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第三者評価の結果

横浜おひさま保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2026/02/16
受審回数
1回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

横浜おひさま保育園の概要

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●横浜おひさま保育園(以下、当園という。)は、有限会社おひさま (以下、法人という。) が運営しています。法人の保育事業部(以下、本部という。) は、認可園3園と小規模園1園を運営しています。法人所在地は当園内にあり、区内の近隣に2園が位置しているため、相互に協力しやすい環境が整っています。また、磯子区役所をはじめとする行政機関がコンパクトに集まっていることから、効率的な運営が可能となっています。沿革としては、2000年10月に「おひさま保育園」として無認可保育園を磯子駅前トイザらス浜田ビル3階に開園しました。その後、2002年4月に横浜保育室の認定を取得し、2013年4月には法人として初の認可園である大岡おひさま保育園を開園しました。続いて、2014年4月に森おひさま保育園、2015年4月に磯子おひさま保育園、2018年4月に当園が開園され、現在に至っています。また、2015年4月には「おひさま学童クラブ」が開設され当園に併設されており、地域の子どもたちの成長を幅広く支えています。 ●園はJR根岸線「磯子駅」から徒歩約7分、横須賀街道(国道16号線)沿いにあり、斜め向かいには磯子区役所があります。周辺ではマンション建設が進み、子育て家庭が増えている地域です。園舎は丘陵の東斜面に建つ3階建て(RFあり)で、国道に沿いでありながら街路樹が季節の移ろいを感じさせ、自然が身近にある環境です。入口には雨除けとセキュリティ設備が整い、来園者を確認してから開錠することで、子どもたちの安全と安心を守っています。 ●園舎内は、1階のエントランスには子どもたちの下駄箱が並び、押し花や季節のタペストリーが温かく迎えてくれます。右手は事務室や更衣室、面談に使える個室があり、エレベーターや多目的トイレも備えています。奥には学童クラブへの扉があり、施錠管理のもと行き来ができます。2階には調理室、多目的ホール、0~2歳児室があり、午前中の外遊びから戻った子どもたちを、調理室から漂うおいしそうな香りが迎えます。3階は3~5歳児が異年齢で過ごすワンフロアの保育室です。アトリエ、ままごと、絵本等、子どもが自分で選んで遊べるコーナーが整えられています。隣にはゴムチップの園庭が広がり、水遊び・砂場・食育(花壇)等のエリアがあります。4階には屋上園庭があり、バスケットゴールやネットが設置され、体操教室やサッカー・球技等をのびのび楽しめる広々とした空間です。散歩等の戸外活動では、近隣の複数の公園へ出かけます。坂道や車通りもありますが、交通安全を学びながら歩き、公園では子どもたちが元気いっぱいに遊んでいます。 1.

子どもの主体性を育む保育の取組

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法人では「集団の中で子ども一人ひとりが自分らしく生活し、成長できる場」を保育理念の柱として掲げ、法人と園が一体となって保育活動に取組んでいます。全体的な計画には、0歳から年長までの発達段階に応じた指針が示されており、『幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿』を踏まえた保育を進めています。園では、「いろいろな経験を通して五感を豊かにし、想像力をふくらませる子どもを育てていく。友だち同士の関りを通して、思いやりの気持ちを育てる。」を保育目標としています。子どもの興味や関心を丁寧に受け止め、職員が適切に働きかけることで、自発的・主体的な遊びが広がるよう環境を整えています。室内では、子どもが自ら遊びを選べる環境を設定しています。例えば、幼児クラスの『お楽しみパーティ』の企画では、サークルタイムで出た意見をマインドマップで可視化し、内容や準備を子どもたち自身が話し合って決定しました。その過程はドキュメンテーションとして保護者に共有しています。外遊びでは、季節の絵本や自然物を掲示し、保育者の声かけを通して自然への興味を広げています。例として、自然物として落ち葉数枚かごに入れてあり、保育者からは「甘い匂いがする葉っぱもあるよ」というコメントが添えられていました。さらに、「公園で探してみよう」等の働きかけにより、動植物や自然物への関心が高まり、図鑑から自分で調べる姿も見られます。また、年齢に応じた野菜の栽培・収穫を行い、命の大切さや自然への関心を育てる取組も実施しています。 2.

子どもへの関わりと保育実践

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保育士は一人ひとりにゆっくりと声をかけ、子どもが安心して過ごせるよう丁寧に関わっています。乳児クラスは、泣いている子どもには優しく声をかけ、抱っこを求める際には出来る限り応じる等、気持ちに寄り添った保育を行っています。また、自我の芽生えや自己主張を受け止め、満足感や安心感につながるよう一人ひとり丁寧に関わっています。表情や仕草から興味・関心を読み取り、細やかな変化を見逃さないよう観察することも大切にしています。保育士全員で子どもの様子を共有し、担任以外の職員も一人ひとりに寄り添った対応ができるよう努めています。幼児クラスでは、子どもが自分で考えて行動する自主性を尊重しています。例えば、アトリエコーナー近くのテーブルに絵本「秋を見つけた」と色とりどりの落ち葉を置き、「はやしでひろったよ」「あまいにおいがするよ」等のコメントを添えることで、公園での遊びや制作活動へ自然につながる導入を行っています。保育活動も、サークルタイムや日常のやり取りを通して子どもの意向を確認しながら進めています。また、子ども同士が互いの個性を尊重し、特別視することなく自然に受入れ合える環境づくりを大切にしています。 3.

子どもの興味を育む食育活動

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園では、積極的に食育に取組んでいます。季節の食材に触れる機会を設け、楽しみながら食への興味を育てています。出汁にもこだわり、こんぶ・かつお・コンソメ等の香りを感じられるよう工夫し、調理担当が「どんなにおいがする?」と問いかけることで、子どもたちが楽しみながら参加できるようにしています。園庭の「おひさまがーでん」で育てた野菜は子どもたちと一緒に、きゅうりは漬物、大根は切り干し大根等、子どものリクエストを取入れながら食体験につなげています。また、職員と代表が釣ってきた魚の解体の様子を目の前で見せる取組も行っています。お泊り保育では子どもたちがメニューを考え、卒園前には4歳児も5歳児と一緒に献立づくりに参加します。お別れ会では4・5歳児がビュッフェ形式を体験し、食べる量を自分で選びながら保育士とやり取りをし、食後の片づけまで自分で行います。月1回の給食会議では、子どもの喫食状況や気付いた点を保育と調理で共有し、食育に生かしています。献立は季節が感じられる内容を心がけ、子どもの感性を育てながら楽しく食べられる給食を提供しています。また、戸外で給食を楽しむ「おひさま弁当」も好評で、普段の給食をお弁当箱に詰め、公園や園庭で食べることで、食事への楽しさをさらに広げています。 4.

園独自の中・長期計画及び単年度計画の策定

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法人全体の中・長期計画は、安定的で継続可能な運営を実現することを目的に策定されています。計画には、経営、組織体制、職員の育成・職員育成の目指す姿(1~3年目、4年目以降フロアリーダー・主任・園長等)、職員の確保と定着、地域と福祉ニーズへの対応等が盛り込まれ、各項目に課題と具体的な取組が示されています。全園が参加する毎月1回の職員会議では、法人全体及び各園の取組みや課題について情報共有を行っています。ICT導入については令和8年度に向けて準備を進めており、会議ではその進捗確認が行われています。園としての課題としては、ICT導入、職員採用・育成、調理と保育の連携等が挙げられています。現在、園独自の中・長期計画は作成していませんが、全ての課題に同時に取組むことは難しいため、優先順位や進め方を整理した中・長期計画を作成し、今年度の取組みや長期的に取組む内容を可視化することが望まれます。これにより、園全体で共通認識を持ち、課題解決に向けて一体的に取組むことが期待されます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 15/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 4/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 6/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 5/18項目
「よい水準」でなかった項目(30件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)

b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)

b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)

b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)

c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)

b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)

b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)

b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)

b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)

b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)

b・標準的一人ひとりに合わせた指導計画を作っている
原文: アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。(Ⅲ-2-(2)-①)

b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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