- 評価した機関
- 株式会社フィールズ
- 評価結果の確定
- 2023/04/12
- 受審回数
- 10回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
1)年齢別食育計画に沿った保育を実践しています 年齢別食育計画を作成し、クッキング・食農・栄養・給食・保育に取り組んでいます。クッキングでは収穫した野菜で調理やピーラーなどの器具の使い方などを体験しています。食農では園庭のプランターに野菜の種を蒔いて成長の過程を知り、収穫しています。今年度はバケツ稲作を行い、地元の協同組合の協力で脱穀や精米を経験し、おにぎりにして食べました。栄養については三色表で給食の食材を仕分けし、旬の食材を学んでいます。給食では三食食べをすること、箸を上手に使うことを身に付けています。保育ではクイズで食べ物と体の関係を知り、手洗い習慣をつけています。さらに幼児クラス向けに魚の解体ショーを実施し「命をいただく」ことの大切さを知るなど、子どもたちは年齢ごとに楽しみながら食について学んでいます。 2)職員の法令遵守の意識を高める取組を行っています 法令遵守の意識を高めるため、職員の研修に力を入れています。毎月のように法人のコンプライアンス研修があり、全職員が参加しています。オンライン研修では、虐待(不適切保育)、ハラスメント、個人情報保護などをテーマに実施し、終了後は学習効果を確認するためのテストがあります。常勤職員、非常勤職員共に受講することとされており、欠席職員は後日、動画で受講します。法人内に内部通報窓口を設置し、職員が内部不正を直接通報できる制度があります。連絡先は職員の更衣室に掲示しています。 3)職員の資質向上のための目標管理、研修管理、面接が充実しています 保育の質の向上に向けて、職員一人ひとりの目標管理、研修計画が充実しています。経験年数、職務に応じて期待される業務能力が「職務定義表」として明確化されています。職員は年度始めに「個人別目標管理シート」に個人目標を設定し、そのために何をするのかを具体的に記載します。その進捗を年間4回に分けて確認し、園長との面談を重ねて課題と対策を考えています。あわせて「個人別年間研修計画」を自ら立て、階層別やキャリアアップ研修など具体的な研修内容を計画し、園長と成果を振り返っています。この他に年に2回の査定面接があり、園長面接は年6回に及んでいます。 4 )中・長期計画、単年度事業計画の立て方の見直しが望まれます 園としての「中・長期計画」が策定されています。長期計画のスパンは5年となっているものの、中期計画の期間は不明確です。また、中・長期計画では主要な課題を2点とりあげており、毎年度、上期、下期に分けて振り返り、課題、内容を記載しています。しかし、この検討課題を反映した単年度事業計画がなく、全体的な計画にも反映されていません。改めて中・長期計画と単年度事業計画との関係を整理し、見直していくことが望まれます。 5)経験的に行われている標準的手法の文書化が望まれます 法人作成の「保育業務マニュアル」があり、保育業務の基本、一日のながれ、園外保育、登降園時の対応、言葉かけ、コンプライアンス、クレーム対応、諸事務、災害、緊急時の対応など広範囲かつ網羅的な内容に沿って業務が行われています。一方で、例えば一日の流れのなかで、マニュアルに書かれていない具体的な時間における職員の動き、子どもの動き、準備すべきもの、また具体的な手順など、園として積み上げられてきた経験知があり、これらの文書化はされていません。年度始めや職員の入れ替わりの際に、口頭で指導しています。法人作成のマニュアルを基本としながらも、園として積み上げてきた経験知、暗黙知を保育の標準的手法として文書化することが望まれます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(30件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
c・改善に期待今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
c・改善に期待計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)
c・改善に期待転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社フィールズ による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。