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第三者評価の結果

たつのこのはら保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2025/02/12
受審回数
1回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

たつのこのはら保育園の概要

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●たつのこのはら保育園(以下「当園」という。)は、東急田園都市線「鷺沼駅」の北方約700m、駅の北口から徒歩10分程度の住宅地の中にあります。園は、川崎市の幹線道路から少し中に入ったところにあり、周囲はマンションや閑静な戸建ての住宅地であり、隣接地には緑地(宮崎配水池)が存在しています。また、徒歩5分圏内に複数の公園が点在し、自然も多く、豊かで恵まれた環境を有しています。 ●当園の経営主体は、社会福祉法人大慈会(以下「法人」という。)です。法人は当園を含めて、認定保育園を川崎市内に9園、横浜市内に1園、計10保育所を経営・運営しています。たつのこのはら保育園は6つ目の認可保育所として平成25年4月に開所されました。園名の由来は、法人の母体が、龍厳寺(川崎市多摩区堰)の寺院であることから、龍から「たつ」をいただき、また「はら」は、子どもたちの自然の遊び場であり、自由に駆け巡ることができた且ての野原をイメージしています。 ●定員は、0歳児15名、1歳児36名、2歳児45名、3歳児から5歳児までそれぞれ48名の合計240名であり、川崎市内の保育園の中では大規模保育園として、高い定員を誇ります。宮前区の住民の平均年齢は若く、人口も増加している地域の特殊性から、川崎市の要請によって定められた定員となっています。本年10月1日現在の現員は、0歳児15名、1歳児38名、2歳児43名、3歳児50名、4歳児46名、5歳児47名の合計239名で、定員がほぼ満たされている状況です。保育時間は、平日及び土曜日ともに、午前7時から午後8時までとされ、その内、標準保育時間を午前7時から午後6時までの11時間としています。また、延長保育、障害児保育、乳児保育、一時保育、スポット延長保育を受け入れ、地域子育て支援センター「たつのこのこ」を併設し、育児相談や育児教室等、地域家庭の子育て支援に取組んでいます。 ●当園の特色ある取組として、主体性と自己肯定感を育む保育を実践しています。また、前記の園の特徴的な取組に記載した各種の事業を行っています。特に、保護者会と連携して、移動動物園や夕涼み会、お月見敬老会、運動会、発表会等の保護者の参加行事を多く実施しています。中でも移動動物園は、川崎市内の牧場から、ポニーやヤギ等の大型動物から、うさぎ、ひよこ等の小動物まで多数の動物が訪問するもので、子どもたちの喜びはもちろんのこと、地域住民にも開かれた行事として人気を博しています。 〈特長や評価できる点〉 1.

子どもの主体性と、自己肯定感を育む保育

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子どもの主体性を尊重した保育は、他法人の保育園でも行われているところですが、法人・当園では、「子どもの将来の生きる力の源泉は自己肯定感によるもの」という信念を持って保育を実践しています。園長から伺った情報では、日本財団が行った18歳の意識調査では、諸外国の若者に比べて、日本の若者の自己肯定感が著しく低い結果を示したそうです。自己肯定感を育むためには、自我の芽生える幼児の時から対話する保育環境が不可欠であると、当該意識調査結果で課題が示されているとのことです。当園では、日頃の保育において、子どもたちが遊び等を自分で選択するように促すと共に、行事についても子どもたちがその内容や実施方法を話し合って決め・実施することで、達成感や自己肯定感が育まれることを目的に、保育を実践しています。当園のホームページでも『子どもたちが、本当にやりたいことを楽しんで行うことができる保育環境の下、昨年度は、発表会や、運動会、豆まき等の伝統行事や、卒園式の内容を子どもたちが話し合い、考えて企画・実行しています。』という園長の言葉があり、こうした経験を通して、子どもたちのやる気、持続力、集中力、積極性、柔軟性と思いやり、共感する気持ちが大きく育っていることを、保育者、保護者が実感しています。利用者(保護者)アンケートでは、「園児の主体性を重んじていて、素晴らしい保育園」、「園児たちがやりたいことを話し合い、意見を出し合って形にしていくことが素敵」等の、子どもの主体性や自己肯定感を育む保育に賛同する意見が多数寄せられています。 2.

子ども、保護者、保育士の三者にとってベストミックスな運営

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保育理念の「子どもたちとその親、家族の幸せを守り、育む」、「我々一人一人が幸福であるように努力」を実現する一つの答えとして、手厚い保育体制を採用しています。手厚い保育体制が、職員が心身共に健康で、余裕を持って保育に取組める環境を作り、子どもの安定した生活の実現につながっています。また、その保育環境が保護者の安心感をもたらし、好循環が生まれています。人的に配慮された環境の中で、保育者の愛情深い保育や、丁寧な保護者対応が可能となっています。ワーク・ライフ・バランスの意識が醸成され、就業と家庭や自己の生活との両立を図ることができ、研修参加や研究活動等の自己研鑽の時間も得られています。こうした環境作りが、法人のホームページの入園案内のトップタイトル「良質なスタッフ、充実したサービス、多様なプログラム、そして対話」の実現に寄与しています。利用者(保護者)アンケートでは、「先生の離職率が低く、育休復帰される方も多いので、先生たちにとっても良い環境だと思います。働く親としてはここが一番大切で、安心して預けられる理由です」、「先生方も全体的に余裕のある雰囲気」、「どの先生もプロフェッショナルでクオリティが高い(中略)なかなかこのレベルは維持できないと思います」等の声が寄せられており、当園の運営姿勢が窺えます。 3.

質の高い保育士の育成

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人材の確保・定着と、保育の質の向上に向けて、「人事・人材育成委員会」の下に「職員採用 確保部会」を設置し、職員の確保と共に、法人全体研修、法人内部研修、職場研修、部会研修、外部研修と研修体系を構築し、戦略的に人材育成に取組んでいます。これらの研修には、当園で担当を決め、それぞれの研修主体との連携や参画を図っています。研修内容は、全体研修では、理事長講話・職員研究発表・部会活動報告等が行われ、法人内部研修では、AED・心肺蘇生法やエピペン使用法等の現場での緊急対応や、人権・虐待・ハラスメント研修等の職員が共通して理解すべき研修、外部講師によるピアノレッスン、NHK講師による日本語レッスン等の実践的な研修、美術館見学や海外研修等の見聞を深める研修が行われています。園内研修では、今年度は乳児・幼児研修、食育研修、アレルギー研修、保健衛生研修、マネジメント研修、障害児研修、保護者支援・子育て支援研修、災害対策研修等が計画・実施されています。また、乳児担当、幼児担当、保健衛生、栄養給食の4つの部会では、専門性を高める研修や研究が行われています。外部研修は、川崎市や市保育会の研修や、宮前区の研修の他、企業の行うキャリアアップ研修等を受講しています。法人全体で職員が専門知識を深めるための研究活動を奨励しており、当園職員の研究論文が、川崎市の保育関係の論文集や、法人の論文集に掲載される等、質の高い職員が育成されています。さらに、意向調査票を活用した目標管理や人事考課制度が確立されています。特に、意向調査票で運営や保育に関する意見やアイデアを募っており、職員が運営面にも目を向ける取組は評価できます。今回の第三者評価の各項目に対する評価結果や評価理由欄において、適切で詳細な記載からも職員のマネジメント能力、バランス感覚が育っていると認められます。 〈

今後期待される点

評価機関の記述 1

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〉 1.【持続的な園運営が図られることが期待されます】 法人では運営方針として職員の処遇・待遇の充実を図り、年間休日127日以上や実務労働時間7.75時間の実現等、手厚い保育体制を採用しています。こうした手厚い人的対応は、子ども、保護者、保育者にとって好ましい状況をもたらす一方、人件費比率が高止まりすることで、経営の圧迫・大規模修繕等に係る運営費や事業費の不足を来す恐れもあります。一般的に、人件費は70%、運営費・事業費は30%が運営の目安ともいわれています。園では現在、人件費比率が約80%となっています。この点は、法人の役員である園長は十分認識されており、子ども誰でも通園制度等の新たな事業の採用の検討が成されているところです。今後ともサービスの水準を維持されると共に、処遇加算措置のある新たな事業の採用や、業務や行事の省力化等により、人件費比率の逓減を行う等、持続的な園運営を図っていかれることを期待します。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 38/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 8/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 16/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 14/18項目
「よい水準」でなかった項目(7件)をひらく項目をとじる

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)

b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)

b・標準的一人ひとりに合わせた指導計画を作っている
原文: アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。(Ⅲ-2-(2)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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