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第三者評価の結果

つづきルーテル保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2025/04/14
受審回数
3回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

つづきルーテル保育園の概要

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●つづきルーテル保育園(以下、当園という。)は、社会福祉法人イクソス会(以下、法人という。)の運営です。法人は、横浜市に4園、川崎市に2園及び子育て支援センター、学童保育を展開しています。当園は、イクソス会として一番最初に開園された保育園であり、今年4月で26年目を迎える歴史ある園です。法人全体で、キリスト教の教えを中心にして、神が私たちを愛してくださっているように、私たちも隣人を愛していくことを日々行うことに努め、保育に当たっています。 ●当園は、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北駅」の北西約700m、徒歩約10分程度の閑静な住宅地の中に位置しています。センター北駅及び隣のセンター南駅周辺は、横浜市の副都心機能を有する比較的新しい街区で、園の周辺には、都筑区総合庁舎、保健センター、図書館、郵便局、消防署等の行政機能が集中しています。また、商業施設や高層マンションも駅周辺に集積すると共に、昭和大学横浜市北部病院がある等、園は、利便性の高い立地条件を有しています。一方、これら行政・商業地を囲むように、大小の公園や、緑地、河川沿いの緑道や寺院が点在しており、園の隣接地には市立都筑小学校や牛久保西公園があり、環境に恵まれています。 ●園の特色ある取組として、保育所保育指針に基づく「教育及び保育の内容に関する全体的な計画(以下「全体的な計画」という。)(第1の柱)」と、イエス・キリストの愛とみ言葉に沿って「人生の積極的な生き方」を育む「キリスト教保育(第2の柱)」、幼児の持つ自発的で創造的な関心を段階的に引き出し、教具集中を通して秩序ある自己育成を促す「モンテッソーリ教育(第3の柱)」の3つの柱を基に、0歳~5歳児までの一貫保育に取組んでいます。さらに、保育時間の充実のために、付属の柱として、「国際(英会話)の時間」、「音楽の時間」、「絵画の時間」、「体操の時間」を取り入れています。 〈特長や評価できる点〉 1.

誕生から学齢期までの一貫保育を意図した取組

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当園では、ユネスコが初めて提唱した「生涯教育」を念頭に、「誕生から学齢期までの一貫保育」を意図した保育を行っています。これは、近年成立した「子ども子育て支援法」の理念を先取りする取組として高く評価できます。その中でも、初めて家庭の外の生活を経験する0歳児の養育と、保育の第1の柱である「保育所保育指針」が目標とする「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の完成と、小学校への準備の時期にあたる5歳児の養育を、特に大切にして取組んでいます。0歳児は、初期に担当制を取り入れ、同じ保育者が毎日関わることで、子どもの安心感や信頼感を育み、愛着関係の醸成を図っています。子どもの安心感や信頼感が育まれた後は、子どもの個性や主体性を尊重して、受容的、応答的な関わりに努めています。5歳児の保育では、特に、小学校へのつなぎを重視して、「全体的な計画」に、「小学校との連携」を位置付け、生活習慣の確立や自立心・協同性等の資質や能力を育むと共に、小学校に進学する心の準備のための時間を、日常保育生活の中で計画的に設けています。園生活では、保育の付属の柱である、外部講師による英語、音楽、絵画、体操等の時間が5歳児に全て用意され、就学に向けた生活リズムや卒園行事等が種々企画される等、進学意識への醸成が図られています。「誕生から学齢期までの一貫保育」の入り口と出口に当たる、0歳児と5歳児の養育を特に重視した保育が行われています。 2.

集中と挑戦による自己育成

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園では、保育の第2の柱に「キリスト教保育」を、第3の柱に「モンテッソーリ教育」を位置付け、第1の柱の全体的な計画と共に、3本の柱をもって法人・園独自の保育を進めています。キリスト教保育は、「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という、キリストの愛の言葉を、保育の中で体現していこうとするものです。モンテッソーリ教育は、子どもの集中現象に着目し、それを発展させていこうとするもので、保育室に備えられた各種のモンテッソーリ教具を子どもが自由に選択し、触れることを通して、幼児の持つ自発的で独創的な関心を引き出し、自己育成を促しています。保育者は、アドバイザーとして、幼児の側にいて、幼児の関心が教具に向けられるよう環境作りを行います。園では、特に3・4・5歳児の部屋は、作業の組織化(段階的な学び)が図られ、システム的に教具が準備されています。一定時間、子どもたちが自分で教具を選び、遊びに集中して、さらに高度な教具に取組むことにより、自然に能力開発が行われています。また、教具と併せて、自然や音楽に触れる体験や、リズム遊び、体操等を通して、感性や体力を育む保育を複合することで、生活習慣の確立が図られています。第三者評価での保護者アンケート(以下、「利用者(保護者)アンケート」という。)では、「自分でできる!やってみる!が育まれている」等、モンテッソーリ教育を評価する意見が多数寄せられています。 3.

働きやすい職場作り

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園では、職員の定着に向けて、横浜市の職員配置基準を正規職員で充足した上で、各クラスにベテランのパート職員を手厚く配置する体制を講じて、職員が働きやすいシフト管理を行う等、職員に負担をかけない居心地の良い職場環境作りを行っています。新任職員のOJTは各クラスの副室長クラスのベテラン職員が行っています。また、育児後の保育士の職場復帰を促しており、当園では育児後に復帰した職員が多数働いています。こうした取組により、職員の平均在職年数が13年と定着率が高く、働きやすい職場作りが行われているものと認められます。ワーク・ライフ・バランスが重視され、手厚い職員体制により、勤務のローテーションの中で休暇の配慮が成されています。こうした職員体制によって、保育者が余裕を持って丁寧に子どもたちに関わることができると共に、保護者との連携も円滑に図ることができます。子ども、保護者、保育者にとって正に「ウェルビーイング」な循環が構築されています。利用者(保護者)アンケートでも、「先生の入れ替わりが少なく、安心して預けることができる」、「お子さんを通わせながら働いている先生方が多くいらっしゃるのが、“保育する側”から見ても良い園なのだと思いました」等、職員の体制や働き方を評価する意見が、複数挙げられています。 4.

法人・園独自の人材育成

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法人では、人材の確保・定着と、保育の質の向上に向けて、研修とマニュアル、自己評価、OJTを複合した保育者育成に戦略的に取組んでいます。法人・園の特徴的な取組として、「個人研修計画・評価シート」による園長面接が行われています。シートには、「今年度の研修目標」として、園の目標、法人の目標が明記されています。職員は、年度の研修課題や課題達成のための具体的な研修参加を記載して、年度末に取組の評価を行います。また、キャリアパス研修について、対象者ごとに必要な研修を明記して終了状況を把握しています。園の職員研修は、職員が自ら個人の研修計画を立てて自主的に受講する独自の形式を有しています。なお、職員個々の「個人研修計画・評価シート」は理事長まで回覧されています。また、園長面接時には自己評価シートが活用されています。当該シートは、自己の資質向上を図るための年度の目標を職員に記載させると共に、年度を振り返って評価基準項目8項目について達成度や、子どもとの関わりのエピソード等を問うものです。園長は、年度初めに目標設定等について職員ヒアリングやアドバイスを行うと共に、年度末面接により取組の振り返りと、次年度以降の課題設定等にアドバイスを行う等、職員個々の資質向上に向けて意欲的に取組んでいます。 5.

業務改善に向けた組織的な取組

評価機関の記述 1

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業務改善に向けた法人の独自のシステムとして、「より良い保育を考える会」の取組が挙げられます。これは、各園の各クラス2名以上の職員が、室長(クラスリーダー)と保育の質の向上や業務の実効性を高める為のアイデアを考え、アイデアを各園の各室長がリモートで話し合う機会で、ここで採択されたアイデアは、保育方法や手順、働きやすい職場作り等に反映されています。また、園では、保育方法等について、「ラベルワーク」を取り入れ、3色のラベルを使って、保育内容等の振り返りや、評価、課題、改善点等を職員間で話し合っています。また、園長は、経営改善や業務の実効性を高めるため、主任や室長と日常的にミーティングの機会を設け、保育の質の向上や働きやすい職場作りに向けて、意欲的に取組を進めています。 〈今後期待される点〉 1.【持続可能な園運営に向けた計画的な取組に向けて】 園では、職員体制を手厚くして、子ども、保護者、保育者の「ウェルビーイング」の好循環を実現しています。一方、経営面では、近年人件費比率が大きなウェイトを占めており、経常的な収支バランスが懸念されます。一般的に、人件費比率70%、園運営のための事務費と子どものための事業費を併せて30%が、健全な運営の目安とも言われています。今後は、持続可能な園運営を行っていくために、サービス水準の維持を前提として、職員の加配加算等による収益増や圧縮を図る項目等、収支バランスの均衡に向けた計画的な取組が求められます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 32/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 6/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 14/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 12/18項目
「よい水準」でなかった項目(13件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)

b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)

b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)

b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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