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第三者評価の結果

レインボー保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2024/03/08
受審回数
2回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

レインボー保育園の概要

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●レインボー保育園(以下、施設という。)は、JR並びに横浜市営地下鉄の戸塚駅の北西約2㎞、 同駅からバスで10分程の「第二工業団地中央」バス停から徒歩1分の印刷工業団地の中に位置しています。施設は印刷工場と集合住宅の一角にありますが、周辺は閑静で、日当たりも良く、屋上園庭からは晴れた日には丹沢の山並みも遠望できます。都市部の施設にあって、屋上園庭でのびのびと大きな声で遊んでも周囲を気にすることがないことは、子どもたちの育成にとって大きなメリットです。さらに、施設から少し歩けば、畑や緑地等が点在し自然環境にも恵まれています。工業団地の周囲一帯は住宅地ですが、近隣には数か所の児童公園が点在し、神奈川県立上矢部高等学校、横浜市立上矢部小学校等の文教施設や、横浜市上矢部地区センター、消防署等の公共施設があり、保育環境に優れた立地条件を有しています。 ●施設は、昭和46年6月に印刷工業団地内の託児所として開園しました。「施設は印刷工業団地の組合員の福利厚生施設のため設立されたもので、当時の組合の目標理念が「高福祉と高環境と高実績」の達成であり、施設は「高福祉の花」として作られました。」とホームページに記載されており、組合員待望の施設であったことが伺えます。その後、昭和49年11月に厚生大臣(当時)の認可を得て社会福祉法人レインボー保育園(以下、法人という。)を開設しました。平成2年4月に0歳児保育を開所し、平成6年4月に地域活動事業「のびのびひろば」を開始し、平成14年4月には開設場所から数十メートル離れた現在地に園舎を新築・移転し、併せて分室「レインボーひろば」を新築・開設しました。平成19年10月には横浜市から戸塚区私立保育園育児支援ひろば常設園の指定を受けました。そして、令和3年6月に開園50周年を迎え、長年のノウハウを培った歴史ある保育園です。施設は、昭和46年に印刷工業団地内の託児所として開設されました。以来、この団地内で50余年施設運営が行われています。保護者には卒園生も多く、毎年、園児制作の壁画(鉄板)の付け替えをしてくれる工務店も卒園生です。開設当初から父母会があり、施設の職員が参加・事務局を担当する等、保護者と協働で子育てを行っています。施設は、保護者・地域と共に歩み、育まれてきた保育園です。 ●本園の定員は0歳児・1歳児18名、2歳児~5歳児各42名の合計60名です。園舎は、鉄筋コンクリート造り3階建てで、1階には送迎用の玄関フロア、事務室、調理室と延長保育や会議等、多目的に使う「にじのへや」があり、2階には3・4・5歳児の幼児保育室「もりのへや」、3階には0・1・2歳児の乳児保育室「おひさまのへや」が設定されています。屋上は園庭となっており、日常と、夏季のプール遊び等に活用しています。分室「レインボー広場」は本園から50m位離れた場所にあり、園児の絵画・造形指導や音楽教室等が行われる木造平屋建ての建物と、地域の子育て親子への園庭開放や交流保育等を行う土の園庭を有しています。また、地域の子育て支援事業として、分室園庭(冬季は屋上園庭)で「わくわくひろば」を実施し園庭開放を行うと共に、保護者の相談にも対応し、戸塚区の保健センターと連携して赤ちゃん教室を実施する等、地域の子育て支援拠点の機能を発揮しています。 1.

安心感の高い、地域に育まれたレインボー保育園

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法人・施設は、設立当初から保育の指針(基本方針)に“躾十項”を有しており、現在は “大切にしたい10項目”と名称を変え、内容を平易な文章で掲げていますが、その理念は変わらず受け継がれています。“大切にしたい10項目”は保育計画に位置付けられ、知育・徳育・体育として当該10項目に沿った保育を実践しています。また、施設には育児経験があり、保護者の気持ちが分かる経験豊富な保育士が多く在籍し、見守りながら子どもの気付きを促し行動につなげるよう、子どもの個性や感性、自主性を育む支援に努めています。保護者アンケートでも、「子どもの特性を考えて、それに合った対応をちゃんとしてくれる」、「保護者と並走して考えてくれる」、「子どもをのびのびと過ごさせつつ、長い目で見るとしっかり生活習慣等を教えてくれるので安心」等、保護者は保育をしっかり見ていることが覗われます。職員は、クラスだけでなくフロアを超えて、子ども・保護者を理解しており、保護者の相談にも適切に対応しています。保育士のクラス配置も手厚く、さらに、保育内容がホームページや園のしおり、重要事項説明書に加え、園だより、掲示板、ビデオ、連絡メール、給食のサンプル等、様々な広報手段により保護者に提供しています。保護者アンケートでも、保育に対する信頼・安心感を持ったコメントが多く寄せられています。 2.

子どもたちの個性や発達段階に応じて、エンパワーメントを重視した特色ある保育

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施設では、「知育・徳育・体育の三位一体の養育」を基本理念の第一に掲げて、理念に対応する「じょうぶなからだ」・「思いやりのあるやさしいこころ」・「意欲のあるがんばる子」を保育目標に、「からだを使ったあそび」・「音楽あそび」・「造形あそび」を遊びの三本の柱として、子どもの発達段階に沿った指導・支援が行われています。「からだを使ったあそび」では3歳~5歳には外部講師による体育指導を行い、「造形あそび」(5歳児)も外部講師による造形遊びや卒園作品作りの支援が行われています。プレイデイ(体育発表)やのびのびコンサート、作品展等、遊びに関連する月例の行事が多く企画されています。施設には、育児経験のあるベテランの保育士が多く、調査時での乳・幼児担当保育士との面談からも、「子どもに過度に関わるのではなく、子どもを見守り、子どもの気付きを促し、自らの行動につなげる支援をしている」との保育姿勢を伺いました。保護者アンケートでも、「子どもの特性を考えて、それに合った対応をちゃんとしてくれる。保護者と並走して考えてくれる」(2歳)、「子どもの個性に応じた保育をしてくれていると感じる」(5歳)、「他クラスと日常的に関わることができる」(2歳)、「子どもの個別性を尊重してくれていると思う」(2歳)等、取組を評価する意見が多数あります。 3.

保育の指導計画に沿った丁寧な保育

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保育の指導計画は、施設の理念と目標、基本方針、保育所保育指針に沿って策定されています。保育計画は、施設全体とクラス別の年間計画と、クラス別の月間指導計画・週保育計画から構成されています。クラス別の年間指導計画は、四半期ごとに達成する「子どもの姿」、「ねらい」が明記され、評価・反省できる様式となっており、1年間の自己評価も実施しています。0歳児は、月例3か月ごとの「子どもの姿」と「ねらい」を掲げ、子どもの発達を踏まえて2歳未満までの子どもの姿を見据えた計画となっています。四半期ごとの評価・反省、1年間の自己評価についても、年間計画と同様に行っています。週保育計画は、週のねらい、1日の子どもの活動のねらい・活動から構成され、準備・配慮事項や反省欄を設け、詳細な記載が成されています。また、個々の子どもの育成に関する児童票を作成し、各要素の発達状況に応じて、2か月ごとにその状況を詳細に記載すると共に、保護者との面談記録や配慮事項等を記載し、保育に反映させています。各記録の内容も詳細であり、職員が子どもたちを良く観察していることが分かります。経験値の高い保育士が、これらの計画を踏まえながら、個々の児童の発達の状況に応じた丁寧な保育を行うと共に保護者の育児相談にも適切に対応しています。人員配置も手厚く、各クラス2名、フロア計6名の保育士に、フリーの職員が付き、フロア全体が分かるよう配慮されています。保護者アンケートにも、「先生方の子どもへの接し方、声かけの仕方、愛情をかけてくれていることがわかり安心」(1歳)、「丁寧にフレキシブルに対応、運営して頂いていると思います」(1歳)、「作業的でなく一人ひとり見てくれている」(3歳)等の評価や、職員間の連絡体制・連携が良く、職員がどの子もよく知っている、どの職員も相談に乗ってくれる等、保育に対する評価は高く、保護者の安心感、満足感を得ています。総括的な質問項目の「職員はお子さんを大切にしてくれていますか」、「お子さんは保育園で楽しく過ごしていますか」、「保育園の総合的評価の満足」については、概ね満足を含めて満足度は全て100%でした。 4.

施設の紹介や活動状況等の積極的な情報公開

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法人のホームページでは、①保育園の概要②保育園の様子③情報公開(事業計画・同報告、計算書類、役員・監事・評議員名簿、自己評価、第三者評価、定款、役員報酬規程)、行事予定表、今月のレインボーだより、給食室からのお知らせ、個人情報保護方針が掲載されています。また、重要事項説明書をコンパクトにまとめた分かり易い「レインボー保育園のしおり」や、パワーポイントで作成したビジュアルな「重要事項説明書」を入園説明会等で保護者に説明・配付すると共に、ファイルに入れて玄関ロビーに常時設置し、誰でも見ることができるようにしています。また、園のしおりや重要事項説明書は戸塚区内の行政センター等、公共の場所に配架し地域住民の目にも触れるようにしています。この他、玄関ロビーのモニターでは主に午前の保育の様子を、翌日の午前中にそれぞれ観ることができるようになっています。また、誕生会の様子や、感染症発生状況等の重要な情報が、保護者のスマートフォンに伝達されるシステムを採用し、保護者との情報連絡の充実を図っています。勿論、WAMNETにも法人の現況報告書及び計算書類を掲載しています。徹底した情報公開や、保護者とのネットワーク形成は法人・施設として卓越したものと認められます。 5.

地域貢献事業への意欲的な取組

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施設は、地域の子育てニーズを踏まえて、緊急・リフレッシュ・私的利用等に対応する一時保育を積極的に受入れています。さらに、戸塚区で2園しか指定を受けていない「戸塚区私立保育園育児支援ひろば常設園」として、わくわくひろば(園庭開放)、のびのびひろば(育児講座・園児との交流保育・給食体験・離乳食講座等)を実施すると共に、赤ちゃん教室(ベビーマッサージ・遊び・子育て情報の提供・保育相談等)にも取組んでいます。さらに、戸塚を中心にボランティアや生涯学習、市民活動をしている団体を紹介するイベント「とつかお結び広場」に参加し、地域課題の掘り起こしや他団体との関係づくりに取組んでいます。育児講座等を実施しています。また、保育実習でもコロナ禍にも関わらず、大学、短期大学、専門学校からの保育士の育成要望に応えています。通常時には、高校・中学校の体験学習を積極的に受入れ、高校等に出向き、社会人講話として保育園の役割や内容等を伝えています。この他、近隣の高齢者施設との交流(コロナ禍では手紙のやりとり)や障害者地域作業所からのパンの購入、貧困家庭との相談や育児支援・給食提供等、幅広く意欲的に地域貢献活動に取組んでいます。 〈

今後期待される点

評価機関の記述 1

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〉 1.【実効性のある中・長期計画の策定と定期的な評価・見直し】 前回の第三者評価で、「中・長期的なビジョンを中・長期的な計画にまとめることはしていません。」とのコメントを受け、法人では、第三者評価の次年度の平成31年に、令和5年度までの中・長期計画を策定しています。当該計画は、「事業管理」、「財務管理」、「人事管理」、「その他」に分かれており、法人・施設に関わる課題が簡潔に分かりやすく記載されています。一方、それぞれの課題には、「人材の確保と育成」等の継続的に取組むべき課題の他、施設の改修や、諸課題の検討、計画の策定等、達成時期を明確にすべきものがあります。計画の終期が令和5年度ですが、達成時期を明確にすべき諸課題の達成状況が当該計画では分かりません。また、期間中の見直しも行われていません。令和6年から次期の中・長期計画が始まりますので、次期の中・長期計画では、達成時期を明確にすべき課題については達成時期を想定し、毎年の進捗状況を把握して当該計画を見直すと共に、次年度の事業計画に反映させる等、より単年度の事業計画と連携した取組が期待されます。また、中・長期計画の中には、解決が難しい課題もありますので、外部の専門家を交えたプロジェクトを設置する等、解決に向けた実効性のある仕組みづくりを検討されることが望まれます。

評価機関の記述 2

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【職員が、自ら将来の姿を描くことができるよう総合的な人事管理システムの構築】 施設の職員はベテランの職員と非常勤職員が多いため、法人・施設での人事管理システムの構築の優先順位が現在は低いものと思われ、法人・施設では働きやすい職場づくりに注力しています。一方、法人・施設では、これから新卒の職員等、若手職員への世代交代を順次図っていくことを中・長期的な課題として捉えています。一方、法人・施設では、「期待される職員像」を定めていますが、職務姿勢や職員の心構え的な内容となっています。職種ごと、職階ごとに求められる具体的なスキルの水準を明らかにした職員像を示すことにより、若手職員が将来の姿を描けるよう「職員像の提示」や、スキルアップ支援(OJTや計画的な研修等の人材育成)、職務成果が評価される人事基準や、評価と連動する目標管理、給与体系等、総合的な人事管理システムの構築に、中・長期課題として取組まれることを期待します。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 25/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 5/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 9/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 11/18項目
「よい水準」でなかった項目(20件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)

b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)

b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)

b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)

b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)

b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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