- 評価した機関
- ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
- 評価結果の確定
- 2026/02/24
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特によいと思う点
評価機関の記述 1
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
特長 1.子どもの主体性を引き出す保育 子ども同士で話し合ってルールを決めたり、工夫して遊んだりしているのを職員は見守り、必要以上に声をかけないようにしています。5歳児が「サークルタイム(子どもたちが輪になって座り、対話や意見交換を行なう活動)」を通して一人ひとりが意見を出し合い、スペシャルデー(5歳児だけで過ごす日)でやりたいこと、行きたいところ等を決めました。 生き物を飼うことで、子ども同士で協力したり思いやりの気持ちが出てきたりしています。5歳児が飼っていたカタツムリについて、「おかあさんやおとうさんのところに返してあげたらどうか」という意見が子どもたちから出てきて、どうしたらいいかをみんなで話し合って、公園に返しにいきました。
基本的生活習慣を身に着けるための援助 年齢と発達に合わせた基本的生活習慣を身に着けるための援助をていねいに行なっています
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
子どもたちのやる気を大切にしながら身辺の自立を促しています。園生活の見通しを持てるように1日の流れをボードに表示しています。荷物の整理方法や服のたたみ方等の具体的な方法を伝えていました。3歳児以上は、一人ひとりが自分の食事をこぼさないように運んでいます。3歳児は、その日のリーダーがテーブル拭きやティッシュ入れを持ってくる仕事を、責任を持って行なうようにしています。 片付けや歯磨きを忘れてしまう子どもには個々に「次は何だったかなあ?」と言葉かけをして、自分で気づいていけるようにしていました。適切でない行動があった場合でも、一人ひとりに声をかけ「~しなさい」ではなく「どうしてそうなるのか自分で考えてみよう」と話しています。
評価機関の記述 3
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
職員全体で話し合って作る保育体制 今年度始め、園長や職員の大幅な入れ替えがあったため、保育内容の具体的方法を新しい職員体制で決めていく必要がありました。園長はまず、保育のやり方を職員全体で話し合って決めていく方針を、全職員に伝えました。園長からは「(裏に隠れている)子どもの声をきいていますか」という投げかけをし、職員からも聞き取りをし、職員も子どもと共に喜びを分かち合うような体制を目指しています。 年度始めは新体制が発足したばかりのため、2人体制のところを3人体制での保育にしていました。各フロアリーダーが主導して話し合うことで、体制がまとまってきています。常勤職員による職員会議を毎週開催し、園長による職員面談も毎月実施することにしました。会議での意思決定は、園長の考えを優先するのではなく、職員の考えや発想を大切にしています。
今後期待される点
評価機関の記述 1
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
職員交替時の業務の引継ぎ 職員交替時の引継ぎが十分でなく、今年度は書類や残った職員から聞き取りをしつつ保育体制を整備していきました。前任者が退職となっても、子どもたちの状況やこれまでの保育実践について十分な引継ぎを行なう体制を整備することが期待されます。
評価機関の記述 2
+ 説明文を読む− 説明文を閉じる
プライバシー保護へのさらなる体制整備 プライバシーに配慮した工夫として、着替えやおむつ替えの時は、窓のカーテンを必ず閉めるようにしています。水着に着替えるときは部屋のカーテンで仕切った中で着替えるようにし、屋上での水遊びも布をかけて見えないようにしています。 しかし、プライバシー保護について明記した規程・マニュアルがなく、作成が期待されます。また、保育室の中に、ほかの子どもの視線をさえぎって一人で落ち着けるような場所を用意することが期待されます。
項目別評価の結果
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(24件)をひらく項目をとじる
b・標準的園を取り巻く状況を把握している
原文: 事業経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。(Ⅰ-2-(1)-①)
b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)
b・標準的今年度の計画がある
原文: 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)
b・標準的保育の質を高める仕組みがある
原文: 保育の質の向上に向けた取組が組織的に行われ、機能している。(Ⅰ-4-(1)-①)
c・改善に期待評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)
b・標準的職員の確保・定着の計画がある
原文: 必要な福祉人材の確保・定着等に関する具体的な計画が確立し、取組が実施されている。(Ⅱ-2-(1)-①)
b・標準的人事の仕組み(評価・処遇)が整っている
原文: 総合的な人事管理が行われている。(Ⅱ-2-(1)-②)
b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)
b・標準的研修の方針と計画がある
原文: 職員の教育・研修に関する基本方針や計画が策定され、教育・研修が実施されている。(Ⅱ-2-(3)-②)
b・標準的研修の機会が確保されている
原文: 職員一人ひとりの教育・研修の機会が確保されている。(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的実習生を受け入れる体制がある
原文: 実習生等の保育に関わる専門職の研修・育成について体制を整備し、積極的な取組をしている。(Ⅱ-2-(4)-①)
b・標準的子どもと地域の交流がある
原文: 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。(Ⅱ-4-(1)-①)
b・標準的ボランティアを受け入れる体制がある
原文: ボランティア等の受入れに対する基本姿勢を明確にし体制を確立している。(Ⅱ-4-(1)-②)
b・標準的地域に貢献する活動をしている
原文: 地域の福祉ニーズ等にもとづく公益的な事業・活動が行われている。(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的子どものプライバシーを守っている
原文: 子どものプライバシー保護に配慮した保育が行われている。(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)
b・標準的苦情を解決する仕組みがある
原文: 苦情解決の仕組みが確立しており、周知・機能している。(Ⅲ-1-(4)-①)
b・標準的相談・意見にすばやく対応している
原文: 保護者からの相談や意見に対して、組織的かつ迅速に対応している。(Ⅲ-1-(4)-③)
b・標準的事故を防ぐ体制がある
原文: 安心・安全な福祉サービスの提供を目的とするリスクマネジメント体制が構築されている。(Ⅲ-1-(5)-①)
b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)
b・標準的手順を見直す仕組みがある
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。(Ⅲ-2-(1)-②)
b・標準的指導計画を定期的に見直している
原文: 定期的に指導計画の評価・見直しを行っている。(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的記録の管理体制がある
原文: 子どもに関する記録の管理体制が確立している。(Ⅲ-2-(3)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部 による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。