- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2025/08/25
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
心花保育園の概要
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●心花保育園(以下、当園という。)は、社会福祉法人美希福祉会(以下、法人という。)の運営です。法人は、東京、神奈川、福岡に当園の他5施設(美希保育園北参道・小さな足あと保育園・美希保育園・りんごの木保育園・ここ葉保育園)を運営しています。各保育園は、所在地の自治体に応じた独立運営に努めると共に、法人共通の「ポリシーブック」を作成し、職員、子ども、地域に向けて統一した教育を進めています。その根幹には『自分を大切にするから人の気持ちを大切にできる』を謳い、「自分を大切にできる子ども」を育む保育を実践し、保護者や地域の方々とのコミュニケーションを大切にし、「地域社会から期待される保育園」を目指しています。 ●当園は、東急東横線「元住吉駅」からブレーメン商店街を通り、徒歩6分程の閑静な住宅地の中に位置しています。交通のアクセスが良く、活気ある商店街が広がり、幼稚園や小学校、認可保育園も点在し子育て世代も多い地域です。園舎は、鉄骨造り2階建てで屋上、園庭を有し、木の素材感と北欧調の洗練された印象です。当園の名前は「いつも心に花を」の意味を込めて命名され、法人のコンセプトでもある子どもたちの「第二のおうち」となるよう設計されています。 ●当園の定員は80名、0歳~5歳児までの保育を実施し、現在80名の園児が在園しています。園内は木目調を基本とした落ち着いた雰囲気で、丸窓やステンドグラス風の星形照明(貝製品)、ガラス張りの厨房が目を引きます。保育室は1階に0歳~1歳児、2階に2歳~5歳児クラスがあります。当園では縦割り保育を実施しており、異年齢児が兄弟姉妹のように助け合いながら成長できる環境を作っています。大家族のような雰囲気の中で、愛情たっぷりに育った子どもたちは、明るく睦まじげに育っています。 1.
縦割り保育からの子どもの育ち合い
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当園の特長の1つに、縦割り保育への取組が挙げられます。全職員は保育理念の下、縦割り保育の意義を共通認識し、各年齢別保育の基盤の上に子どもの成長・発達を見据えて計画・実践しています。当園は2歳児から3歳~5歳児クラスが同一フロアで過ごし、3歳児クラスへ進級する時には、4・5歳児との関係性が育まれています。職員は一人ひとりの子どもの特徴や性格、子ども同士の相性を見極め2グループに編成し配慮された縦割り保育活動を実施しています。日常生活や遊びを通して子どもたちの関係性が深まり、年長児への「あこがれ」、年少児への「いたわり」の心が育まれています。その様子は、各種会議や行事の報告書等から確認できます。こうした異年齢児間の育ち合いは、今後の社会生活の基盤になる「社会性」の育みにつながると言えます。今回の利用者(保護者)アンケートにも「縦割り保育で人間関係を学べる」、「友だちの幅が広がる」、「子どもたちも楽しく過ごせて満足」等々の意見が多く寄せられ、当園の保育に高い評価を得ています。 2.
職員連携のチーム保育
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保育理念の1つでもある「安心して子育てができる保育園づくり」を目指して、職員一体となった保育活動を展開しています。全職員は「ポリシーブック」の下、一人ひとりの子どもに寄り添い、その時々の気持ちを受け止め、共感しながら年齢に合わせた保育実践ができるよう努めています。日頃から、フロアリーダーを中心とした報告・連絡・相談の体制を図っています。調査日にはプール遊びを行っており、小さい子の着替えを年長児が手伝う場面も見られました。0歳児クラスもテラスでお湯遊びを楽しみ、子どもと保育者の笑顔が溢れています。職員は日々、子どもの人権に十分配慮した保育を心がけ、幼児クラスでは看護師によるプライベートゾーン指導を行い、子ども自身の意識も促しています。また、当園の行事全般において全職員が協力して取組み、盛り上げていく流れで、職員のチームワークの良さが発揮されています。今回の利用者(保護者)アンケートにも「園全体に一体感がある」、「アットホーム」、「先生方が明るくて親切」、「子どもに寄り添っている」等々の意見が多く寄せられ、職員同士の和気藹々とした雰囲気が感じられます。 3.
多彩な保育活動の推進
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当園では3歳~5歳児を対象に通常の年齢別保育活動の中で、外部講師による「体操教室」、「美術教室」、「お楽しみ英会話」を定期的に行っています。それぞれの教室における年齢別レッスンに取組み、子どもたちの運動能力の向上、豊かな感性・表現のスキルアップ、異文化に触れ遊びを通して英語を学ぶ等、保育の質の向上につなげています。また、5歳児は日本舞踊も段階的に取入れ「おゆうぎ会」(エポック中原で開催)で披露しています。その際の小道具・衣装等は園で用意しています。また、希望者のみの「スイミング」、「ECCジュニア」、「ピアノ」教室もあり、スイミングは送迎バスで移動し保育者が引率しています。何れの活動も子どもの主体性を大切に、興味・関心を広げ、楽しく行えるよう配慮しています。当園の取組は保護者から「共働きのため大変助かる」、「保育時間内に習い事が出来る」等の声が多く寄せられ、歓迎されています。 4.
働きやすい職場環境への取組
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園長・主任を中心に「職員が生き生きと自分らしく働ける環境」を目指して、人材の適材適所、スキルアップ、育児と仕事のワーク・ライフ・バランス等に配慮した取組を行っています。また、時代のニーズに応じた対応のためには職員の教育・研修が重要と考え、各種の研修計画を策定・実施しています。毎月の園だよりにも職員研修実施日・参加者を明記し、保護者にお知らせしています。研修後は報告会を開催し、職員間の意識の統一を図っています。職員は園長・主任との面談の他、社会保険労務士との面談も行える体制です。職員ヒアリングでも「職員同士の仲が良い」、「園長や主任に話しやすい」等の発言がありました。保護者との連携では、0歳児~5歳児まで連絡帳で子どもの様子を手書きで丁寧に伝えています。保育業務の軽減に向けては、中・長期計画の中にICT化を図ることが記載されています。今年度の予定では、連絡帳・保育計画の作成・ICT化を挙げ、川崎市へ計画書を提出しています。今後も働きやすい職場環境を目指し、さらなる取組に期待いたします。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(17件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。