- 評価した機関
- 一般社団法人かわさき福祉相談センター
- 評価結果の確定
- 2025/01/20
- 受審回数
- 4回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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1)5歳児の合宿は、子ども・保護者・園の集大成の取組です。 保育所保育指針には、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」とする幼児教育の目標を定めています。指針をもとに園の保育基本理念とする「子どもたちの今、ここに生きる」を大切にした保育活動を発達年齢ごとに取組んでいます。毎年実施する五歳児の合宿は、夏恒例の行事でもあり、子どもの成長を確認できる園の集大成の取組です。初日には、社会体験を踏まえた遠足、午後から友らと夕食つくり、おやつには皆が好きなかき氷、そして花火やゲームも盛り込まれ、友だちと一緒に活動し、園でお泊りするこの一連の取組は、いつもと異なる環境で、仲間と思いっきり遊ぶ楽しさや達成感、充実感、連帯感を味わうことでき、就学への自信にもつなげる卒園の行事です。と同時に保護者も園もこれまで育んできた子の成長を確認する機会とも言えます。取組は、毎年、趣向を凝らし、実施しています。 2)保護者との信頼関係は深く、共に園環境を整えています。 園には、保護者有志による活動部会「保護者会・オヤジ会」があり、保護者が同じ園環境の中で共に子育てをする期待感や楽しさ、悩みも分かち合いながら園の保育環境を支えています。毎年、餅つきを主催しており、なつまつり・プールや運動会の設営、園内の修理・修繕など、多岐にわたる保護者の協力は、子どもたちの体験活動の場を広げ、それぞれの成長過程に思い出のページを残しています。園は、保護者と共に取組んだ一年の記録として、保育理念、保育目標、保育姿勢を基にした各クラスの成長を「文集」としてまとめ、保護者に配布しています。園と保護者との信頼関係は深く、共に子どもたちの成長を育み、共に助け合う環境が整えられています。 3)歯の健康について楽しみながら学べる機会を設けています。 年に2回の歯科健診の他、区内の歯科大学生の訪問によるブラッシング指導が行われています。ブラッシングは実際の歯磨きを指導により行う他、パペットを使い歯磨きの大切さや正しい使い方を学ぶ機会を設けており、子どもたちも楽しみにしています。 4)事業計画、事業報告の内容は、PDCAサイクルを正しく活用 法人の中長期ビジョンを基に年度ごとに園の事業計画・事業報告を策定していますが、計画内容と報告内容の連動性が十分に活かされていません。事業計画の評価報告として、具体的な課題、改善策を明確にし、次年度の計画に反映させるPDCAサイクルを正しく活用することが望まれます。 5)業務の標準化・効率化に向けたマニュアルの整備 運営を図るためのマニュアルは、業務別に作成していますが、体系的なまとめとしては、十分ではありません。園の基本的な行動指示書として業務の明文化、標準化、効率化に向けたマニュアルの整備が望まれます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(26件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的保育の手順が文書になっている
原文: 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。(Ⅲ-2-(1)-①)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - プライバシーへの配慮
写真・動画の取り扱い(SNSやおたよりへの掲載方針)と、着替え・おむつ替え時の配慮を聞くと、個人情報への姿勢が分かります。 - 職員の育成
職員の研修体制や育成の取り組みを聞くと、先生たちが学び続けられる環境かが分かります。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 一般社団法人かわさき福祉相談センター による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。