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第三者評価の結果

小さき花保育室について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
株式会社 R-CORPORATION
評価結果の確定
2026/04/20

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

特によいと思う点

小さき花保育室の概要

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●小さき花保育室(以下「当保育室」という。)の代表者は、1998年に東京都世田谷区で家庭的保育を開始した実績を持つ家庭的保育の草分け的存在です。地域のニーズに応える形で、2023年には3階建ての民家を改装し、家庭的保育施設「小さき花保育園」を開設しました。家庭的保育士には年齢制限があるため、後継者となる保育士に資格取得を促し、園長として任命した上で現在に至っています。 ●園は小田急線百合丘駅から南へ約0.5km、静穏な住宅街の一角に位置しています。さらに南へ1kmほど進むと、緑豊かな景観とゆとりある街並みで知られる王禅寺町が広がり、地域全体に上質な住環境が形成されています。かつて百合丘駅周辺は、この地域の中心地でしたが、多摩線の始発駅を設ける際、山林だった新百合ヶ丘が開発され、地域の中心はそちらへ移りました。現在の新百合ヶ丘は特急も停車する利便性の高い拠点として発展を遂げています。一方で、百合丘は古くからの住宅地として趣を今も守り続け、全体として落ち着いた街並みが広がっています。静かな環境と穏やかな雰囲気の中で子どもたちは育まれています。 ●園は定員5名の小規模で家庭的な保育室です。今年度は1歳児に2名、2歳児3名の合計5名で運営しています。乳児保育を行っているため、希望があれば0歳児の受け入れも可能です。但し、子ども同士が関わり合い、育ち合う環境づくりを大切にしていることから、基本的には1・2歳児の受け入れを中心としています。3歳児以降は他の保育園へ移ることになるため、受け入れ先として連携園である「高石保育園」及び「キディ百合丘川崎保育園」を案内しています。また、卒園後のスムーズな移行を図るため、交流保育や健康診断や歯科健診等の機会を通じて、これらの園との交流も行っています。 ●保育の方針は、子ども同士が自ら育ち、育ち合う環境をつくることを大切にしており、そのための工夫を随所に取り入れています。園舎は一戸建ての3階建ての建物で、1階は玄関・洗面所・事務室等のフロア、2階は1歳児と2歳児が一緒に生活する異年齢保育室と厨房、3階は2室のフリー保育室兼休養室となっています。2階の保育室にはモンテッソーリ教育を取り入れた知育スペースを設けています。朝のルーティンとしては、散歩に出かける前の10:00〜10:45を「リズム遊びやうたの時間」としており、パネルシアターや歌遊びを行っています。現在は子どもたちに人気の「働く車」をテーマに、ものの名前を覚えたり、関連する歌を歌ったりする活動が中心です。子どもたちは最初は何となく参加していますが、3〜4日もするとパネルシアターや歌の時間を心待ちにし、「やって」と催促する姿も見られます。子どもはまず「観察」から始まるため、観察できる場面、先生が関わる場面、友達と一緒に過ごす場面等、子どもの欲求に合わせて環境を整えることを心がけています。年少児は年長児の姿を見て真似をしながら成長していきます。異年齢保育は、特に下の子どもの発達を大きく支える役割を果たしています。 1.

異年齢で育ち合う保育のかたち

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子どもたちは、初めて保育室に入ったときには何も分からない状態からスタートします。異年齢保育では、年上の子と一緒に過ごし、観察し、真似をすることで、自然と多くのことを身につけていきます。その傍には先生がいて、友達がいて、子どもが自ら学び取れる環境を整えています。保育室では、「一人で過ごす時間」「友達と関わる時間」「先生と一緒に過ごす時間」という3つの時間を大切にし、それぞれの場面が自然に生まれるように工夫しています。子どもが主役となり、自分のペースで成長できるようサポートすることを心がけています。 家庭的保育の中で、子どもたちがまとまり、一つの集団として育っていく力を強く感じています。 2.

家庭的保育が支える職員のワーク・ライフ・バランス

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職員のワーク・ライフ・バランスが実現しやすいのは、小規模な家庭的保育ならではの大きな利点です。職員の勤務体制は土・日・祝日が休みで、ローテーションに沿って勤務時間内で無理なく働けるようにしています。対象が低年齢児であるため、朝夕の保育時間も比較的短く、遅い時間までの勤務が発生しにくい点も特徴です。ほとんどの保護者が時間内に迎えに来られるため、職員の残業もほとんどありません。勤務時間が短く、また大きな変動もないため、職員からは「無理なく働ける」という声も多くあります。 3.

手ぶらで通える快適な登園環境づくり

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当保育室では、保護者の負担を軽減するため「手ぶら登園」を実現しています。保育室で過ごす際に必要な衣服、エプロン、お砂場着等は全て園から貸与し、洗濯等の管理も保育室で行っています。連絡帳は携帯電話のアプリでやり取りするため、保育手帳に記入して持参する必要もありません。朝の忙しい時間に荷物の準備を気にしなくて良い点が、保護者から大変好評です。特に、砂場遊びや泥んこ遊びで汚れた衣服を持ち帰らずに済み、洗濯までもが喜ばれています。 4.

職員体制の課題と今後の展望

評価機関の記述 1

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家庭的保育事業であるがゆえに、職員体制にはいくつかの課題も見られます。パート職員の比率が高いことや、職員の高齢化が進んでいること、さらに職員の休暇取得時の負担が家庭的保育者に偏りやすいこと等、要員確保の面での難しさが現状としてあります。そのため、来年度は常勤職員の増員を検討しています。但し、人件費の増加につながるため、経営面での工夫が求められています。新たに採用する常勤職員については、地域との連携や、地域の保護者に向けた子育て支援にも取組む意向があり、その点でも大きな期待を寄せています。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 38/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 8/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 13/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 17/18項目
「よい水準」でなかった項目(7件)をひらく項目をとじる

b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)

b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)

c・改善に期待実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)

c・改善に期待ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)

b・標準的地域のニーズを把握している
原文: 地域の福祉ニーズ等を把握するための取組が行われている。(Ⅱ-4-(3)-①)

b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)

b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 株式会社 R-CORPORATION による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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