- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2024/10/23
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
らいらっく山吹保育園の概要
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●らいらっく山吹保育園(以下、当園という。)は社会福祉法人リラ福祉会(以下、法人という。)の運営です。法人は、「子どもがのびのびと育つ環境を目指して」をスローガンとし、法人事務局のあるらいらっく保育園、らいらっく幸(さち)保育園、らいらっくみゆき保育園を、中原区、幸区に展開しています。運営方針の1つに、「褒めて伸ばすポジティブ保育」を目指し、「デンバースケール」(発達記録表)を入園から卒園まで各クラスの担任が一環して記録し一人ひとりの発達を把握しながら工夫して保育に当たる体制を推進しています。 ●当園の立地は、JR南武線鹿島田駅から徒歩10分弱、幸区中央部の塚越の地区に位置し、近隣には中学校や集合住宅、戸建て住宅があり、中学生の活発な声が響き、活気が溢れ元気がみなぎる環境にあります。園舎は、設計時から保育士が関わり、保育環境に拘った構造になっています。法人の名称に沿った「枝先に葡萄のような房なりの花をつけて咲く姿のように」と、子どもたちが集う保育園でありたいと願い、良い保育を追求し、成育・発達過程を見守る保育を実践しています。 ●地域との関係については、園設立時に園舎のすぐ脇に町内会の防災倉庫を設置する等、友好的な関係を構築しています。当初、地域との交流等も計画予定にありましたが、コロナ禍の時期と重なり交流が思うように進まない状況となっており、新型コロナウイルスも5類感染症に移行した現在、町内会を始めとする地域との交流を進める予定でいます。 ●当園の方針として、定員40名の小規模園を生かし、子ども一人ひとりに向き合う保育を心がけ、個々の輝きを最大限生かすよう実行しています。職員は先回りして制限するのではなく、経験させ、実感し、ダメなことは叱り、良いことは存分に褒め、一人ひとりが伸び伸びと育まれるよう「褒めて伸ばすポジティブ保育」を実践すると共に、保護者と協力し合う「共育て」を目指しています。 1.
異年齢児保育の推進
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当園は、「異年齢児保育」を推進しています。その特徴として、一般的な3・4・5歳児別に分けた3年齢とは異なり、「0歳児、1歳児」、「2歳児、3歳児」、「4歳児、5歳児」での2年齢ごとにし3つのグループの異年齢児保育を日常的に行っています。1年齢を7名平均(0歳児は5名)とし、2年齢(約14名)で体系的に計画され、団体生活はスムーズに進めやすく、一緒に過ごすメリットは大きいと思われます。3年齢での保育のメリット・デメリットを理解しつつ、2年齢の保育は成長等のレベル差が少ない為、1歳下の子どもが上の子どもと同じように真似て覚え、上の子どもも年上意識を持って頑張る成長の姿があります。また、0歳児、1歳児では月齢差が大きく、0歳児で月齢の大きい子どもは1歳児と一緒に遊んで成長できる等、2年齢の異年齢グループの良さが見られました。2年齢での異年齢児保育での改善を図りつつ、効率的に保育の機能を生かし推進を図っています。 2.
職員の育成
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小規模保育園の実態として、保育士は総数13名、その内、園長、主任、副主任・クラスリーダーを除くと一般保育士は半数強という体制の中で、クラスの運営を見せていただきました。0歳児、1歳児のクラスでは風船をたくさん膨らませ、風船が割れても安全なようにビニールに入れて圧縮させてクッションを作り、見た目も楽しく、子どもたちは興味を持って遊んでいました。2歳児、3歳児クラスでは、保育室にビニール紐を縦横十文字に貼った上に新聞を吊り下げ、新聞の無いところを進む迷路遊びを楽しく遊んでいました。いずれも職員の工夫とアイディアで活動プログラムが作成され、各クラスの自主性が尊重された生き生きとした保育が実施されています。「ポジティブ保育」の職員間の共通認識は根付いており、職員の一つひとつのアイディアが園の財産となっていく体制が、ひいては組織の向上につながっていくと思います。 3.
中堅職員の育成
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当園の中堅職員の育成の1つに、法人系列のらいらっく保育園(定員110名)、らいらっく幸(さち)保育園(定員90名)、らいらっくみゆき保育園(定員120名)との行事等での連携・活用が挙げられます。系列園との連携は、行事を通しての連携や園庭を共有した交流、法人合同研修を行っていますが、さらに拡大を図り、中・長期(3~5年)の目標(ビジョン、組織全体が目指す姿)に示すよう、組織階層における中堅職員の視野を広くし、園全体を把握できるよう職員自身の役割を果たせる体制作りのための教育体制を進め、ひいては法人の教育体制の構築につなげられるよう期待されます。さらには、法人の運営方針の一つである「褒めて伸ばすポジティブ保育」の推進を十分図った上での教育体制の構築を期待しています。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(12件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。