- 評価した機関
- 株式会社 R-CORPORATION
- 評価結果の確定
- 2023/02/28
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
くりの実保育園の概要
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
●くりの実保育園は、学校法人柿の実学園(以下、法人という)が、平成30年4月1日に開設した認可保育所です。設立法人は、川崎市を本拠地に横浜市、町田市等で幼稚園や保育園を幅広く展開しています。中でも法人本部がある柿の実幼稚園は、関東最大級の4万坪の敷地を有しています。法人の保育方針は、豊かな自然環境を生かし、四季を五感で楽しめる保育を大切にしています。地域のニーズに合わせた保育展開を行い、地元に根付けるような法人を目指しています。法人系列の各保育園の園児たちも訪れ、四季折々に自然を生かした遊びを満喫しています。 ●くりの実保育園は、小田急線柿生駅から徒歩10分程と利便性もよく、柿生の地域に愛される保育園として設立されました。3階建てマンションの1階部分を専有し、入所児は、0歳~5歳児まで定員40名です。小規模園ならではの特徴を生かした異年齢保育を展開し、保護者からも「アットホームで職員全員が子どもを見守ってくれている」との意見が寄せられています。子どもの気持ちを受けとめ、共有・共感しながら、温かくて楽しい保育園を目指しています。 1.
生きる力を育む保育
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
くりの実保育園は、基本理念の子どもたちが「よりよく育つ」ことを願い保育を進めています。集団での生活を中心に、異年齢の子どもたちとの関わりを通して、基本理念を基に実践しています。大切にしている保育では、1.「身体を使って遊ぼう」2.「自然を探しに出かけよう」3.「異年齢保育を楽しもう」4.「絵本の世界を楽しもう」5.「リトミック・製作」6.「自然と友達になろう」7.「自分の手で野菜を育てよう」等、豊かに、楽しく、生きる力を育むよう取組んでいます。また、くりの実保育園の職員間の連携はとても良く、「チーム保育」が根づいています。3歳~5歳児の異年齢保育では、各年齢8名計23名の子どもたちを4人の正規保育士が担当し、子どもたちの興味・関心を引き出し、子どもたち、保育士も笑顔が溢れ、伸び伸びとした保育を実践しています。 2.
五感を育む保育
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
くりの実保育園では、各年齢の発達状況に応じて、積極的に自然との触れ合いを求めて散歩に出かけています。法人が大切にしている四季を五感で感じられる「原体験」を実践しています。法人本部がある柿の実幼稚園にはアスレチックや山の中にある探検村、陶芸体験、畑等があり、幼児クラスに進級すると出かけ、法人系列他園の子どもたちと一緒に楽しい活動を行っています。ただ、昨今の新型コロナウィルス禍(以下、コロナ禍という)により中止せざるを得ない状況があり、アフターコロナには再開の計画が期待されます。 3.
人材の定着・育成への取り組みについて
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
くりの実保育園の経営上の課題として、「人材定着と人材育成」が挙げられています。人材確保については、法人に運営本部を設置し、園のニーズに応じた人数を把握して入職までサポートする体制が起動しています。くりの実保育園は開園5年目となり、ここ2年間は安定してきています。人材の定着は人材育成につながり、保育の質の向上につながっていきますので、魅力ある職場環境作り等、今後の取り組みに期待します。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(42件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的園長の役割と責任がはっきりしている
原文: 施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的法令を守る取り組みをしている
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取組を行っている。(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)
b・標準的園長が運営の改善を引っぱっている
原文: 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的働きやすい職場づくりをしている
原文: 職員の就業状況や意向を把握し、働きやすい職場づくりに取り組んでいる。(Ⅱ-2-(2)-①)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的運営の情報を公開している
原文: 運営の透明性を確保するための情報公開が行われている。(Ⅱ-3-(1)-①)
b・標準的公正・透明に運営している
原文: 公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われている。(Ⅱ-3-(1)-②)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的関係機関と連携している
原文: 保育所として必要な社会資源を明確にし、関係機関等との連携が適切に行われている。(Ⅱ-4-(2)-①)
b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どもを尊重する共通理解がある
原文: 子どもを尊重した保育について共通の理解をもつための取組を行っている。(Ⅲ-1-(1)-①)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的入園希望者に情報を提供している
原文: 利用希望者に対して保育所選択に必要な情報を積極的に提供している。(Ⅲ-1-(2)-①)
b・標準的入園・変更時にわかりやすく説明している
原文: 保育の開始・変更にあたり保護者等にわかりやすく説明している。(Ⅲ-1-(2)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的感染症に備えている
原文: 感染症の予防や発生時における子どもの安全確保のための体制を整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(5)-②)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的一人ひとりに合わせた指導計画を作っている
原文: アセスメントにもとづく指導計画を適切に作成している。(Ⅲ-2-(2)-①)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。