- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2026/01/21
- 受審回数
- 1回
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
ぶれすと白鳥ほいくえんの概要
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
●ぶれすと白鳥ほいくえん(以下、当園という。)は、株式会社ブレストインターナショナル(以下、法人という。)の運営です。法人の経営する「ぶれすとほいくえん」はグローバル感覚溢れる英語が学べる認可保育園として、横浜・川崎に認可保育園と小規模保育事業を展開しています。法人は、「英語を通して文化、言語、考え方の違いを認めて学び合い、世界に目を向けてほしい」という願いから、「世界で活躍できる子どもたちを育てる」ことを念頭に、英語教育に力を入れています。また、法人系列園ごとに知育玩具を探求し、4歳~5歳児を対象に就学を見据えて「小学校準備講座」としてカリキュラムを取り入れています。 ●当園は、小田急多摩線「栗平駅」から徒歩1分の閑静な住宅街に位置しています。駅前にありながら緑豊かで、近隣には公園も多く、消防署や交番、小学校等があります。園舎は、鉄筋4階建てのクリニックビル1階で、同ビルに歯科、隣のビルに小児科があり、嘱託医と連携を図りやすい環境です。園舎内は、明るく開放的で、0歳児、1歳児と2歳児~5歳児を扉で分けたワンフロアの保育室とテラスがあります。 ●当園の定員は30名、0歳~5歳児までの保育を実施し、現在36名の園児が在園しています。少人数の保育園のため、子どもと保育者との距離が近く、きめ細かく一人ひとりの子どもの発達、気持ちを受け止め、共感し、見守る姿勢を持ち、温かい保育を実践しています。また、外国人スタッフが常駐し、子どもたちは日常的に英語に触れ、「グローバル感覚」が育まれています。また、「ぶれすとほいくえん」の特色でもある「てぶらdeほいくサービス」の導入により、保護者や職員の負担軽減につながり、笑顔いっぱいの子育て・家庭・保育園の中で、子どもたちは心豊かに育っています。 1.
子どもの自主性を育む保育
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
当園の特徴の一つに、少人数保育園ならではの家庭的で温かく、丁寧な保育があります。年齢に応じた環境設定はもちろん、人的面でもきめ細やかなサポートができるよう職員配置に配慮し、幼児クラスでは常勤職員を各クラス(定数5名)に配置しています。これにより、子どもの状況に応じて年齢別・異年齢保育を柔軟に展開しています。職員は常に子どもの表情や仕草、発する声や言葉から気持ちを汲み取り、「○○したかったんだね」「○○したいの?」と応答的に関わり、子どもが安心して心地良く過ごせるよう支えています。幼児クラスでは年齢に応じた活動を取り入れると共に、子どもが「やりたい!」と思うことに職員も一緒に取組み、達成感を味わわせることで自信へとつなげています。こうした取組は、保育実践記録や個別指導計画からも確認できます。さらに、今回の利用者(保護者)アンケートでは「アットホームで一人ひとりに向き合った保育」「子どもを大切にしている」「子どもに寄り添った保育」等の意見が寄せられ、当園の保育に対して高い評価が得られています。 2.
グローバル感覚の保育
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
法人の特徴「英語教育」に力を入れ、子どもたちが生活や遊びを通して自然に英語を身につけられるよう取組んでいます。当園には外国人スタッフが常駐し、子どもと日常を共に過ごしながら、年齢に応じた英語活動を展開しています。調査日には、外国人スタッフの指導の下、4・5歳児がクリスマス会に向けてダンスの練習に取組んでいました。スタッフの「Are you OK?」という呼びかけに、子どもたちは「OK, Let’s Dance!!」と力強く応え、表情豊かに楽しそうに踊る姿が印象的でした。外国人スタッフは日本語も理解できるため、子どもに合わせて柔軟に言葉をかけています。さらに、5歳児担任も英語が得意で、細かなニュアンスを補いながら指導に生かす等、連携が図られています。また、2歳児への絵本「Peek a who?」の読み聞かせでは、子どもたちが英語と日本語で答える場面が見られました。子どもたちは日常的に英語を耳にすることで、「何を意味しているのか」を感覚的に理解しています。当園には外国籍の子どもも在籍しており、理念「違いを認めて学び合う」に基づき、幼少期の生活を通してグローバルな心を育む保育を実践しています。 3.
就学への取組
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
当園では、4歳児・5歳児を対象に「小学校準備講座」を設け、法人が運営する「学習塾BREST」の教師による国語・算数の授業を取り入れています。調査日には算数の授業が行われ、4歳児・5歳児の各20分間の活動を見学しました。専任教師は持参した教具を活用し、分かりやすく、遊びを交えながら学ぶ楽しさを伝えています。子どもたちは課題に繰り返し取組む中で、挑戦や達成の過程に伴う様々な感情を経験し、正解した時の喜びを積み重ねています。これは、当園の基本方針「まなびがあそび あそびがまなび」に直結する取組です。さらに、授業を通して座る姿勢や挨拶の仕方、鉛筆の持ち方といった生活習慣も学んでいます。専任教師に加え、各担任も同席して手厚いフォローを行い、子ども一人ひとりに寄り添った指導が実践されています。また、当園が掲げる「5歳児卒園目標」に向け、計画的に取組みを進めています。これにより、小学校への接続がスムーズに行えるよう、指導計画に反映した保育を展開しています。 4.
課題への取組
評価機関の記述 1
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
当園の課題として「職員の定着・育成」と「地域との連携」を挙げています。開園から9年目を迎え、職員間の連携は良好で、和気あいあいとした雰囲気が感じられます。職員ヒアリングでも「職員同士仲が良い」「一体感がある」といった声が寄せられました。常勤職員の平均年齢は48歳、平均在職年数は5年であり、安定した体制を維持していくことが今後の課題と捉えています。法人全体での魅力ある取組に期待しています。地域との連携については、毎月1回、地域支援や世代間交流の活動を実施し、未就学児や保護者、地域のボランティアとの交流の場を設けています。特に、地域のボランティアが来園し、子どもたちに手遊びや紙芝居の読み聞かせを行う等、温かな交流が育まれています。園行事「ハロウィン」では、ボランティアの自宅を訪問する等、地域とのつながりを深める取組も行われています。今後は、地域に根差した保育園を目指し、具体的な取組みを計画・実施していく予定です。地域の福祉ニーズに応える活動の展開に期待します。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
全45項目よい水準(a) 42/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 9/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 15/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 18/18項目
「よい水準」でなかった項目(3件)をひらく項目をとじる
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。