本文へ移動

園えらびの手がかり > 園をさがす > 可愛保育園 > 第三者評価

第三者評価の結果

可愛保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2026/03/23
受審回数
1回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

可愛保育園の概要

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
●可愛保育園(以下「園」という。)は、川崎市の中部(市庁所在地の北西部)に位置する宮前区にあり、東急田園都市線「宮前平駅」から徒歩4分のマンション1階にあります。川崎市の幹線道路である「尻手黒川線」にも近接しており、交通の便は非常に良好です。宮前平駅から園までは商店街が続きますが、園は商店街から道路を隔てて矢上川を渡った場所に位置し、周辺には住宅やマンションが立ち並ぶ落ち着いた住宅地が広がっています。園はマンションの1階にありますが、北側には道路を挟んで田園都市線が走り、南側には川が流れているため、日当たりや風通しに恵まれています。田園都市線に近接しているものの、高架であることに加え園舎には防音施工が施されているため、騒音はほとんど気になりません。園が所在する宮前区は、比較的新しく開発された地域であり、園の周辺には畑や緑地が残されています。園から徒歩圏内(約1㎞以内)には、特色ある公園や緑地が複数点在しており、自然環境にも恵まれた立地となっています。 ●園の運営主体は、株式会社可愛(以下「法人」という。)です。法人は1984(昭和59)年4月に認定保育園「可愛ベビーホーム」を設立し、その後2017(平成29)年に当園を開設して、これまで2園を運営してきました。可愛ベビーホームは約40年の歴史に幕を下ろし、2025年3月に閉園したことから、2025年4月より「1法人1施設」の経営体制へ移行しています。現在、法人本部の所在地は当園と同一ですが、事務室については、かつて可愛ベビーホームが入っていたマンションの2階を引き続き使用しています。 ●園舎の延床面積は137.78㎡で、地下1階の開放スペースには野菜等を栽培できる小さな園庭があります。クラス編成は1歳児から5歳児までの5クラスで、各クラスの定員は6名、全体で30名となっています。園では、乳児保育、障害児保育、延長保育を実施しています。特徴的な取組みとして、1・2歳児と3~5歳児の2グループに分けた異年齢児保育を行っている他、外部講師によるリトミック、英語教室、体操教室を取り入れています。また、食育活動にも力を注いでいます。さらに、「一日ママ先生・パパ先生(保育参加)」や給食試食会等、保護者が園の活動に関わる機会を積極的に設け、家庭との連携を大切にしています。 1.

子どもの主体性を育む愛情豊かな取組

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
園では、保育理念として「子どもの人権と主体性を尊重し(以下略)」を掲げ、保育目標には「よく見てよく聞いて考えて行動できる子ども」を位置付けています。家庭的でオープンな施設環境と豊かな自然環境の中で、子どもたちがのびのびと過ごし、感性や主体性を育む保育が実践されています。クラス活動と異年齢児交流を柔軟に組み合わせ、それぞれの良さを生かした保育を行っています。異年齢児保育では、年上の子が年下の子を支え、年下の子が年上の子に憧れる等、自然な関わりが生まれています。1・2歳児クラスには12名に対し4名の保育士(以下「保育者」という。)を配置し、愛着関係を大切にした丁寧な保育を実践しています。また、園では子どもの個性や主体性を育むため、子どもが手に取りやすい位置に玩具を配置する、興味や発達に応じてサークル遊びを取り入れる等、主体的に遊べる環境づくりに力を入れています。室内ではリズム遊びを中心に、外部講師によるリトミック(1・2歳児)や体操教室(3・4・5歳)を実施し、十分に体を動かす機会を確保しています。さらに、近隣保育園との公園交流やドッジボール大会等、地域とのつながりを活かした活動も行っています。園は公園や緑地等自然環境に恵まれており、危険な暑さでない限り、天気の良い日は積極的に園外へ出かけています。園外では草花や昆虫等を観察し、写真を撮って園に戻ってから図鑑で調べる等、研究心を育む活動が行われています。園内でも野菜の栽培やメダカの飼育を通して、生き物を大切にする心を育てています。さらに、外部講師による英語教室では、外国の文化に触れる機会も提供しています。このように、子どもたちが自らの活動や自然との関わりを通して多くのことを学び、感性や主体性を育む保育が実践されています。 2.

食育に関する計画的な取組みと実践

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
園では、パンフレットに保育方針や保育目標と並んで「食育への取組み」を掲げ、食育を重視した園運営を行っています。食育については、全体的な計画やクラス別の年間・月間指導計画に位置付けると共に、「食育年間計画」を作成し、年齢ごとの達成目標を明確にして取組んでいます。また、地下の開放部にある園庭では、トウモロコシ、スイカ、メロン、枝豆、キュウリ、ナス、トマト、オクラ、イチゴ等、多様な野菜や果物をプランターで栽培し、子どもたちが収穫を楽しんでいます。さらに、野菜の皮むき等年齢に応じて食材に触れる機会を設け、調理活動にも力を入れています。保育室と厨房が互いに見えるオープンな環境が整っており、子どもが日常的に「食」を意識できるよう工夫されています。栄養士と保育者は毎月打合せを行い、相談しながら食育や調理活動を進めています。調理活動は、梅ジュースづくり(2~5歳)、夏野菜を使ったピザづくり(3~5歳)、手づくりうどん(4・5歳)、餅つき(1~5歳)等、年齢に応じた内容を毎月1回以上実施し、子どもたちの食への興味を育んでいます。日々の食事の提供においては、家庭的な楽しい雰囲気を大切にし、子ども一人ひとりに合わせた食事量を提供することで、達成感が得られるよう配慮しています。また、行事食や郷土食、世界の料理等、栄養士が工夫した多様な献立を毎月提供しています。さらに、献立表を毎月保護者に配付し、玄関には昼食やおやつの展示を行う他、レシピを公開することで、家庭での食育の支援にも取組んでいます。 3.

保護者参加と家庭連携を通じた保育の充実

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
クラスごとの年間・月間指導計画には「家庭との連携」の項目を設け、保護者と連携・協働しながら子どもの養育を進めています。保護者会に加え、「一日ママ先生・パパ先生の日(保育参加日)」を設けており、任意参加であるものの、ほぼ全家庭が参加しています。個別面談も保護者の希望に応じて随時実施しています。また、運動会や可愛まつり、リトミック(1・2歳児)、成長発表会(3~5歳児)、年長の日(保護者と一緒にクッキング)等、保護者が参加できる行事を多数設けています。さらに、幼児日誌として、職員が子どもの活動を写真とコメント付きで記録し、保育室の廊下に毎日掲示しています。保護者代表が参加する「運営委員会」を年2回開催し、行事や園の運営方針について承認を得ています。園だより等の各種おたよりを発行すると共に、保育内容や園運営に関する保護者アンケートを実施し、寄せられた意見や要望を保育に反映し、その検討結果を保護者に伝えています。また、定員30名と比較的小規模で、現在23世帯が利用していることから、家庭的でまとまりのある園の雰囲気が形成されています。第三者評価のアンケートの回収率は96%であり、「保育の内容を知っていますか」について、「まあ知っている」を含め「知っている」が100%となっています。この結果からも、保護者の保育への関心や参加意識の高さが窺えます。園の行事やクッキング活動の補助、クリスマスのサンタ役、節分の鬼役、ボディペインティングの被画体等、様々な場面で保護者がボランティアとして主体的に関わっています。こうした家庭との連携を重視した保育が行われていることは、園の優れた特徴の一つとして認められます。 4.

協力し合う職員体制と温かな職場環境

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
園長は、保育に関わる事柄について職員と協働して取組む必要性を認識し、保育や行事に応じて月2~3回の職員会議を開催する等、職員との合意形成を図りながら園の運営を行っています。また、2つの保育室が同一フロアで隣接し、扉を通じて行き来できる環境であることから、職員が集まりやすく、日常的にコミュニケーションが図られています。報告・連絡・相談が密に行われ、職員が忌憚なく意見を述べられる風通しの良い職場環境が形成されています。職員配置については、各クラスとも市の保育士配置基準を上回る人員を確保しています。さらに、園長や副主任が率先して保育現場に入り、ベテランのフリー職員がバックアップすることで、残業のない、休み易い体制が整えられています。職員の心身の健康や働き方に関する相談には、園長・副主任が対応している他、事務長や法人代表も随時相談に応じる体制を整えています。また、職員のニーズに応じたシフト管理を行い、育児休暇からの復職に際しては、固定勤務や短時間勤務等職員の希望を取入れる等、ワーク・ライフ・バランスに配慮した働きやすい職場づくりが進められています。 5.

アプリ活用とICT導入に関する今後の方向性について

+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
園の記録類は全て紙媒体で手書きにより作成されています。職員の業務負担を軽減するためには、書式化された記録類をパソコン上で加除修正できるシステムの導入が求められます。また、パソコン上のセキュリティを強化することで、個人情報の保護を一層図ることができます。保護者からは、アプリを活用した園との連絡・連携手段の多様化を望む声が寄せられています。園ではアプリを導入していますが、現在は写真編集のみに利用されており、十分活用されていません。一方で、ICT化には予算が必要であり、法人としての取組みが欠かせません。そのため、職員が参加しながら、業務や保育者・保護者双方にとって使い易く、かつ経費面でも適切なアプリやソフトを検討し、法人本部と連携して計画的なICT化を進めていくことが期待されます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 26/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 4/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 9/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 13/18項目
「よい水準」でなかった項目(19件)をひらく項目をとじる

b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)

b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)

b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)

b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)

b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)

b・標準的保育の記録を職員間で共有している
原文: 子どもに関する保育の実施状況の記録が適切に行われ、職員間で共有化されている。(Ⅲ-2-(3)-①)

b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

← 可愛保育園の園ページに戻る