- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/03/19
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
評価機関の記述 1
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≪第二厚生館愛児園の概要≫
評価機関の記述 2
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第二厚生館愛児園は、社会福祉法人厚生館福祉会(以下、法人という)の経営です。昭和27年、創業者である小児科医の近藤み弥氏が、自身の病院の隣に戦後の大変な状況に置かれていた子どもたちへの支援を目的として保育所(厚生館愛児園)を開所したことから法人の歴史が始まりました。昭和49年に法人が認可され、昭和55年に法人2番目の施設として現在地、多摩区寺尾台に定員90名の第二厚生館愛児園が開設されました。その後、平成12年に増築し120人に定員増を図りました。現在、法人内には川崎市を中心に東京を含め保育所運営を13施設(内3園は小規模保育事業)、他に一時保育、地域子育て支援センター、ふれあい子育てサポートセンター、児童家庭支援センター、学童ホール、乳児院等、主に乳幼児を対象とした施設の設置・運営を行い、社会福祉事業を通じて地域や子育て家庭の支援を実施する大きな法人に成長し、組織体制も着実に整備されています。
評価機関の記述 3
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第二厚生館愛児園は、小田急線「読売ランド前」駅から歩いて5分程度の小高い丘の上に位置しています。園舎は、フランスのロンシャン教会の芸術的な曲線を用いた建築構成を相承した外観の形状と、「建物の内側を守る」というフランスの思想的伝統を取り入れ、自然と調和した表情とカラフルな色合いが個性を演出しています。入り口の扉は趣を醸し、壁には「星の王子さま」の一文(おとなは、だれも、はじめは子どもだった。)が刻まれ心を留めます。扉を開けた先は広い園庭が広がり、視線の先には小上がりになったフランス風景式庭園が設けられています。保育園の周辺は、日本女子大学西生田キャンパスや県立菅高校、市立南菅中学校等のある学園地帯です。公園も多く、春には桜が景色を彩り、小鳥がさえずり、緑に囲まれた環境の良い地域です。 1.【理念「至誠」に適う保育】 法人理念である「至誠」の精神の下、園と保護者が連携し、集団も個人も大切にしながら心身共に健康な子どもの育成に取組んでいます。「至誠」に適う保育とは、基本方針にある「夢、愛、育ち、学び」を指し、それは施設の基本方針である「すべての子どもが、一人ひとりの育ちを見守られ、愛されることで自ら学び、自ら考え、主体的に生きる力を育む」ことに展開され、保育を実践しています。すべての子どもが、一人ひとりの育ちを見守られ、愛されることで自ら学び、自ら考え、主体的に生きる力を育んで行けるよう、園全体でサポートしています。それが第二厚生館愛児園の「至誠」に適う保育となっています。 2.【人材育成の有効な場作り】 第二厚生館愛児園では、生田うりぼう愛児園(法人系列の小規模保育園)と2園合同で年1回、「あいじえん保育研究発表大会」を実施し、今年で6回目になります。全職員が参加し班に分かれテーマを設定して研究を進め、発表会を行うことにより全員で研鑽を図り、資質向上に努めています。保育研究発表大会の構成は2部構成となっており、①「学びを報告する」、②「講師を招き、話を聞く」とし、各チームが研究した内容を発表し、他保育士等の発表を聴き、講師の講義から学ぶ、三段階の学びを形成している点が特徴です。受動的な研修とは違い、参加型の能動的な研究(=研修)は、気づき・議論・結論の導き等、とても有効な方法であり、学び(=研修)が一人ひとりへの思考・行動・実践へとつながる手段として機能しています。 3.【法人コンプライアンス室の設置】 法人では、危機管理委員会の中にコンプライアンス室、情報管理室、防災管理室を設置し、職員が各室の研修に参加し危機管理についての学びを深めています。平成18年に立ち上げた法人コンプライアンス室では、「事故・怪我トラブル予防のチェックリスト」を作成及び活用し、職員間や園で起こりやすい事故予防対応や、実際に発生した苦情への対応等の法人内共有を図っています。具体的には、事故事例、ヒヤリハット事例を年2回収集、集約し、コンプライアンス室で取りまとめて報告する体制を構築しました。コンプライアンス室の「事故・怪我トラブル予防のチェックリスト」によるチェックは継続して全員で行うことが大切であり、集約した結果はコンプライアンス室が外部のコンプライアンス第三者委員会に報告しており、苦情等の減少・保育の質の向上に活用しています。 4.【愛児園同好会】 この法人には任意団体である愛児園同好会があります。園の強制ではなく、法人に勤務する職員の同好会ですが、特に、法人職員の一体感を醸成する契機となり保育にとって非常に有意義なことです。保育を行うには「職員の和」が非常に重要で、経営陣にとっても好ましいことであり、ひいては子ども・保護者へ良い影響として還元されます。そのため、園としても色々と形を変えて援助を惜しまずバックアップしています。例えば、講演会を行いたい要望を受ければ講師の手筈を援助し、家族、地域、親子への援助や、愛児園同好会たよりを発信する際の補助をする等、支援しています。このように、非公式の友好団体が機能することは、入職年数を超えた職員間の睦まじさが窺えます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
全45項目よい水準(a) 42/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 7/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 18/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 17/18項目
「よい水準」でなかった項目(3件)をひらく項目をとじる
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。