- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/01/18
- 受審回数
- 2回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
横浜市みどり保育園の概要
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横浜市みどり保育園は昭和49年10月1日に開園された歴史ある保育園です。園は、横浜市営地下鉄グリーンラインの都筑ふれあいの丘駅から徒歩6分の所に位置し、周辺は自然と豊かな緑に囲まれ、天気の良い日は富士山が望める生活環境と利便性の良い地域です。横浜市みどり保育園の建物は、鉄筋コンクリート造り2階建てで、敷地面積2,110平方メートル、建物面積765平方メートルを有し、園庭にはカリン、ザクロ、ヤマモモ、ブラシの木、サルスベリ等の樹木とプール、鉄棒、滑り台、砂場、ジャングルジム、登り棒、遊び小屋等の遊具・設備が整い、野菜や草花のプランターで四季の自然に触れ、食育にも力を入れる等、恵まれた環境にあります。定員は126名で0歳児から5歳児まで133名が在園しています。保育サービスは、乳児・幼児保育、産休明け保育、障害児保育、延長保育、一時保育の他、地域子育て支援センター園として園庭開放、交流保育、給食体験、離乳食体験、育児講座、出張保育等、令和5年度より医療的ケア児サポート園となり、医療的ケア児を受入れています。園周辺は広域にわたって緑道が整備されており、園児の散歩では緑道の山道でドングリを拾い、近くの池で鯉や、鴨と遊ぶことができる公園等が多くあります。子どもたちは保育士に見守られながら木の根っこを飛び越え、木登りをして元気いっぱいに遊んでいます。 1.
主体的な遊びから、子どもの育ちと学びを支える保育の推進
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横浜市みどり保育園は、「よこはまの保育」・「よこはま☆保育・教育宣言」に基づき、子どもを主体として受け止め、一人ひとりの育ちに寄り添った保育を目指しています。職員は計74名(訪問調査時)おり、保育士の他に調理員、看護師等多職種が連携して保育しています。園児の在籍数が多く、保育園として大きな組織です。医療的ケアサポート保育園として医療的ケア児を受入れ、保育を実施し、「よこはま☆保育・教育宣言」「子どもの育ちと学びを支える主体的な遊びを大切にします」を基に、意識統一を図って取組んでいます。園運営では、全職員の意見を反映するためにクラス会議、カリキュラム会議等における意見集約と子どもたちの主体的な意見を集約したツールとして保育ウェブを活用し、記録を共有し、記録の「可視化」を図っています。保育ウェブとは、日常の保育の中のキーワードを起点に、予想される子どもの姿、保育の広がり、そのために必要な環境等を職員が自由に書き込んでいくことで「複数名の担任間で保育実践に対する共有を図ることができる」という手法です。子どもたちの主体的活動の事例として、夏まつりに5歳児が演出する行事に際し、夏をキーワードに連想をつなげ、テーマを「水族館ごっこ」に決める等、行事の準備から当日のレイアウトセット等を子どもたちが主体的に決め、能動的に楽しく実施されました。 2.
楽しい食育活動の推進
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食事のあり方を見直し、一斉の食事からそれぞれの年齢・発達に沿って1対1、少人数での食事を実践 しています。年齢に応じたねらいと内容を基に食育計画を作成し安心できる時間・環境で生きる力を育んでいます。2歳児のクッキング事例では、ねらいを「育てた野菜に興味・関心を持ち、食べてみようとする」を挙げ、調理数日前にさつま芋を収穫し当日、保育士が調理する様子を見学します。調理完了後に子どもたちはさつま芋の素焼きを食し、野菜の苦手な子どもも「おいしい!」と言う声が上がっています。5歳児は、三色食品群表により栄養バランスを理解し、「今日の調理」のメニュー食材について、調理室前にある食育ボードに食材カードを貼ることで栄養のバランスについてさらなる理解を深め興味を持って取組んでいます。子どもたちは、栽培・収穫の喜びと、調理体験等を通して素材が調理される過程・変化の楽しみを体験しています。おいしい食事と職員の熱意・温かい保育を受け、主体性を持って未来を生き抜く力を育んでいます。 3.
地域との交流・地域貢献の推進
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「市立保育所のあり方に関する基本方針」の中では、市立保育所が地域で担う役割・機能の一つに「地 域の子育て支援の推進」を掲げ、基本的な考え方を明確にしています。横浜市みどり保育園では七夕の笹をもらったり、芋掘りを体験させてもらう等、地域のグループホームと交流があります。地域との交流として、育児支援事業要綱に基づいて様々な事業を協議しながら区や職員間で連携して進めています。 地域活動への取組の意義やねらいを書面化し、職員会議等で職員に周知し、例年、園庭開放、給食体験、交流保育、育児講座等の事業を提供し、地域の方にも広く利用してもらっています。横浜市みどり保育園には、育児支援センター園として専任保育士が常駐しており、都筑区内の保育・教育施設の子ども同士の交流や職員研修の企画・実施、園児のイベント参加への調整、地域のイベントの手伝い等、積極的に行っています。育児支援センター園専任保育士は中心となって地域の子育て親子に向けて保育提供や講座に園の保育士や看護師、調理員を派遣して取組んでいます。さらに、都筑区の保育資源ネットワーク構築事業として、区内の保育・教育施設が連携して「保育の質及び専門性の向上」「地域の子育て支援の充実」「保育のセーフティーネットの構築」「地域の保育・教育施設の連携の推進を図ること」を目的とした横浜市の事業を推進しています。 4.
単年度、中長期事業計画の策定と実施に向けた取組の進展
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横浜市では、中・長期計画の理念や基本方針の実現に向けた目標(ビジョン)があり、次世代を担う子どもたちについてのビジョンが明文化されています。中・長期計画は、経営課題や問題点の解決・改善に向けた具体的な内容になっており、公立保育園は将来の稼働園数が示され、第2期には「横浜市子ども・子育て支援事業計画」が策定され保育園の課題や役割も示されています。これらを踏まえ、横浜市みどり保育園では、今年度実施する課題について園長が単年度の事業計画を策定しています。「医療的ケア児受け入れと、医療的ケア児の待機児について」「医療的ケア児受け入れの看護師の配置」「個人情報に関するリスクマネジメント、また全職員への周知」「保育のICT化 アプリの活用」「シフト勤務ワークライフバランス」を重点取組として挙げています。現在、実行中のものも含め次年度以降は、中・長期計画の策定が期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
全45項目よい水準(a) 42/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 7/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 18/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 17/18項目
「よい水準」でなかった項目(3件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。