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第三者評価の結果

くぬぎ保育園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2024/03/25

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

特によいと思う点

くぬぎ保育園の概要

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●くぬぎ保育園は、平成31年4月1日に開設し、学校法人柿の実学園(以下、法人という)の運営です。法人は、昭和37年に全人教育(知・徳・体・聖の調和)を掲げて柿の実幼稚園を設立し、昭和56年に「学校法人柿の実学園」とし、61年の歴史を持つ名門幼稚園・法人です。現在、「学校法人柿の実学園」経営園が12園、関連の経営園が3園、計15園の保育園ネットワークが整い、「柿の実学園グループ」の保育体制を構築しています。法人グループ園は、多くの子どもたちと共に、幼稚園・保育園の垣根なく、共に学び、遊び、笑い合い、柿の実学園の“わ”を広げていきたいとの思いで、地域のニーズに合わせた保育事業を行い、地元に根付けるよう目指しています。 ●くぬぎ保育園は、東急田園都市線宮前平駅より徒歩6分程と利便性も良く、近隣には自然豊かな公園が多く、子どもたちは四季折々の自然と触れ合い、伸び伸び遊べる環境です。また、小・中学校や区役所・図書館等もあり、子育て世帯に適した地域です。くぬぎ保育園は、3階建てマンションの1階部分を専有し、定員は30名、1歳~5歳児までの保育を実施し、現在 29名の園児が在園しています。小規模保育園ならではの特徴を生かした異年齢児活動を展開し、みんなで一つの大家族『くぬぎっこ』をスローガンに、「あったかーい」想いを大切に兄弟で過ごすような保育を実践しています。 ●くぬぎ保育園の子どもたちは、「柿の実幼稚園」にある自然そのままの形状を生かした大自然の中で、アスレチック体験や山の中の探検村・ピザ窯・陶芸体験・畑等の体験をしています。日常的に自然との関わりを保育の中に取り入れ、楽しく活動の場を広げています。様々な体験を通して、遊びから五感を養う保育を展開しています。 1.

自然と触れ合う保育

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くぬぎ保育園(以下、当園という)は、恵まれた自然環境を生かし、地域に点在する公園に積極的に出かけています。園内の散歩マップには、公園の情報が細かく記載され、子どもたちの年齢やその日の状況に合わせて、四季折々の自然に触れ合っています。調査日には幼児の散歩に同行しました。前々日の初雪がまだ残り、園庭には子どもたちが作った雪だるまが飾られていました。5歳児は3歳児をサポートし、保育士の話を良く聞いて、地域の方に挨拶、交通ルールを守る等の姿が見られました。公園では、雪の感触の違い(ザラザラ、フワフワ、カチカチ)や、発見(日当たり、日陰)に目を輝かせ、友だち同士で伝え合っていました。氷をガラスみたいと表現する等、体験を通して豊かな感性が育まれています。また、法人グループ園として、柿の実幼稚園の豊かな自然(アスレチックや山の中にある探検村、陶芸体験、畑等)も共有でき、園バスで出かけています。当園のスローガンの1つ「自然と友達になろう」を実践しています。今回の利用者(保護者)アンケートの設問「季節や自然との触れ合いが保育の中に感じられますか」では、満足回答率91%と高い評価を得ています。 2.

個性を伸ばす保育

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保育理念「子どもたちがよりよく育つ」を前提にした年齢別カリキュラムを基に、子どもの要求や主体性に応じた保育ができるよう環境を整えています。常に、職員は子どもたちの目線で話を聞き、穏やかに対応しています。各室内には導線に合わせた絵カードが貼られ、時計の長針・数字に果物の絵がある等、子どもたちが見通しを持ち自分から動けるように配慮しています。また、職員同士のチームワークが良く、その日の子どもたちの状況を把握し、子どもと挑戦したいことを計画に沿って実施する等、子どもたちの遊びの中から、学びにつながるように工夫しています。1歳・2歳児クラスも幼児との交流が日常的にあり、笑い合いながら遊んでいる場面が多く見られ、「おもいやり」・「あこがれ」等が育まれ、基本理念「育ちあいの場づくり」が実践されています。年長児は、就学に向けて午睡しない時間に、宮前図書館に散歩に出かけていました。行き帰りの際は、保育者が標識に興味を持たせ意味を知らせています。図書館から帰園した際、「科学の本が面白かった!」と目を輝かせて話す姿が印象的でした。利用者(保護者)アンケートでも「個性に合わせた保育」・「一人ひとりを大切にしている」・「手厚い保育」等々の意見が多く寄せられ、保育に対する満足の高さが窺えます。 3.

食育の推進

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当園の食育年間計画に沿って、「食」を身近に感じてもらえるよう、様々な食材に触れることやプランターでの菜園活動はもとより、「ダシの飲み比べ」「野菜の浮き沈み」等を実施しています。ダシ(煮干し、鰹節、昆布)を見て、触り、香りを嗅ぎ、舌で味わう体験です。結果は煮干しが一番人気でした。野菜の浮き沈みでは、身近な野菜(ジャガイモ、ニンジン、玉葱、トマト、ナス、キュウリ)やホール野菜(南瓜、白菜、キャベツ)を用いて行い、大きな南瓜・白菜が浮くことに園児たちから驚きの声が上がり、土の中で育つ野菜は沈むことが視覚的に分かったようです。法人の畑での芋掘りや大根の収穫体験の際には、「お芋は沈むね!」と、つぶやく等、経験が生かされており、食育につながる実体験となっています。食材作りでは、大根をピーラーで皮を剝き(年齢に応じて介助)、乾かして切り干し大根を作り、給食で食しています。子どもたちは、苦手な野菜も体験を通して、食べてみようとする姿が見られます。毎日の給食も楽しく、美味しく食べられるよう工夫しています。調査日は、子どもたちに大人気の「レバーのごまソースからめ」で、調査者も給食の提供を受け、レバーの味付けは絶妙で、とても美味しく、人気の理由が分かりました。毎月の誕生会や行事メニューもアイデアに溢れ、子どもたちの歓声が上がったことが、写真を通して実感できました。 4.

働きやすい職場環境への取組み

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園長は、職員が和気あいあいとした雰囲気の中で、仕事ができる環境作りを目指しています。一人ひとりの職員とのコミュニケーションを図ると共に、ワーク・ライフ・バランスに配慮した取組を行っています。ICT化を図り、残業要因となる事務作業の時間は、勤務時間内で処理できるよう配慮しています。また、休暇が取りやすく、急な休みにも対応できるような職員体制に努めています。当園の定員は30名ですが、常勤10名、非常勤5名が配置され、支援が必要な子どもに1対1で寄り添う保育ができています。園長は「職員が笑顔で楽しいと思える保育が子どもを笑顔にする」との信念で、「やりたいことができる保育」を推進しています。職員も子どもも笑顔が溢れて「あったかーい」想いが伝わってきました。今後も職員が働きやすく、長く働きたいと思える職場環境作りの推進に期待します。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 26/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 3/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 9/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 14/18項目
「よい水準」でなかった項目(19件)をひらく項目をとじる

b・標準的理念・方針を職員や保護者に伝えている
原文: 理念、基本方針が明文化され周知が図られている。(Ⅰ-1-(1)-①)

b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)

b・標準的経営の課題に取り組んでいる
原文: 経営課題を明確にし、具体的な取り組みを進めている。(Ⅰ-2-(1)-②)

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)

b・標準的園長が保育の質の向上を引っぱっている
原文: 保育の質の向上に意欲をもちその取組に指導力を発揮している。(Ⅱ-1-(2)-①)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)

b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)

b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)

b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)

b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的子どもの満足を高める仕組みがある
原文: 子ども満足の向上を目的とする仕組みを整備し、取組を行っている。(Ⅲ-1-(3)-①)

b・標準的相談しやすい環境がある
原文: 保護者が相談や意見を述べやすい環境を整備し、保護者等に周知している。(Ⅲ-1-(4)-②)

b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)

b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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