- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2023/04/07
- 受審回数
- 2回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
ひばり保育園の概要
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●ひばり保育園の運営は、社会福祉法人宿河原会(以下、法人という)です。法人の保育事業では、昭和52年に第1号の当「ひばり保育園」を開設し、昭和56年には、同保育園に乳児保育(0歳児保育)を開始しました。さらに、待機児童解消のための一助として、平成19年に「ひばりっこくらぶ保育園」を開園し、平成25年には「こひばり保育園」を開設しました。3つの保育園は、同じ運営方針で互いに協力し合いながら、地域の子育てに大きく貢献しています。加えて法人は、地域の子育て支援の場としての「ひばりかんとりーくらぶ」を平成6年に開設し、会館の貸し出しや子育て支援等で地域に貢献しています。これらの運営施設は、JR南武線久地駅を中心として、全て徒歩圏内にあります。周辺は多摩川河川敷の平坦地で、肥沃な土地として多摩川梨の生産地としても知られていましたが、近年は都市化が進み、田畑は商業施設や住宅に変わりつつ活気が見られます。 ●ひばり保育園は、園舎老朽化により、建て替え工事を令和4年12月から令和6年3月の予定で始めたところです。そのために、この第三者評価の調査は、仮園舎に移動して間もない時期の調査になりました。保育サービスの実施状況は、乳児保育、幼児保育、障害児保育、延長保育、一時保育を行い、0歳児12名、1歳児20名、2歳児22名、3歳児23名、4歳児22名、5歳児23名、計122名の園児が在籍しています。全職員で全園児を見守り、「日々の保育や行事を通して、周りへの思いやりや協調性、リズム感や運動能力、感性等の健全な成長」と「子どもや大人、様々な年齢の人々が関わり合い、共に育ち合う保育、コミュニケーション力や労いの心を育む」ことができる保育を目指しています。 1.
職員が活き活きと働きやすい職場、利用者から信頼される保育園
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ひばり保育園は、園長の保育園に対する熱意、リーダーシップ力、権限移譲が明確であり、副園長・主任の忖度のない対応等、上層部のしっかりした体制が園の全容を物語ります。働きやすい職場とは、生涯設計等のキャリアデザインが明確になっていること、労働対価等労使契約が適正であること、職場のコミュニケーション・人間関係が円滑であること、が三大要素として挙げられます。ひばり保育園では、6階層別の「期待される職員像」を明示して人事管理が明瞭に行われています。職員の勤務は、シフト制ではなく固定勤務制を導入して、早出、延長保育時間の職員も固定され、子どもはいつもの安心感と心の安定を保って過ごすことができています。保育園を選ぶ実習生等は、働いている職員が生きがいを持って勤務していることを見て入職希望が膨らみます。保護者からは職員のポジティブな対応を見て、「ひばり保育園に預けて良かった」と利用者(保護者)アンケート結果からも安心を得る声が聞かれます。第三者評価での職員面接でも、これらの裏付けが得られています。 2.
日々の保育、行事を通して育む資質・能力3本柱をかん養する保育
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ひばり保育園では、日々の保育や行事を通して、周りへの思い遣りや協調性、リズム感や運動能力等の健全な成長へとつなげ、バーチャルでは得られない実体験での「心の動き」を経験することで、子どもの感性を育む保育が行われています。園の発表会は1月下旬に行われましたが、調査訪問日、出席できなかった子どもに配慮し、再開されました。そこで4歳児の劇、「ともだちほしいなおおかみくん」を見学しました。日々の保育の中で子どもたちが練習を積み重ね、日ごとに顔つきも自信に満ち、自分の役に責任を持ち、最後までやり遂げる心の成長を、担当職員をはじめ他職員、園全体で育んでいます。 3.
生きる力を蓄える食育保育活動の推進
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ひばり保育園は、専任栄養士3名で122名の園児の食育を担っています。新型コロナウイスル禍(以下、コロナ禍)の中で調理実習を実現できないことから、工夫をして補いながら食育に取り組んでいます。食育年間活動計画は、年齢別に0歳児から5歳児まで作成されています。例えば、0歳児4月~6月の食育のねらいは、「食べ物に興味を持ち、楽しみながら食事をする」ことです。職員の自己評価は、「進んで離乳食を食べることができている」です。5歳児10月~12月の食育のねらいは、「時間内に食べる」、職員の自己評価は、「就学に向けて時間を気にして食べるように声かけした」とあります。制約状況の中、お誕生日会、食育イベント、食育タイム、ランチルームとして行事食を実施し、12月の食育タイムでは、実際に冬野菜に触れて学びました。12月の給食だよりでは、冬至とカボチャについて、「風邪をひかない」、「長生きできる」等の話を紹介し、家庭の食育にもつなげています。 4.
保護者との情報共有へさらなる取り組み
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今回、第三者評価での利用者(保護者)アンケートから、「懇談会や個別面談等での意見交換」、「送迎時の職員との会話や連絡帳・掲示物」についての不満が見受けられました。園では、送迎時の職員との会話や連絡帳等の他にICTの利用でコドモンアプリの導入・活用を実施していますが、今後さらに、保護者との情報共有に工夫・改善が望まれます。情報共有は、随時の双方向通信が理想であり、その機能を有したICTアプリで運営されていることも一考され、保護者との情報共有をさらに向上し、保育に対する安心感・信頼を高めていかれることを期待いたしております。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
全45項目よい水準(a) 39/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 7/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 16/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 16/18項目
「よい水準」でなかった項目(6件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。