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第三者評価の結果

大船ルーテル保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2025/04/07
受審回数
3回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

大船ルーテル保育園の概要

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●大船ルーテル保育園(以下「園」という。)は、JR「大船駅」の北東約2㎞、同駅東口から江ノ電バス「戸塚駅行」約10分、「小菅ヶ谷町」下車徒歩3分程度の住宅地の中にあります。隣接地に「西本郷小学校」、近隣に「西本郷中学校」が存在すると共に、「いたち川遊歩道」や、「飯島南公園」等の公園や緑地があり、恵まれた環境の中に位置しています。 ●園の経営主体は、社会福祉法人イクソス会(以下、法人という。)であり、法人の施設は、キリスト教を基に運営しています。法人は、横浜市に4園、川崎市に2園の認可保育所、子育て支援センター、学童保育(当園敷地内)を展開しています。当園は「大船ルーテル教会」を併設し、主日礼拝式、教会学校等を開催し、法人本部も当園の中にあります。法人全体で、キリスト教の教えを中心にして、神が私たちを愛してくださっているように、私たちも隣人を愛していくことを日々行うことに努め、保育に当たっています。 ●園の定員は、0歳~5歳児までの合計190名です。標準保育時間は午前7時30から午後6時30分までの11時間とし、延長保育、障害児保育、乳児保育、産休明け保育、一時保育を受け入れています。なお、園舎本館3階に学童保育室があり、相互交流が図られています。 ⦅特長や評価できる点⦆ 1.

誕生から学齢期までの一貫保育の取組

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当園では、ユネスコが初めて提唱した「生涯教育」を念頭に、「誕生から学齢期までの一貫保育」を意図した保育を行っています。これは、近年成立した「子ども子育て支援法」の理念を先取りする取組として高く評価できます。その中でも、初めて家庭の外の生活を経験する0歳児の養育と、「保育所保育指針」が目標とする「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の完成と小学校への準備の時期に当たる5歳児の養育を、特に大切にして取組んでいます。0歳児は、初めての集団生活で、大きな不安感を抱きながらの園生活に向かう、精神的・体力的に不安定な時期です。そのため、0歳児には手厚い養育体制を講じています。初期に担当制を取り入れて、同じ保育者が毎日関わることで、子どもの安心感や信頼感を育み、愛着関係の醸成を図っています。保育時間も0歳児クラスは標準時間内で行い、看護師を配置し、乳児の体調管理に万全を期しています。また、5歳児の保育では、特に、小学校へのつなぎを重視して、「全体的な計画」に、「小学校との連携」を位置付け、生活習慣の確立や自立心・協同性等の資質や能力を育むと共に、小学校に進学する心の準備のための時間を日常保育生活の中で計画的に設けています。法人のアプローチカリキュラムに沿った園生活や小学校との交流が図られています。園生活では、外部講師による、国際の時間(体で学ぶ英語)、リトミックの時間、絵画の時間、ダンスの時間が3歳児から用意されると共に、5歳児の3学期以降は小学校生活のリズム移行のため午睡の時間や回数を減らして体を慣らし、卒園行事が種々企画され、園児の進学意識の醸成が図られています。保護者に対しては、年度後半の保護者懇談会や、保護者面談等を活用して、小学校入学準備に関わる相談や情報提供を行っています。 2.

集中と挑戦による自己育成

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園では、保育の第2の柱に「キリスト教保育」を、第3の柱に「モンテッソーリ教育」を位置付け、第1の柱の「全体的な計画」と共に、3本の柱をもって法人・園独自の保育を進めています。キリスト教保育は、「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という、有名なキリストの愛の言葉を、保育の中で体現しています。モンテッソーリ教育は、子どもの集中現象に着目し、それを発展させていこうとするもので、保育室に備えられた各種の教具を園児が自由に選択してそれに触れることを通して、幼児の持つ自発的で独創的な関心を引き出し、自己育成を促しています。保育者は、アドバイザーとして、幼児のそばにいて、幼児の関心が教具に向けられるように環境作りを行います。園では、0歳児後半から五感を使った感覚教育のための教具等に触れることができるように環境を整えていますが、特に3・4・5歳児の部屋は、作業の組織化(段階的な学び)が図られ、システム的に教具が準備されています。貼る・切る・縫う・タオルを絞る・拭く・洗濯や掃除等の日常生活訓練教具、移動五十音、綴り字法等の言語教具、演算子計算、十進法等の数教具、地球儀や国旗、図鑑等の地理教具等、一定の時間、子どもたちが自分で教具を選び、集中し、さらに高度な教具に取組むことにより、自然に能力開発が行われています。また、教具と併せて、自然や音楽に触れる体験や、リズム遊び、体操等を通して感性や体力を育む保育を複合することで、生活習慣の確立が図られています。今回の第三者評価における利用者(保護者)アンケートでは、「モンテッソーリ教育の成果を強く感じる(集中力・発話や言語化能力、巧緻性)」等、モンテッソーリ教育を評価する意見が多数寄せられています。 3.

法人・園独自の人材育成

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法人では、人材の確保・定着と、保育の質の向上に向けて、研修とマニュアル、自己評価、OJTを複合した保育者育成に戦略的に取組んでいます。法人・園の特長的な取組として、「個人研修計画・評価シート」による園長面接が行われています。個人研修計画・評価シートには、冒頭に「今年度の研修目標」として、園の目標、法人の目標が明記されています。職員は、年度の研修課題や課題達成のための具体的な研修計画を記載して、年度末に取組の評価を行います。また、キャリアパス研修について、対象者(経験年数、職)ごとに必要な研修を明記して終了状況を把握しています。職員研修は、上から指定を受けるのではなく、職員が自ら個人の研修計画を立てて自主的に受講する独自の形式を有しています。園長は、年度初めに目標設定等について職員に伝え、年度末面接では振り返りと次年度以降の課題設定等にアドバイスを行う等、職員個々の資質向上に向けて意欲的に取組んでいます。 4.

業務改善に向けた組織的な取組

評価機関の記述 1

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業務改善に向けた法人の独自のシステムとして、「より良い保育を考える会」の取組が挙げられます。これは、各園の各クラス2名以上の職員が、室長(クラスリーダー)と保育の質の向上や業務の実効性を高めるためのアイデアを考え、アイデアを各園の室長がリモートで話し合う機会で、年3回実施され、同会で採択されたアイデアは、保育方法や手順、働きやすい職場作り等に反映されています。また、園長は、経営改善や業務の実効性を高めるため、主任や室長と日常的にミーティングの機会を設け、保育の質の向上や働きやすい職場作りに向けて、意欲的に取組を進めています。特に、経営改善の面では、職員の加配加算による収入増や、派遣職員の削減等に取組み、成果を上げています。 ⦅今後期待される点⦆ 1.【園舎の建て替えに向けた計画的な取組への期待】 園舎本館は築50年が経過し、毎年多額の修繕を要する状態になっています。また、建物の中央部に階段があり、回遊性の問題があること、身体障害児の受入れ設備整備の必要があると認められること等から、建て替えが望まれるところです。一方、建て替えには多額の費用を要するため、建て替えに向けた計画的な取組が必要です。今後共、定員の確保や保育職員加配加算の取得等の収入増に努めると共に、資金積立てや行政の助成制度活用等、施設の建て替えに向けて、法人と協働での計画的な取組が期待されます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 31/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 4/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 14/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 13/18項目
「よい水準」でなかった項目(14件)をひらく項目をとじる

b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)

b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)

b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)

b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)

b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)

b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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