- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/04/24
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
ぶれすと尻手ほいくえんの概要
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●ぶれすと尻手ほいくえん(以下、当園という。)は、株式会社ブレストインターナショナル(以下、法人という。)の経営です。法人は、横浜市に本社を置き、横浜市5園、川崎市に1園、計6園の認可保育園と小規模保育事業を展開しています。当園は開園から9年目を迎え、各分野の専門スタッフが在籍し、外国人の英語スタッフから本物の『英語が学べる「ぶれすと尻手ほいくえん」』として特化した保育園です。園長も海外生活が長く、ナーサリーでの経験もあり、外国で培った世界観、価値観等を生かした保育を展開し、保育理念「違いを認めて学び合う」に沿い、一人ひとりの子どもに寄り添い、個性を大切にした保育を実践しています。 ●法人は、「世界で活躍できるよう、子供たちを育てる」ことを理念とし、「英語が学べる保育園」を謳っています。そこには、「英語を通して文化、言語、考え方の違いを知り認め合う自分の周りから世界に目を向けてほしい」という願いを持ち、英語教育に力を入れています。また、法人系列園ごとに知育玩具を探求し、ねらいに沿って備え、加えて、「小学校準備講座」として4歳、5歳児を対象に就学を見据えた国語・算数の教育も取り入れています。さらに、課外での専門講師による体操教室等を開催して保護者の習い事の需要に対応する等、大きな学び、多くの体験ができるグローバル感覚の保育を提供しています。 ●当園は、JR南武線「尻手駅」から歩いて8分程度、南武線浜川崎支線沿いに3階建ての淡い黄色の建物が住宅街の中で目を引き、入口は明るい雰囲気です。当園は、0歳から5歳までの60名定員であり、手厚い職員体制の下、子どもたちは伸び伸びと生活しています。また、外国人スタッフ、看護師が常駐し、子ども、保護者の安心につながっています。園舎は鉄棒や築山が設けられた広い屋上庭園を有し、天気の良い日は陽をたっぷり浴び、思いっきり走り回ったり、よじ登ったりできる、子どもたちの楽しい遊び場になっています。 1.
違いを認め・学び合うグローバル教育
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当園は、他の認可保育園と差別化を図った特長があります。その1つに、「英語教育」が挙げられます。外国人スタッフが常駐し、子どもたちと生活を共にする中で、遊びを通して自然に英語が身に付くように取組んでいます。子どもたちは、耳から本物の英語(発音)が入り「何を意味しているのか」が感覚的に分かり、歌・手遊び・ダンス等を楽しんでいます。理念「違いを認めて学び合う」を基に、年齢、性別、人種、文化、職業、障害等、人には様々な違いがあることを幼少期の生活を通し、グローバルな心を育てる保育を実践しています。今回の利用者(保護者)アンケートに「英語に触れられる」・「外国人の先生がいる」、「英語や、体操、国語、算数等バランス良く経験させていただける」等の声が寄せられています。 2.
ベーシックスタディの実施
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特長の2つ目は、「ぶれすとほいくえん」のオリジナルプログラム「英語、リズム遊び、まなび、知育、読み聞かせ、外遊び、体験型保育」等に加え、季節行事「遠足、夏祭り、運動会、クリスマス会」等を行っています。また、4歳~5歳児を対象に「小学校準備講座」として、法人の「学習塾BREST」講師による国語・算数の授業を取り入れています。小学校入学までにひらがな、カタカナ、ローマ字、簡単な漢字の読み書きから、2桁の足し算・引き算等を無理なく先取り学習をしていきます。さらに、課外に体育教師から鉄棒、跳び箱、マット運動等の「体操教室」を開催しています。子どもたちに、その時々に応じた体験を通して、基本方針の「まなびがあそび で あそびがまなび」につながっています。今回の利用者(保護者)アンケートの「保育園で楽しく過ごしていますか」では、概ねを含めて満足の回答率98%と高い評価を得ています。 3.
てぶらdeほいくサービス
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保護者・保育士の負担軽減を同時に実現するサブスクサービスとして、「てぶらdeほいくサービス」を全園児希望制にて提供しています。オムツ、衣服一式、帽子、寝具、水筒に至るまで準備が成され、子どもの年齢、体型、好みの色等に合わせた衣類が揃えられ、降園時に翌日登園の衣服(下着も含め)を選んで持ち帰り、翌日に前日の衣服一式をランドリーボックスに回収、業者クリーニングサービスがあるシステムです。これらは保護者の負担軽減、経済的メリットと共に、廃棄ロスによるSDGsへの取組であり、また、子ども個々の洋服の取り違えや不足オムツの催促等、保育者の業務や精神的負担の軽減を図っています。反面、保育の中では、毎日の着替えの用意を個別に準備しておく等、保育者の隠れた作業のひと手間も窺えます。保護者には「時間のゆとり」=「心のゆとり」となるよう、サービスを推進しています。また、保育者も子ども、保護者と関われるゆとりの時間が確保されるよう、双方にメリットをもたらせるサービスとして取組んでいます。 4.
ICT化の活用について
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当園では、ICT化において園の記録等をはじめ、保護者との連携、連絡もスムーズになるよう、全てスマホで完了できるシステム(コドモン)を構築しています。働く保護者のことを考え、欠席の連絡、連絡帳記載、行事等での写真購入、園からのお知らせ、請求明細の確認等、保護者が空いた時間に行えるようにしています。また、保育士と直接話がしたい時にも、クラスの「直通携帯」に電話できるようする等、呼び出し・取り次ぎの時間待ちがない体制作りを行う等、子ども、保護者ファーストのサービスに取組んでいます。今回の利用者(保護者)アンケートでは、「コドモンの連絡が定型文章で1日の様子が分からない」、「保育の様子、子どもの過ごし方等具体的に個別性を持って申し送ってほしい、同じことの申し送りで変化を感じられない」、「子どもがどのように過ごしているのかが分かりにくい」等の意見が多々挙がっています。保育者は日々子どもへの目配り・気配り、安心・安全に留意し、法人・園の職員としての責務を認識し、日々行う多くの保育業務に取組んでいることは十分理解できます。負担軽減を図るためのサービスの導入により事務作業等を行う時間の確保につなげられているのか、を検証・見直しを図り、保護者個々への連絡帳、お知らせ等のタイムリーな配信等、今一度、保育者の「ゆとり」に着目した遂行への取組に期待いたします。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(19件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - 職員の育成
職員の研修体制や育成の取り組みを聞くと、先生たちが学び続けられる環境かが分かります。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。