- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/04/01
- 受審回数
- 3回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
とつかルーテル保育園の概要
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●社会福祉法人イクソス会(以下、法人という。)は、昭和42年に先代が社会福祉法人茅ヶ崎学園に属する児童福祉法による第2種社会福祉事業を開始及び開園し、後、平成12年に社会福祉法人イクソス会とし独立して先代が理事長に就任し、同年、「つづきルーテル保育園」を開園(定員120名)しました。平成16年には「大船ルーテル保育園分園」(定員42名)を開園し、翌年、「とつかルーテル保育園」(定員120名)が開園され、平成17年、現在の園長(松川和義氏)が就任しました。平成21年には定員240名に増員がされました。平成30年、松川和義氏が理事長に就任し、「とつかルーテル保育園」(以下、当園という。)は現在、定員222名として開園から20周年を迎えようとしています。 ●法人の施設は、キリスト教を基に運営され、理事長は牧師としても貢献しています。キリスト教礼拝式の活動を行い、主日礼拝式、教会学校(3歳~小学生対象)、教会学校中高生科(中学高校生対象)が行われており、法人系列各保育園にもキリスト教会の精神が至るところで反映されています。保育理念の1つに、キリスト教保育を大切に取り入れ、「神が私たちを愛してくださっているように、私たちも隣人を愛していくことを日々おこなっています。」とし、聖書の言葉を通して、「人にしてもらいたいことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」、愛されているあなたが、愛を届けるのです。と子どもたちに教え願っています。 ●当園は、JR線「戸塚駅」より徒歩5分程度、近隣には市立東戸塚小学校や、横浜市戸塚スポーツセンター等の公的機関があり、春には柏尾川の桜並木が美しい閑静な環境に立地しています。駅周辺は商業施設も多く、再開発が盛んであり、幹線道路により車の往来も活発な街並です。園舎は2階建て2棟からなり、1階には毎日の礼拝に使用するホールが設備されており、厳かな空間が醸され、定員減にしたことで施設に余裕ができ、多目的に活用できる環境が整備されています。園庭も広く、四季の植栽と菜園があり、自然豊かなゆとりある保育園です。 ●当園の保育の特長は、キリスト教保育を軸に、子どもの自発性を尊重したモンテッソーリ教育を行い、一人ひとりの子どもと向き合い、自主性・個性を大切にした保育を展開しています。モンテッソーリの資格を有する職員も多数在籍しており、資格の取得、維持、更新にも積極的に取組み、子どもたちに見合った環境作りを大切にして、大人が子どもたちへ提示することにより、「やってみたい」「一人でできる」といった気持ちの芽生え、自主性への支援に取組んでいます。 1.
モンテッソーリ教育の取組
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キリスト教保育とモンテッソーリ教育を保育の柱に、子どもの自主性を育てる保育を展開しています。全職員はキリスト教精神に基づき、一人ひとりの子どもの気持ちを受け止め、寄り添い、子どもを尊重した保育を心がけ、マニュアル「キリスト教保育課程」、「モンテッソーリカリキュラム」に則り、保育実践に生かしています。モンテッソーリは、「子どもが主体」とし、子ども自身で選択できることで自分のやりたいこと、興味を深めることができる教材・学習方法であり、個性や才能を制限せず、伸び伸びと自主性や主体性を育みます。保育者としては子どもの発達状況が分かり、保育者の観察する目を養えることで導線を引ける等、メリットは多く、保育者の支援的な環境の中で子どもたちが自発的に学び始める力を養っています。利用者(保護者)アンケートからもモンテッソーリに関する評価が多く挙がっており、「モンテッソーリの教具が充実しておりレベルにあったおしごとができる」、「モンテッソーリ教育がしっかりとしている」、「モンテッソーリ教育のおかげでカタカナ、地図等を覚えられた」、「職員自らもモンテッソーリを学んでいる」等、家庭ではできない事柄等を多く学べていることに賛同の声が寄せられています。 2.
キリスト教保育について
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児童福祉法とキリスト教に基づき、保育に欠ける全ての子どもにとって、最もふさわしい生活の場を保証し、愛護すると共に、最善の利益を図り、保護者と共にその福祉を積極的に増進することを目的としています。毎日の礼拝を通じて神様に見守られていることを教え、当たり前に生活できていることは神様が隣で悲しみ、嬉しさを得られるように助けてくれていることを伝えています。12月の降誕劇(キリストの降誕の一連の物語)の上演では、クリスマスの本当の意味を知る機会となり、大人になった時に気付きや思い出し、後々まで心に残り伝えられています。利用者(保護者)アンケートから、「ご飯を食べる前にお祈りの時間があり、神様への存在や感謝の気持ちが養われる」、「礼拝や行事を通してキリスト教の教えに触れられてありがたい」、「礼拝の時間が精神的に良い時間になっている」、「毎日の礼拝を通してメリハリのある行動が取れている」、「キリスト教保育が身に付いている」等、多くの喜びの声が挙がっています。 3.
縦割り保育について
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3歳児以降は縦割り保育を実施しています。年長児に憧れることを大事にして年少児がステップアップ しようとする気持ちを育み感化できる導きに取組んでいます。また、手伝ってもらった経験から自分も年長になった時に自然と年下の子のお手伝いをするようになることも特徴の一つとなっています。その反面、年齢ごとの活動も大事にして「自分ができることをやる」ことを意識付けできるように縦割り横割りの両面を大事にしています。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(18件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的一人ひとりに合わせた指導計画を作っている
原文: アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。(Ⅲ-2-(2)-①)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。