸外活動の中での自然探究や友だちとの協同遊び等)で育まれる力(=知育)も培っています。「体育」では体育指導者検定有資格者を中心に行い、「英会話」では外部のネイティブ講師により英語の歌と遊びを通して体を動かし、英語でのコミュニケーションで興味・関心につなげています。「食育」活動では、野菜等の栽培や調理体験を行い、「食を営む力」の基礎を身に付けています。「リズム遊び」は音楽を活用して身体的、感覚的、知的に優れた子どもの育成を目指しています。これらの取組は、法人系列園で展開している特徴的な項目です。繰り返しが身に付き生かされていくことが期待されます。 3.
たのしい食育活動の推進
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
わおわお大倉山保育園では、年齢に応じたねらいと内容で食育計画を作成し活動が進められています。 1歳児は「身近な人と食事をする喜びを味わう」「いろいろな友達と一緒に食べることを喜び、食べることを楽しみにする」、5歳児は「菜園活動を通して自然と食事の繋がり、命のつながりを知り、食べ物に関心を持つと共に感謝する気持ちを持つ」「食事のマナーが身に付き、自然の恵みや調理してくれる人への感謝の気持ちが育つ」等のテーマに基づいて食育活動に力を入れています。園舎前に菜園を設け、今年はミニトマト、ナス、きゅうり、スイカ、さつまいも等の多くを栽培し収穫しました。今年前期の食育活動の振り返り欄には、「世話をする中で花が咲いたり実がなったりと成長過程に興味を持ち観察する姿が見られた」また、「収穫した野菜を子どもたちが調理室に持っていき、直接栄養士に調理を依頼する機会を作ったことで、感謝の気持ちを言葉にする姿もあった」と記されています。子どもたちは、栽培体験をして素材が調理されていく変化を楽しみ、自分で作った喜びを経験しています。美味しい食事と保育士の熱意・優しい保育を受け入れて、主体性を持って未来を生き抜く力を育んでいます。 4.
子育てステーションの段階的前進
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
法人全系列園では、「子育てステーション」を目指し、中・長期計画に組み込み進めています。地域の「子育てステーション」として、在園児保護者のみならず、全ての子育て世帯が支援を受けられる場所として、また、地域になくてはならない園となることを目指し、頼れる・開かれた子育てワンストップステーションの実現に取組んでいます。わおわお大倉山保育園の取組では、月3回施設開放を実施し、育児相談は毎週水曜日に行い、交流保育、育児講座を年4回開催しています。昨今、活動状況、保育園を取り巻く環境は厳しい状況であり、人材不足も恒常化する中、目指す意義は理解しても積極的な行動に結び付き難い現状は否めません。また、運営体制については、職員が働きやすい職場の条件として生涯設計が明確になっていること、適正な報酬、職場のコミュニケーションが円滑であることの三つが挙げられ、さらに、働き方改善の工夫を一考されると尚良いでしょう。例えば、保育WEBによる課題解決、プロジェクトチームによる活動等におけるやり方を見直す等、大きな目標に向かって、実現できる小刻みな計画を段階的に実施していかれることを期待します。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(8件)をひらく項目をとじる
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。