- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/09/18
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
蒔田ひまわり保育園の概要
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●蒔田ひまわり保育園(以下「当園」という。)は、横浜市営地下鉄「蒔田駅」の北方約400m、10階建ての共同住宅の1階にあります。蒔田駅から徒歩約5分、国道21号線(鎌倉街道)からも近く、至便の地に位置しており、周囲は閑静な住宅地です。当園は、中学校・高等学校に隣接すると共に、桜の名所として名高い大岡川に面しており、川面に映る四季折々の桜の木々が彩る風景が美しく、緑道も整備され、お散歩では感性が育まれます。また、蒔田公園や下ノ前公園等、大小の公園が徒歩10分圏内に数か所点在する等、恵まれた保育環境を有しています。 ●当園の運営主体は、株式会社ダーウィンこどもアカデミー(以下「法人」という。)です。法人本部は当園と同じ所在地にあり、一法人一施設の運営形態です。法人は、令和7年1月から株式会社理究(以下「本社」という。)の100%子会社です。本社は、横浜市西区に所在し、神奈川県・東京都及び関西圏に保育所、幼児教室、学習塾、放課後キッズクラブ等を多数経営しています。運営する保育園は、パレット保育園の名称で、認可保育所を横浜市内に9か所、川崎市内に1か所、大和市内1か所、東京都内に3か所の認証保育園、計14園展開しています。さらに、渋谷区から2園の保育園の運営委託園を受けており、当園を含めて17園を本社が実質的に運営しています。当園の運営主体は法人ですが、運営方針や保育内容は本社と整合性の確保・移行を図るよう現在進行中です。 ●当園の施設床面積は287.4㎡であり、テラスも有し水遊び場やプランターで野菜等を栽培しています。クラス編成は、0歳児から5歳児までの6クラスで、定員は0歳児6名、1歳児10名、2歳児から5歳児まで各11名の計60名です。事業として乳児保育、障害児保育、延長保育を実施しています。当園の特徴的な取組として、前掲の「蒔田ひまわり保育園の特徴的な取組」にも記していますが、特に、食育活動については、年齢ごとに子どもが参加できる活動メニューをほぼ毎日、栄養士と保育士が工夫して実施しています。さらに、各保育室は扉等の遮蔽物がないため、保育士は全クラスを見通すことができ、死角がなく安全かつ開放感のある明るくのびやかな保育環境が提供されていることも特長です。 1.
子どもの主体性を育むのびのびとした保育
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基本理念に「生きていく力 豊かな学び」を掲げ、当園では、オープンな環境と経験豊かな保育士等(以下「保育者」という。)」による、のびのびと主体性を育む安全・安心な保育に取組んでいます。当園は、公園や桜の緑道・河川等の豊かな自然環境に恵まれると共に、園舎内のドア等の遮蔽物を極力取り払いオープンで死角のない環境を構成しています。保育は、開設時からの保育経験豊かな保育者が中心となって行っています。こうした保育環境や人的資源が、保育理念や保育方針、さらには保育方針である「開放感のある環境の中で型にはまらない伸び伸びとした保育」の実現を可能にしています。特徴として、体操・リズム遊び等、体を動かす遊びを中心に取り入れると共に、散歩・飼育・栽培等自然を重視した保育を行っています。自然観察や虫かご飼育、野菜の苗植え・種まき・収穫等を季節ごとに計画的に行い、子どもが主体的に楽しめ、自然や自らの活動の中から多くのことを学ぶ保育を実施しています。「保育者が楽しめないと子どもが楽しめないので、子どもたちがやりたい、保育者がやりたいと思う保育を行っている、職員が遊びを提案して子どもが選ぶ環境づくりが大事」、「教え過ぎないことを意識しながら、少しずつ子どもの気づきを促すことが大事」との、園長の発言が印象に残りました。 2.
食を楽しく学ぶ食育活動の工夫と知恵
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当園では、基本方針及び特徴的な取組の第一に食育を掲げています。全体的な計画や、クラス別の年間・月間指導計画に食育を位置付けると共に、「食育年間計画」を作成して食育に力を入れています。栄養士は給食委託先の職員ですが、常駐し当園独自の献立を作成する等の権限が付与されています。また、保育室から食事を作っている厨房が見える、厨房から保育室が見える等、子どもが食を日常的に意識できるオープンな環境があります。こうした環境から栄養士・保育者・子どもたちが接する機会が多く持たれており、この関係性を生かし、毎月の食育活動に加え、栄養士と保育者が相談・工夫して献立とリンクした食育活動に取組んでいます。毎日の献立で使用する食材を活用して、餃子の皮でピザづくり(5歳児)・ゼリーの型抜き(4歳)・ごぼう洗い(2歳)等を、ほぼ毎日各クラスで行い、保育活動の中で子どもたちが興味を持って食事や食材に親しんでいます。正に、食に関する知識と選択する力を育て、健全な食生活を実践できる人間を育成するための実践活動といえます。 3.
当園の働きやすい職場づくり
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法人・当園のホームページ(採用サイト)では、「残業は、しない!」、「得意を活かす(伸ばす)」、「意見が言い合えること」の3つのキーワードが、トップページに掲載されています。人員配置を手厚くすると共に、経験値の高いフリー職員がバックアップすることにより、“残業が無い・休みやすい”体制が構築されています。行事は予め複数の担当を決めて、担当者を中心に、時間内で職員ができる範囲での行事内容を工夫・実施し、実施後は代休取得を行っています。職員の心身の健康維持については、園長・主任が相談窓口となり、本社に相談室が設けられています。さらに、看護師によるメンタルヘルスチェックが毎年行われています。育児休暇取得後の復職に当たっては、固定勤務・短時間勤務等の希望を採用する等、ワーク・ライフ・バランスに配慮しています。福利厚生については、退職金制度や社会保険制度に加えて、借上げ社宅制度、特別休暇制度(夏季3日・冬季2日)に加え、本社の福利厚生制度(保育士資格取得サポートシステム、人間ドック等の健康管理、グループ会社のサービス(学習塾・幼児教室等)の割引の利用ができる等、充実が図られています。さらに、職員会議をはじめ園内会議やミーティング・昼礼等が活性化され、風通しの良い職場づくりが図られています。 4.
園の利点を活かしつつ、系列園と連携した保育システムへの円滑な移行が期待されます
評価機関の記述 1
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現在、当園では運営方針や保育内容を本社保育事業部と整合性の確保、系列園と連携した保育システムへの移行を図っています。これらの取組は、ICT化や情報公開の促進、人材育成の充実、職員異動、本社の幼児教育事業の利用等、移行するメリットは多く、職員や保護者の好評を得ています。一方、当園には、「開放感のある環境の中で型にはまらない伸び伸びとした保育」等、開設以来培ってきた資源があります。今後は、当園の良いところを最大限に生かし、新たな保育システムへの円滑な移行がなされることを期待しています。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(13件)をひらく項目をとじる
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。