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第三者評価の結果

ピノキオ幼児舎センター南園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2025/02/20
受審回数
1回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

特によいと思う点

ピノキオ幼児舎センター南園の概要

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●ピノキオ幼児舎センター南園(以下「園」という。)は、横浜市営地下鉄ブルーライン「センター南駅」1番出口から徒歩2分程度のマンションの2階にあります。センター南駅周辺は、横浜市の副都心機能を有する比較的新しい街区で、園の周辺には、都筑区総合庁舎、保健センター、図書館、郵便局、消防署等の行政機能が集中しています。また、商業施設や高層マンションも駅周辺に集積すると共に、昭和大学横浜市北部病院がある等、園は利便性の高い立地条件を有しています。一方、これら行政・商業地を囲むように、大小の公園や緑地、河川沿いの緑道や寺院が存在する等、環境にも恵まれています。また、この地域は横浜市のニュータウンとして発展してきており、比較的若い年齢層が多い地域でもあります。 ●園の経営主体は、株式会社三光商事(以下「法人」という。)であり、法人は当園の他に、東京都内に「ピノキオ幼児舎稲城園」、「ピノキオ幼児舎上野毛園」の二つの保育園と、病後児保育室「コロボックル」を経営しています。なお、『ピノキオ幼児舎』は、東京都を中心に、神奈川・千葉県に保育所を展開する株式会社ピノコーポレーションのフランチャイズ制で、園の保育面での運営の指導は、ピノキオ幼児舎(「以下「本部」という。」により行われています。 ●園の定員は、0歳児6名、1歳児7名、2歳児6名、の合計19名で、調査日現在では、0歳児6名(男性1名、女性5名)、1歳児6名(男性3名、女性3名)、2歳児7名(男性5名、女性2名)の合計19名(男性9名、女性10名)の乳幼児が在籍しています。保育時間は、平日、午前7時30分、土曜日は午前8時から共に午後7時までです。その内、標準保育時間を午前7時30から午後6時30分までの11時間としています。事業では延長保育、障害児保育、乳児保育を実施しています。 ●園の特色ある取組として、愛情をもって愛情を育てる。創造力をもって創造力を育成する。形に拘らず子どもの自主性を伸ばす『のびやか保育』が挙げられます。また、栄養士が保育の現場に関わることで、保育の中で食育を取り入れた食育活動が実践されていることが特徴といえます。さらに、近隣に大小合わせた公園や寺院が多数点在しており、子どもたちが自然を満喫できることも園の強みと認められます。 ⦅特長や評価できる点⦆ 1.

『のびやか保育』により主体性と、自己肯定感を育む保育

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ピノキオ幼児舎(本部)の特長として、『のびやか保育』をテーマに、子どもたちがのびやかに育つ環境作りを行っています。『世界はひろくてだからこそ、たのしい!園は、子どもたちにとってはじめての社会。不思議に満ちた温かい居場所でまずは「自分」のことを大好きになれますように、との想いを「ひとりひとりに、のびやか保育」という言葉に込めて、子どもたちがのびやかに世界をたのしむはじめの一歩を育てます』とのコンセプトを掲げています。園では、この方針の下で、子どもたちが、遊びや生活の中から好奇心を育み、子どもたちの五感を使って発達を促すことを主眼に、応答的な関わりを大切にしています。五感の発達を促すためには、身体能力作りが重要であるとし、リズム遊びを毎日採り入れると共に制作活動や、複数ある近隣の公園に出かけて自然と触れ合う機会を多く持っています。保育者は、一人ひとりの発達過程や家庭環境を理解し、子どもの思いや願いを受け止め、子どもを主体とした保育に努めることにより、子どもたちが自己肯定感を基に、自発的、意欲的に自己を十分発揮できる、子どもの主体的な活動を大切にした保育が行われています。 2.

保育と融合した食育活動

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園の特筆すべき取組として食育活動が挙げられます。栄養士は日常保育に従事しており、食育活動を保育の日課として企画・実施しています。例えば、9月の「お月見会」では、朝9時に栄養士を中心に職員ミーティングを行い、留意点や準備内容を確認し、朝のおやつ後の9時45分に食育をスタートします。先ず、栄養士がお月見の絵本を読み、十五夜の意味等の話をして、子どもたちと職員が十五夜の歌を歌います。続いて、2歳児がエプロン、マスク、三角巾を着用して、「お月見団子(いももち)」作りのクッキングのスタートです。10時45分に、前もって園児が制作した夜空とお月様の絵の前に、「お月見だんご」を三宝に盛り付けて備え、記念写真を撮ります。15時のおやつの時間には子どもたちが揃って、十五夜の歌を歌いながら「お月見団子」を食べ、玄関に「お月見団子」を飾り食育活動が終了します。食育は、全体的な計画に位置付け、年間食育計画を策定し実施しており、他月の食育活動も同様に行われています。また、スイカの展開図に種を貼り付け、土に見立てたボックスの穴に人参・大根を差し込み子どもが引き抜く等、保育の日課として遊びの中に食育が取り入れられています。保育と食育が融合した取組は、栄養士が保育に従事しているからこその取組と評価できます。 3.

家庭の保育を重視して連携した保育

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基本方針に「お母さまお父さまとともに進みます」を掲げ、家庭との連携を重視した保育を行っています。保護者対応では、共に喜び合える関係性を醸成するため、傾聴の姿勢を大切にしています。日常の送迎時の保護者との会話や、子どもの1日の活動を記載した連絡帳のメモ欄を活用して情報交換を行い、保護者と連携して子どもの育ちを支える視点を持って子どもの育ちを保護者と共有しています。登降園時での保護者との情報交換の内容はミーティングにて職員間で共有を図り、どの職員も同じ対応を行うよう取組んでいます。また、個別面談を年2回、保護者会を年2回実施し、保育参加や保育参観を保護者に奨励し、園だよりや、食育だより、保健だよりをアプリも活用して定期的に保護者に届けることにより、家庭との連携を図っています。今年度「接遇マニュアル」を策定し、保護者対応のポイントの項目を設けて分かりやすく作成されており、連絡帳の書き方の統一、子どもの様子が分かるエピソードを記載する等、職員に促しています。また、子どもの様子を伝える時や、お願い事をする際の留意事項等の例やポイントを明示しています。保護者からの相談にも随時、丁寧に対応しています。さらに、毎年、本部主導で利用者アンケートを実施し、保護者のニーズを法人・本部・園で共有すると共に、法人代表・園管理者等・保護者代表・第三者委員による「運営委員会」を毎年開催し、保護者・家庭を重視した取組が組織的に行われています。 4.

戦略的な人材育成・人事評価の総合的な人事管理システム

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人材の確保・定着と、保育の質の向上に向けて、ピノキオ幼児舎では、研修とマニュアル、自己評価、チューター制度を体系化した「保育者育成プログラム」を導入しています。本部研修では、新人研修、マナー研修、2年目研修の他、階層別研修を行っています。園では、保育理念や保育目標、食育運営の理解、大切にしたい子ども像・保育者像等の保育の基本姿勢や方針の研修、嘔吐処理等の保育手順書(マニュアル)の理解を図る研修、虐待防止や子どもの人権尊重等の研修を実施しています。外部研修では、主に市・区が開催するスキルアップ研修や専門職員研修等を活用し、体系的・効果的・戦略的な研修体系の構築が図られています。また、新採用・中途採用職員には、ベテラン職員とシフトを組むことによるチューター制度によるOJTや業務マニュアル等の活用等により、保育の質の確保・向上に努めています。さらに、本部の特徴として、ピノキオ幼児舎から毎月スーパーバイザーが来園し、都度、テーマを決めて職員の保育観察やアドバイスを行っています。併せて、人事管理システムも確立しています。期待する職員像については、給与規程の中に「キャリアアップ基準」が位置付けられ、職位ごとの職責・能力・職務内容・必要資格等のスキル項目が明記され、人事評価が位置付けられています。正職員・契約社員については「人事評価シート」が整備されており、人事考課と連動する仕組みが構築されています。「人事評価シート」には「職務遂行能力」、「対人対応能力」、「姿勢態度の評価」の主要項目に、それぞれ細目と行動項目例が設けられ、自己評価、一次評価(施設長)、二次評価(本部人事担当)でそれぞれA・B・C評価が行われ、一次評価・二次評価にはコメントが付され、最終的にS~Dの総合評価が行われ、昇任・昇格や賞与等の人事考課に反映されています。また、人事評価面接では、面談資料として「職員アンケート」が人事考課の参考に活用されています。 5.

働きやすい職場作りへの取組

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働きやすい職場作りについては、園長が異動後3年間要して、共通目的を持った相互理解ができる「同僚性」の構築と、園長→副主任→リーダーの指揮命令系統の構築や協調関係の醸成を図ってきたことにより、チームとしての共同体になってきており、今では、報告・連絡・相談の活性化等の縦・横の連携が図られる風通しの良い組織になっています。職員面接や相談は園長が随時行うと共に年1回、法人の人事担当が希望者に面談をする機会を設けています。職員アンケートを基に意向や要望を聴取し、時間短縮勤務や育児休暇希望等に沿った働き方に配慮しています。ワーク・ライフ・バランスを尊重し、個々のライフスタイルに合わせ、ベテランのフリー職員を複数名配置することにより、働きやすいシフト管理が行われています。退職金制度や、家賃補助制度、夏休み等の福利厚生も比較的充実しています。さらに、業務のシステム化を行うことで職員の事務作業の軽減化が図られています。 ⦅

今後期待される点

評価機関の記述 1

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⦆ 1.【子どもへの園外からの交流促進が期待されます】 子どもの戸外活動の際に、地域の資源や地域の人々と交流する機会はありますが、園外からの園への関わりは、マンションの自治会程度です。今後は、実習生の受入れやボランティアの受入れ等、子どもへの外からの交流を促進することが期待されます。特に、実習生は人材育成等の地域貢献に加えて、人材確保の重要なツールでもありますので、積極的な受入れが望まれます。ボランティアについても、自治会だけでなく、地域の伝統的な文化や技能を伝える方や、園芸等環境作りに堪能な方等の受入れを検討されることが望まれます。園長は、実習生や小・中学生の体験学習の受入れに前向きですので、早期の受入れ実現が図られるよう、積極的な取組を期待します。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 29/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 7/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 8/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 14/18項目
「よい水準」でなかった項目(16件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

c・改善に期待実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)

b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)

b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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