- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/11/07
- 受審回数
- 3回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
実遊中央保育園の概要
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●実遊中央保育園(以下、当園という。)は、実遊有限会社(以下、法人という。)の運営です。法人は横浜市鶴見区に認可保育所1園、一時保育室1園、カルチャーハウス1ヶ所を運営しています。保育目標に掲げている「元気な子・優しい子」を育成するため、保育理念を「豊かな遊びの積み重ねの中で、人生を主体的に生き、『望ましい未来を実らせる力』の基礎を培い、一人ひとりの個性を尊重し、保護者から信頼され地域に根差す保育園を目指す」とし、遊び、歌、活動の他にも、専門講師による特別保育(3~5歳児が対象のスポーツタイム、英語タイム、4~5歳児を対象としたお絵かきタイム、かきかたタイム、ダンスタイム)を取り入れています。当園では、子どもの情操を育みながら「未来を実らせる力」の基礎を身につけられるよう保育に当たっています。実績として、ドコモ未来ミュージアム・世界児童画展(絵具で自由画)に出品し入選者も多数輩出しています。 ●当園は、JR「鶴見駅」もしくは京浜急行「京急鶴見駅」から徒歩10分位のところに位置しています。周辺には鶴見図書館、鯉ケ渕公園、近くには鶴見川が流れており、散歩や戸外活動を通して、地域の歴史や自然に触れる機会を持つことができる環境に恵まれています。園舎は、サーモンピンクを基調とした鉄骨造の3階建てで、土の前庭と屋上庭園を備えています。1階には0歳児・1歳児の保育室、2階には2歳~5歳児の保育室が配置されており、年齢に応じた保育環境が整えられています。窓には丸や三角等のカラフルなイラストが描かれており、子どもたちが自然と形や色に親しめるよう工夫されています。また、階段の窓にはチューリップやカーネーションのステンドグラスが施されており、柔らかな光が差し込むことで、園内に明るく温もりのある雰囲気を演出しています。 1.
可能性を広げる特別保育
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当園では、3歳~5歳児クラスの子どもを対象に、外部の専門講師による5つの特別保育を取り入れています。子どもたちに豊かな体験の機会を提供するために、様々な活動を取り入れています。例えば、基礎体力や協調性を育む「スポーツタイム」、リズム感や表現力を養う「ダンスタイム」、言語への親しみや異文化への関心を育てる「英語タイム」、想像力と創造力を伸ばす「お絵かきタイム」、そして就学を見据えて鉛筆の操作や集中力、文字への興味を高める「かきかたタイム」等、それぞれの活動を通じて、子どもたちの成長を多角的に支援しています。また、特別保育は日常の活動とは異なる内容であるため、子どもたちの期待感や意欲を高めると共に、新たな挑戦への意識や自己表現の幅を広げる機会となっています。これらの体験を通じて、保育理念である「望ましい未来を実らせる力」の基礎を育んでいます。 2.
歯科衛生士による専門的なケアで安心の保育
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当園の特色として、代表取締役兼施設長(以下、施設長と称す。)が歯科衛生士の資格を有していることが挙げられます。毎日、給食後やおやつ後に歯の仕上げ磨きを実施しており、日常の保育の中で子どもたちの口腔衛生管理に力を入れています。子ども一人ひとりの歯みがき習慣の定着を図ると共に、正しい磨き方の指導を通じて虫歯予防にも積極的に取組んでいます。その成果として、歯科健診では「虫歯の少ない園」として歯科医師から高い評価を受けています。今後も、日々の仕上げ磨きを継続・徹底することで、口腔衛生の維持・向上が期待されます。また、家庭との連携を深め、仕上げ磨きの習慣化を促進するためにも、歯科衛生士としての専門知識を活かした保護者向けの口腔衛生講習会の開催等も検討されると、より効果的な取組となるでしょう。 3.
すべての子どもにやさしい給食
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当園では、すべての子どもが安心して食事を楽しめるよう、発達段階や咀嚼の状況に関わらず、全年齢の給食を刻み食で提供する工夫を行っています。噛む力や飲み込む力がまだ十分でない子どもにも配慮し、安全に食べられる環境を整えることで、食事の時間を安心して過ごせるようにしています。このような取組により、子どもたちは「食べる楽しさ」を感じながら、食への意欲を高め、偏食や残食の軽減にもつながっています。また、当園での丁寧な食事対応は、保護者アンケートの自由記述でも高く評価されており、有機野菜や添加物の少ない自然食品を使用する等、子どもの健やかな成長を支える食育の一環として位置づけられています。 4.
変化に寄り添う柔軟な保育運営について
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開園当初は定員60名で運営していましたが、近年では地域の子ども数や保護者のニーズの変化、駅近くへの保育園新設等の影響を受け、現在は定員50名で運営を行っています。延長保育の利用は減少傾向にある一方で、一時保育の利用は地域の保護者を中心に増加しています。こうした状況を踏まえ、当園の特色を積極的に広報し、当園の魅力を地域に広く伝えることが重要です。園庭開放や子育て相談、イベント開催等を通じて未就園児家庭との接点を増やし、地域との連携をさらに強化していくことが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(9件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。