- 評価した機関
- 公益社団法人神奈川県介護福祉士会
- 評価結果の確定
- 2024/02/20
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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事業所の特色や努力、工夫していること、事業所が課題と考えていること等 ○きらぼし保育園は、定員12名の小規模の保育所で、0~2歳の乳児を対象に、少人数の強みを活かし、きめ細やかな保育を提供している。園舎がビルの2階にあるため、天気の良い日は毎日近隣の公園に散歩に行き、子どもたちは身体を使った遊びを楽しんでいる。近隣には公園が多くあり、子どもたちは自然に親しんでいる。 ○家庭的で温かい、安心できる環境を作るよう努めている。ビルの2階という限られた環境ではあるが、室内には季節の装飾や手作りの物入れなど、子どもたちが喜ぶ明るい環境を整えている。保育士は、威圧的な言葉は絶対に使わず、子どもが「いや!」と言ったときは、必ず受け入れるようにしている。「だめ」「早くしなさい」などの言葉は使っていない。 ○言葉で意思を伝えることが難しい年齢のため、子どもの表情を確認し、思いを汲み取って、子どもの気持ちを代弁するようにしている。一人ひとりの発達の状況は異なり、子どもの特性を理解して寄り添っている。子どもの指差し行動には、指差しした方に何があって、何が言いたかったのかを理解して、言葉での会話のきっかけを作ったりしている。 ○子どもたちが自分で取り組もうとする気持ちを受け止めて見守り、必要に応じて援助している。0歳児は手で食べたり、スプーンを持つことを覚えること、1歳児はスプーンを握って食べ物をすくうこと、2歳児はスプーンを正しく持ってマナーを覚えることなど、発達段階に応じた指導計画を立て、生活習慣を身に付けるようにしている。 ○0歳児の保育は、安心や安全に配慮し、喃語のある子どもにはしっかりと応答しながら、職員は抱っこやおんぶをしてスキンシップを大切にして関わっている。床にマットを敷いて、這い這いができるようにし、動きがあった時には保育士が必ず傍に付くようにしている。 ○1、2歳児は、まだ甘えたい気持ちも強く、保育士とのスキンシップを楽しんだりしている。保育士はしっかり子どもの気持ちを受け止めている。身の回りの物や人に関心を持つ時期でもあり、言葉がうまく話せないためトラブルが起こることもある。保育士が相手の気持ちを伝えたり、本人の気持ちを代弁したりしながら、言葉での伝え方を促したりしている。 ○こどもたちが楽しく食事を摂ることができるよう、無理なく少しずつ食材を増やすようにしている。子どもたちは、キュウリや玉ねぎ、ジャガイモ、パプリカなどを触る体験をしている。土の付いた野菜と洗った後の野菜を比べてみたり、調理された野菜と比べてみたりして、食材への興味を持つ取り組みを行っている。ハロウィンにはカボチャ型のケーキを、クリスマスにはマッシュポテトの雪だるまを提供して、子どもたちは大喜びで食べている。全部食べると、お皿の底に動物の絵が出てくるなど、子どもたちが楽しみながら食事ができるよう工夫している。 ○保護者が相談しやすいよう、保育士から先に声を掛けるなど配慮している。保護者からの相談は随時受け付けている。保護者からは担任に相談することが多いが、主任や園長も相談できる体制を整えている。保護者の相談は「園ではよく食べるのに、家ではあまり食べない」「夜泣きがある」「歩行が遅い」など、子育てに関する心配事が多い。園内の部屋でゆっくり話を聞き、適切に答えるようにしている。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(36件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
c・改善に期待実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)
c・改善に期待子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
c・改善に期待地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
c・改善に期待地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)
b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的保育の手順が文書になっている
原文: 保育について標準的な実施方法が文書化され保育が提供されている。(Ⅲ-2-(1)-①)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
見学のときに聞いてみたい観点
第三者評価で「b」または「c」となった項目を、見学時の確認観点に言い換えたものです。bは多くの園に見られる標準的な水準で、園の優劣を示すものではありません。評価の原文は上の項目別評価にあります。
- 災害時の対応
避難訓練の頻度と、災害時の引き渡しルール・連絡手段を聞くと、緊急時の動きが具体的に分かります。 - 相談のしやすさ
送迎時の会話・連絡帳・面談など、保護者が相談できる機会がどう用意されているかを聞くと、入園後のやりとりのイメージがつかめます。 - 意見・要望の伝え先
意見や要望を伝える窓口と、第三者委員の案内があるかを聞くと、困ったときの道筋が分かります。 - プライバシーへの配慮
写真・動画の取り扱い(SNSやおたよりへの掲載方針)と、着替え・おむつ替え時の配慮を聞くと、個人情報への姿勢が分かります。 - 職員の育成
職員の研修体制や育成の取り組みを聞くと、先生たちが学び続けられる環境かが分かります。 - 持ち物と保護者の負担共通の観点
使用済みおむつの処分(園で処分か持ち帰りか)、昼寝用の寝具の用意、毎日の持ち物の量は、入園後の負担を左右します。 - 見学だけでは分からないこと共通の観点
行事の頻度と保護者の関わり方(平日開催か・準備の分担があるか)は、先輩保護者の声とあわせて聞くと実際が見えます。
出典・原文を確認する
引用: 公益社団法人神奈川県介護福祉士会 による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。