- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/01/22
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
どりーむ東小倉保育園の概要
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●どりーむ東小倉保育園(以下、当園という。)は、社会福祉法人長尾福祉会(以下、法人という。)の運営です。法人は、平成11年に設立され、障がい者施設の他、保育園2園(当園、どりーむ保育園)、通所施設、相談支援、グループホーム2か所も含め、全部で12施設を運営しています。令和元年より新たな夢の実現に向け、法人理念「ふれあう人 みんな笑顔に」の下、一人ひとりに寄り添う気持ちを大切に、障がい部門理念「一人ひとりが主人公」、保育部門理念「子どもの伸びる力は無限大」の考え方の下、日々、園児、利用者と楽しく生活し、理念の推進を目指しています。 ●当園は、JR南武線「鹿島田駅」から徒歩8分、JRの「新川崎駅」から徒歩8分の閑静な住宅地の中に位置しています。園の周囲には、大規模マンションが建ち並び、川崎市立東小倉小学校や、特別養護老人ホーム、東小倉こども公園の他、駅周辺には認可保育園も点在し、子育て世帯が多い地域です。法人姉妹園「どりーむ保育園」も徒歩15分程にあり、連携した取組が成されています。園舎は鉄骨造2階建ての独立した園舎であり、木の壁の外観がやさしく、温かな印象を与えます。また、広々とした園庭(乳児園庭を含む)を有し、中庭(ボードウォーク)は園庭からひと続きになっていて、縄跳びコーナー等にして楽しく過ごしています。 ●当園の定員は120名、0歳~5歳児までの保育を実施し、現在126名の園児が在園しています。室内は明るく開放的でゆったりとしたスペースがあり、大きな円柱「ことりの木」の周りのベンチで寛いだり、展示されたクラスの作品を鑑賞できます。絵本コーナーでは、木の囲いで丸く囲われて居心地が良く、絵本を自由に選び、ゆっくり座って読めます。保育室は、各年齢に分かれ、1階に0歳~2歳児及び一時保育室、2階に3歳~5歳児クラスとなっています。また、舞台設備がある遊戯室(ホール)が設定され、日々の活動や発表の場として活用しています。恵まれた環境の中で、全職員は、「子どもの伸びる力は無限大」をモットーに、一人ひとりの子どもの成長を支援し、子どもの意欲、職員の笑顔が溢れる保育園です。 1.
恵まれた保育環境
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当園の特徴の1つに優れた保育環境が挙げられます。園の周りには多くの公園が点在し、散歩コースに恵まれていることは言うまでもありませんが、園舎内のゆったりとした空間の広がりが魅力的です。玄関も広々とし、散歩用ワゴン(4人乗り)2台が常設され、園内を散歩できます。調査日も0歳児の子どもたちがご機嫌でワゴンに乗り、大きな円柱「ことりの木」の上にある巣箱の中の小鳥を指差し、歓声を上げて楽しんでいました。半円形に広く囲われた絵本コーナーも独特な空間があり、絵本をじっくり読むのに相応しい環境です。余裕のある各保育室の他、遊戯室(ホール)の広さは格別です。たくさんの体育遊具を備え、外部講師による体操教室や、当園で長年勤務している男性保育士による体育指導も積極的に行われ、身体活動の力を育んでいます。また、テラス・園庭(乳児・幼児)も広く、運動会等の行事が十分できる環境で、子どもも大人もストレスなく伸び伸び過ごせています。今回の利用者(保護者)アンケートにも「環境面(園庭・室内)が素晴らしい」、「雨でも室内・ホールで十分体を動かせる」、「外遊びや運動遊びが子どもの健康、意欲を向上させ、心と体の発達に良い影響が出ている」等々、多くの意見が寄せられています。 2.
職員一体となったチーム保育
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当園の保育理念「子どもの伸びる力は無限大」をモットーに、どりーむ3つの力育て(①身体活動の力、②精神活動の力、③社会活動の力)に取組んでいます。全職員は、年齢別のカリキュラムに沿い、一人ひとりの子どもたちの発達段階を見極め、個人差を十分に把握し、子どもを尊重した保育を実践しています。日々、子どもの仕草や言葉に傾聴し、子どもが自主的・自発的に生活や遊びができるよう環境を整え、自発性から自立心への育みを支援しています。幼児クラスでは「兄弟グループ」を編成し、異年齢活動に取組んでいます。子ども同士の関わりの中で、お互いを意識した関係性が深まり、年長児への「あこがれ」、年少児への「いたわり」の心が育まれています。その様子は、各種会議や行事の報告書等から確認できます。当園の行事全般において、全職員が協力して取組み、盛り上げていく流れで、職員間のチームワークの良さが発揮されています。今回の利用者(保護者)アンケートでも「園全体の雰囲気が良い」、「全職員で保育」、「子どもを尊重」、「温かい保育園」、「先生がいつも笑顔」等々の意見が多く寄せられ、職員一体となったチーム保育が発揮されていることが窺われます。 3.
食育の推進
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当園の献立は、川崎市公私立統一献立を基本に、栄養士が工夫を凝らし、子どもたちに喜んで食べてもらえるよう見た目も楽しく、彩りを考えて作成しています。毎月の誕生会メニューは、子ども・保護者から「かわいい!」と大好評です。栄養士は、年間食育計画に沿って、保育士と連携しながら、季節に応じた食育活動に取組んでいます。子どもたちに旬の食材に触れさせ、形、硬さ、匂い等を感じさせると共に、皮・さやむき体験(とうもろこし、グリンピース、そら豆等)を通して、食を身近に感じられるように工夫しています。また、子どもたちが育てた夏野菜(トマト、ピーマン、ナス等)を使った「ピザパーティ」、新米の「おにぎり作り」を子ども・職員で一緒に行い、10月には「さんまの解体ショー」を実演しています。中でも「さんまの解体ショー」では、魚の頭を切り、内臓を取り出して観察し、2点(①さんまの命をいただきます。②魚がみんなの給食になるまで)についての話を行い、いつもの挨拶は「命をいただきます」という意味であること、感謝を込めて「『いただきます』を言ってみよう!」と、子どもたちへメッセージを送っています。日々の食育活動では、手作りパネル「三食食品群」を使い、各年齢の食事の様子を見回り、食材の話をしつつ、年齢に応じて子どもたちに分かりやすく、食べ物と体の関係についての話をしています。また、「日頃から食について親子の会話を広げてほしい!」との願いから玄関前に給食室を設置し、子どもたちは広い窓から調理の様子を見て、その日の給食に期待を持ったり、栄養士や調理員と話をする等、日常的に連携が図れています。保護者には、毎月の献立・「給食だより」の配信、毎日の「サンプル」掲示で食事内容を知らせると共に、年度初めの懇談会では、0歳~2歳児の保護者に、提供食(離乳食~幼児食まで)を参加者全員に試食してもらい、園の食事の理解及び、家庭での食育につなげています。今回の利用者(保護者)アンケートでも満足回答率81%と高い評価でした。 4.
地域支援への取組
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当園の基本方針の1つに「地域の子育て家庭を支援する。」を掲げ、地域支援活動に取組んでいます。具体的には一時保育、園庭開放、育児相談、絵本読み語り、身体測定、観劇招待(ひとみ座)、小規模施設(保育所)との連携等々、園としてできることに積極的に取組んでいます。地域的に子育て世代が多いことから、園見学会には、50人以上の参加者があります。コロナ禍の影響から、低迷していた園庭開放が再開し、園見学の参加者からの口コミもあり、徐々に来園者が増えてきつつある状況です。当園の保育士層のスキルが高いことからも、保護者の悩みに寄り添った育児支援が十分にできると推察します。中・長期ビジョンに掲げている「地域に愛され、地域に根差した保育園を持続する。」に向けて、計画・実施していかれることを期待します。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(9件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。