- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/11/27
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
光の園アンティー保育園の概要
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●光の園アンティー保育園(以下、当園という。)は、株式会社アンティー(以下、法人という。)の運営です。法人は、大岡山ルーテル幼稚園元園長平塚登美子氏、元教諭の渡辺佳津子氏と共に、「子どもの心を大切に」の理念で、昭和60年横浜市で最も古いベビーシッター会社として港北区に誕生しました。その後、横浜保育室認定を経て平成21年には認可保育園「光の園保育園」、平成27年に「光の園第二保育園」、平成29年に当園を設立、現在3つの認可保育園を運営しています。保育アドバイザー北海道大学名誉教授故若井邦夫先生(乳幼児発達心理学)の理念『心知体の柔軟な育ち』を大切にし、成長の過程で出会う目の前の問題や壁を乗り越えられる精神の構築を促す保育を実践しています。園名「光の園」は、一人ひとりが輝くために生まれ、そのかけがえのない命を大切に育てたいとの想いから名付けられました。 ●当園は、本園と分園からなり、古刹妙蓮寺との一体感が感じられる商店街の中ほどに位置し、本園・分園共に、東急東横線「妙蓮寺駅」より徒歩2~3分程と利便性の良い立地です。近隣には、複数の公園があり、年齢や活動に合わせて四季折々のコースを選び、散歩を楽しんでいます。また、武相高校のグランドを間借りする等、伸び伸びと遊べる環境にあります。駅から数分という保護者の通勤に最適な場所から入所希望者が多く、見学会が大盛況です。一時保育事業にも力を入れています。 ●当園の定員は71名、0歳~5歳児までの保育を実施し、現在72名の園児が在園しています。本園は2階建てで、1階に2歳~3歳児の保育室、2階に4歳~5歳児の保育室があります。分園は、1階のフロアに0歳~1歳児の保育室があります。全職員は基本理念「子どもの心を大切に」を基に、一人ひとりの子どもに寄り添った丁寧な保育を実践しています。 1.
子どもを尊重した丁寧な保育
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当園では、基本理念「子どもの心を大切に」を常に意識した保育実践を心がけています。全職員は、一人ひとりの子どもの様子を観察・傾聴・共感する姿勢を持ち、自分自身の行動や言葉がけに注意を払っています。園内研修にて「子どもの人権」・「保育所保育指針」・「心理的安定性」等について、職員間で学び合い日常の保育に生かしています。職員は子どもの目線の高さで、やさしく丁寧に言葉がけを行い、子どもたちは安心して自分の気持ちを保育者に伝えています。子どもたちの興味・関心から、自分から選んで遊べるよう遊具コーナーを工夫し、遊具棚にはトレイごとに遊具がセットされ、机上遊びを楽しみ・片づけがスムーズにできるように工夫されています。子どもの主体性を尊重し、保育者は待つこと・見守ること・必要に応じた援助、をポイントに、常に子どもの気持ちに寄り添った関わり方を行っています。保育実践の振り返りの記録及び行事等の取組と評価・反省の記録からも十分窺うことができます。今回の利用者(保護者)アンケートでも「子どもの気持ちに寄り添って保育」、「子どもを大事にしている」、「アットホーム」、「安心して預けられる」、「楽しく登園」等々の意見が多く寄せられ、保護者の満足の高さが窺えます。 2.
平和教育と多様なプログラム
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年間保育テーマに「一人ひとりとつながって、世界の平和を願い、ハーモニーを奏でよう」を掲げ、テーマに沿い子どもたちへの『平和教育』に取組んでいます。毎月の誕生会や集会の場で、その時々に応じた世界情勢(紛争や貧困問題)を分かりやすく話し、子どもたちに問いかけながら、「自分たちにできること」・「どうしたら平和になるのか」等を考える機会としています。当園では、ひまわりプロジェクト(東北の震災後の大川小学校のひまわり活動)の実施や、能登半島の震災支援(募金活動)に協力しています。また、教育プログラムとして、専任講師による毎月の英語レッスン・リトミック・体操教室・空手教室・モンテッソーリの文化や自然・文字・数の学びを取り入れている他、課外教室としてYMCA水泳も実施しています。子どもたちは、年齢に応じて多様なプログラムを経験し、遊びから体力・意欲・知恵が育まれています。調査当日は、保育者によるリトミック(0~1歳児)が活動的に行われており、子どもも保育者も笑顔が溢れていました。また、2歳児クラスの戸板をよじ登る姿は圧巻でした。4歳~5歳児は運動会に向けての体操や、園歌に手話を交えて披露してくれました。どの子どもも楽しそうに自信たっぷりに表現し、笑顔が輝いていました。正に園名「光の園」を感じられる場面でした。 3.
食育への取組
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当園では「食べることは生きること」をテーマに、年間食育計画に沿って食育活動を行っています。食に関する豊かな経験ができるよう、各年齢の子どもたちに合わせた食育体験(視覚・触覚・嗅覚・味覚)を行い、季節の変化を感じられるように取組んでいます。また、子どもたちに野菜作りの体験機会を設け、野菜の生育・土作り等を通して食を身近に感じ、興味・関心が持てるようにしています。園庭内のプランターには、収穫後のきゅうり・トマトの苗や小さなピーマンが残っていました。給食では、旬の食材を使用し、メニューや盛り付けに工夫し、見た目にも楽しく、美味しく、安心して食べられる食事を提供しています。また、世界や日本各地をテーマにした料理、行事食(お正月、雛祭り、クリスマス等)も取り入れ子どもの食文化への興味を広げています。毎月の誕生会では、季節のフルーツを飾った手作りケーキが大好評で、ホームページでも確認できます。日常的に栄養士・調理師が、子どもたちの喫食状況を見て回り、食材の話をする等、交流が図られています。特に、男性調理師は子どもたちに大人気で、一緒に野菜の生育状況を確認したり、調理したりと会話が弾んでいます。今回の利用者(保護者)アンケートでも「メニュー豊富」、「給食が美味しい」、「イベント食が楽しい」等々の意見が寄せられ、保護者の満足の高さが窺われます。 4.
経営課題への取組
評価機関の記述 1
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園長は、当園の管理職職員(副園長・主任・リーダー)と共に、働きやすい職場環境作りに取組んでいます。余剰ある人員配置になるように努め、産休・育休後の復帰率の高さの維持に尽力しています。職員間の良好な関係作りのため、園内研修「心理的安定性」を継続的に企画・実践し、風通しの良い職場環境となっています。元々乳児保育に特化していた施設が、横浜保育室から認可保育所に移行した経緯から、一人ひとりの子どもに対する対応が、とても丁寧です。0歳~2歳児の個人連絡帳は手書きで細かく記載され、幼児クラスでも月1回、個人連絡ノートに担任が園児の様子を丁寧に記載しています。保育士負担軽減のために、事務量を減らすことやICT化への方向も一考かと思われます。また、当園は商店街の中にあり、地元の活動を支えるメンバーとなっていて、良好な関係が築かれています。地域の子育て支援として一時保育事業にも力を入れています。保護者ニーズに応え、地域の妊娠期~幼児期までの包括的な支援ができる運営を目指すとのことで、これからの取組に期待します。園長の「駅に近いから選ばれるのではなく、この園に入りたいから選んだと言われるように努めます。」という言葉が力強く響きました。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(9件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。