- 評価した機関
- 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま
- 評価結果の確定
- 2025/03/12
- 受審回数
- 3回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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【特長】
評価機関の記述 2
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子ども一人ひとりの健やかな成長・発達のための、様々な取り組みを行っています 園では、0,1歳の乳児専門保育所として、子ども一人ひとりを大切にした保育の実践とともに、一生のうちで最も成長が著しく人格形成の土台となる乳児期に、子どもの五感を刺激し発達を促す遊びの工夫や、子どもの興味・関心を活動に生かす様々な取り組みを行っています。園では毎日夕方に「うたあそび」の時間を設け、保育士が手作りした小物を用いて、ペープサートやパペット・パネルシアターなど、子どもの興味・関心を引く出し物を多数準備しています。保護者がお迎えに来るまでの間の、待ち遠しい気持ちや不安な気持ちを単にそらすのではなく、子どもが心から楽しむことが出来るよう配慮しています。調査当日も、保育士が声のトーンやうたのテンポを変えたり、一人ひとりにクイズを出して答えを聴いたりと、活発なコミュニケーションの中、夢中になって楽しむ子どもたちの姿が見られました。 食事についても、プランターで栽培した野菜の収穫体験をはじめ、茹でた野菜を食べやすくスティック状にして、素材のまま味わう「野菜バイキング」の日を毎月開催するなど、食材に触れ食を楽しむ工夫を行っています。また、コロナ禍当時は感染対策に鑑み、調理室と保育室をPCで繋ぎ、生中継で調理の様子を伝える「ライブキッチン」を開催したほか、現在では子どもたちに直接調理を見せながら、調理職員とふれあう機会も設けています。そのほか、1歳児クラスを対象に、2か月に一度専門講師を招いて絵画教室を開催し、1時間にわたって描画や製作、造形などの創作活動を行う取り組みも行っています。中でも、安全な原材料を使用した「ゆびえのぐ」を使ったフィンガーペインティングは、乳児期からはじめる自己表現の先駆けとして、保護者からも好評を得ています。子どもの情緒の豊かさや発想の柔軟性などに繋がるこれらの活動は、園の大きな特長の一つとなっています。
評価機関の記述 3
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よりよい保育の実践に鑑み、職員同士の関係性や快適な職場環境づくりに配慮しています 園では、園長のリーダーシップの下、園全体の保育の質向上に鑑み、職員間の関係性を深め相互の連携強化を図るとともに、労働環境の整備・充実化に努めるなど、よりよい保育を実践するための様々な取り組みを行っています。小規模園の特性を生かし、職種や役割、経験年数等に関わらず、職員全員が子ども一人ひとりの個性や特長を理解・把握するほか、日々情報を共有し、共通認識の下で一貫性のある保育に努めています。また、職員会議及び園内研修を保育以外の時間に別途確保し、グループワークによるシリーズ研修を導入するなど、職員同士の交流機会を増やすとともに、多面的な視点で考察し改善につなげる体制を構築しています。さらに、園長の主導で個々の意見を否定せずに尊重すること、お互いの経験や個性、特長に敬意を払うこと等を意識付け、各々が自分の意見を持ち、表明できる雰囲気醸成に努めています。 保育室とは別に、園と同じマンションの一室を職員スペースとして、休憩や事務作業等に専念出来る時間を確保し、業務のメリハリにも配慮しています。調査当日も、保育士はじめ看護師、栄養士など、職種や職務形態、経験年数等によらず職員全員が連携し、あたたかな雰囲気の中、子ども一人ひとり大切に保育を行う様子や、休憩中にも関わらず職員同士で活発に意見交換する場面が多々見られています。
評価機関の記述 4
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法人理念・方針に基づき、地域社会に向けた貢献活動に取り組んでいます 園では、法人理念・方針が示す社会貢献の考え方の下、小規模の乳児専門保育所ながらも可能な限り地域と交流し、地域を支えるための様々な取り組みを行っています。 園の専門機能の地域還元として、地域子育て支援事業を推進し、一時保育を実施するほか、近隣の自治会館を借りてスペースを確保し、交流保育や育児講座を定期実施しています。育児講座では、わらべうたあそびやおはなし会、ランチ交流等を実施するほか、園で随時育児相談も受け付けています。 また、区主催の「港北区ネットワーク事業」や、子育て支援拠点が主導する「新横浜地区子育てネットワーク」等にも参加し、子育てサロンに職員派遣を行うほか、地域の子育て関連機関を広く紹介した「子育て支援マップ」の作成に協力を行うなど、関係機関と協同・連携して、地域課題の改善に向けた活動に参画しています。 そのほか、自治会のエコキャップ運動への協力をはじめ、園で出た生ごみを堆肥化して、地域住民が持ち帰れるようにするなど、子育て以外の地域貢献の取り組みも実施しています。
今後に期待される点
評価機関の記述 1
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●園独自の事業計画を策定し、認識の共有化とともに、実情を踏まえた事業運営を行うことが期待されます 現在法人では、全国的な人口減および高齢化、ICT化、SDGsの進展など、将来的な社会構造の変化に備えた法人全体の中長期計画を策定するとともに、組織運営のさらなる充実化に向け、中長期計画に連動した法人共通の事業計画を策定し、人材育成や事故防止・安全管理、施設整備など系列園共通の課題と改善策を明示して、段階的に実行していくこととしています。また、法人共通の事業報告を策定し、年度ごとの実施結果や進捗状況を明確に記載しています。一方、園ごとの事業計画は策定されていません。 保育の質向上や保護者支援、地域の福祉ニーズを踏まえた子育て支援事業の展開など、園の実情や地域性に基づく課題を明確化し、計画的な改善を推進するためには、園の現状分析に基づく独自の事業計画を策定し、職員間の共通認識の下で事業運営を行うことが期待されます。さらに、保護者にも事業計画の主な内容を周知し、相互理解を深めていくことが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(22件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
c・改善に期待子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的保育の手順が文書になっている
原文: 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。(Ⅲ-2-(1)-①)
b・標準的一人ひとりに合わせた指導計画を作っている
原文: アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。(Ⅲ-2-(2)-①)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。