- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2026/02/05
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
KIDSFORE ACADEMYの概要
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●KIDSFORE ACADEMY(以下、当園という。)は、株式会社キッズフォレ(以下、法人という。)の運営です。法人は、横浜市に当園を含む5園、東京都に2園、計7か所の認可保育園を運営しています。さらに、横浜市放課後児童クラブや様々な習い事、小学生向けフリースクール等、多岐にわたる事業も展開しています。未来を担う子どもたちがグローバル社会の中で自立していけるよう、法人独自の幼保一体型教育プログラムを導入し、五感を育てる保育や非認知能力を高める教育活動に力を注いでいます。これらの取組を通じて、子どもたちの元気でたくましい「人間力」を育むことを目指しています。 ●当園は、横浜市営地下鉄線「センター南駅」から徒歩約5分の、生活の便利さと静かな環境のバランスがとれたエリアに位置しています。2022年4月に横浜保育室から認可保育所へ移行し、新しい園舎でスタートしました。周辺にはショッピングモールや自然豊かな公園が点在し、子育てに適した環境が整っています。また、法人グループの認可保育所・学童保育・子ども食堂等の施設も近隣にあります。新園舎は早渕川沿いに建ち、日当たりと風通しの良い立地が特徴です。鉄骨造3階建てで、屋上には園庭も備えています。園舎内は木材をふんだんに使用した温かみのある空間で、大きな窓から差し込む光により、明るく開放感にあふれています。 ●当園の定員は80名で、1歳から5歳までの保育を行っており、現在は93名の園児が在園しています。英語を取入れた保育に大きな特色があり、ネイティブスピーカーやバイリンガルの保育士が複数在籍し、日々の保育活動の中で英語に親しむ環境を整えています。理念・方針の下、当園のスタッフと各分野の専門講師が連携し、子ども一人ひとりのペースを大切にしながら、「自分で考える力」や「たくましく生き抜く力」を育むことを重視しています。人としての総合力、バランスの取れた人間力の成長を目指し、知力・体力・想像力・国際力の向上に取組むと共に、読書活動や老人福祉施設の訪問、社会見学等を通して、人の気持ちに寄り添う、思いやる「心そだて」にも力を注いでいます。 1.
子どもの主体性を育む保育
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当園では、「『心・ことば・からだ』を育み、自律を引き出す」という運営方針の下、全職員が一丸となって日々の保育実践に取組んでいます。各年齢に応じた指導計画に沿って、実践・経過観察・評価・反省を行い、職員間でPDCAサイクルを確立しています。クラス会議ではマインドマップの手法を取入れ、子どもの姿から活動のイメージを共有し、各月の指導計画に反映しています。その際には、子どもにとって何が大切で必要なのか、そして主体的に活動できているのかを重視しています。「主体性」の捉え方については園内研修でも取組み、「ありのままの子どもを受入れ、子ども自身が選んで遊べる環境作りが大切である」という共通認識を職員間で深めています。年齢や発達に応じた環境設定にも工夫を重ねています。また、子どもへの言動・対応・援助の方法についても職員同士で学び合い、共通認識を図っています。今回の利用者(保護者)アンケートでは、「子どもを大切にしている」「子どもを褒めて伸ばしてくれる」「子どもたちを尊重している」「安心して預けられる」等、多くの温かい声が寄せられ、当園の保育に対して高い評価を得ています。 2.
多彩な保育活動
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当園では、行動指針である「すべては本物から、すべては遊びから」に基づき、英語・音楽・芸術等、専門講師による多彩なプログラムを展開しています。画一的な保育実践ではなく、子どもの興味や関心を起点とした保育活動を大切にしています。英語を用いた保育活動では、歌・絵本・ゲーム・日常会話等を通して、英語を「楽しい」「伝わる」言葉として感じられるよう工夫しています。外国人スタッフやバイリンガル保育士が複数在籍し、「English Teams」で月ごとにテーマを設定して各年齢で活動を実践しています。活動内容は「English Letter」を通じて保護者にも共有しています。また、身体表現・MUSIC・芸術等の専科活動を通して、子どもたちの表現力や創造力を育んでいます。日頃の取組の成果は「Christmas活動発表会」で保護者に披露しており、調査日には専門家の指導の下で描かれた5歳児の墨絵が展示され、個性的な表現が光っていました。さらに、4歳児からはお泊り保育を体験し、5歳児はオータムキャンプを実施しています。友だちと協力しながら同じ目的に向かうことで、喜びや達成感を味わえるよう取組んでいます。その他、保護者の希望に応じてピアノ・バレエ・チアダンス・サッカー・アート等の習い事も実施しており、多くの保護者に好評をいただいています。 3.
食育活動の推進
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食に関する豊かな経験ができるよう、各年齢に合わせた「食育計画」を作成し、保育につなげています。子どもたちに食材に触れさせ、色や形、硬さ、匂い等を五感で感じさせ、菜園活動を通して、食への興味関心を持たせています。調査日にも人参・玉葱・かぶ等の野菜が良く育っていました。調理活動では、年齢に合わせた活動を行っています。中でも2歳児から参加した梅シロップ作り、幼児クラスも梅干し作り、4歳児で味噌づくりを行い5歳児に引継ぎ、熟成味噌を完成させています。梅シロップは夏祭りで、梅ジュースやシャーベットで提供され、梅干しは5歳児キャンプのおにぎり作りの具材になっています。味噌は、給食のお味噌汁やおやつで使用され、旨みを味わっています。また、自園調理による毎月の献立には、季節、行事食、栄養価等を考慮し、地元の新鮮な野菜、肉や魚等を含め、安全でおいしい給食を提供しています。月1回、郷土料理や世界の料理も盛り込み、子どもたちが喜んで食べられるよう工夫しています。今回の利用者(保護者)アンケートでも満足回答率78%、概ね満足を合わせると98%という高い評価を得ています。 4.
人材育成・定着への取組
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当園では職員の確保と定着、育成に向けて、法人と連携しながら、広報活動及びワーク・ライフ・バランスに応じた雇用体系、研修の企画・実施に取組んでいます。人材育成では「研修計画」に沿い、園内研修を実施すると共に、キャリアに沿った内容を受講できるように配慮しています。法人では海外研修も企画し、職員のモチベーションアップにつなげています。当園の休憩室には「タスクボード」が掲示され、各自が取組んでいる仕事内容を付箋で貼り、仕事の見える化を図ると共に、お互いに助け合うという気風が醸し出されています。職員ヒアリングでも「職員が仲良く助け合っている」、「意見が言いやすい」等の発言があり、職員間の関係性の良さが窺えます。職員の定着については、当園の事業経営上の課題にも挙げている「人事考課・待遇の更なる改善」に向けて、法人と連携した取組が期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(9件)をひらく項目をとじる
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
c・改善に期待実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。