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第三者評価の結果

ふちのべ美邦こども園について、外部の評価機関が公表した結果の引用です。

評価した機関
一般社団法人 日本保育者未来通信
評価結果の確定
2024/03/04
受審回数
1回

評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。

総評(評価機関の記述)

日頃の園生活や課外体験等を通して、子どもたちが多様な体験ができるよう取り組んでいます

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園では、「いっしょっていいね・・・」の保育理念のもと、保育活動を通して、子どもがさまざまな体験ができるよう配慮されています。ふるさと保育では、畑で季節の野菜を育てたり、米作りなどを行い、身近な環境の中で自然に触れ、食育にも繋がる保育を行っています。また、園庭に草を生やすことで、ダンゴムシやアリなどの昆虫と触れ合うことができる工夫をしています。さらに、園のマイクロバスで、高尾山、城山、動物園、キャンプ等に行き、戸外の自然に触れる活動ができるよう配慮されています。キャンプでは、マスつかみやキャンプファイヤーなど、自然の中の題材での直接体験を通して、仲間との助け合いや心と身体の成長につながるような活動に取り組んでいます。 保育におけるアート活動、造形活動では、子どもの自由な発想をもとに水彩や造形活動を展開し表現することを楽しむ保育が実践されています。様々な表現活動を自由に体験できるよう、園内にアトリエを設けています。アトリエには、松ぼっくりや落ち葉などの自然物や毛糸、折り紙、割りばし、紙テープなどの様々な材料が用意されています。5歳児クラスでは、子どもが興味を持った「でいだらぼっち」を年間のテーマとして取り上げ、大きなでいだらぼっちの絵を描くなどの作品作りに取り組みました。作品は、年間行事である「みくに美術館」と呼ばれる作品展で園内のホールに飾られ、地域の方が鑑賞できる期間を設けるとともに、地域のお祭りにも展示しています。 食育では、「食べることを楽しめる子ども」の思いを大切にし、毎月、キッズキッチンと呼ばれる食育活動に取り組んでいます。キッズキッチンでは、各クラスの誕生児が集まり、クッキーの型などについて話し合いクッキーづくりを行っています。クッキーづくりには、栄養士や調理師も一緒に参加し、交流できる機会になっています。また、地域の食文化や行事食などを取り入れた献立を作成し、ボルシチやガパオライス等世界の料理や、のっぺい汁等の日本の郷土料理の提供をしています。給食では出汁にこだわるなど、日ごろから子どもが香り、舌触り、音、いろどり、味わいを感じとりながら、五感をはぐくむ食事づくりを目指しています。 この他に、年間行事として、えんにちごっこ、さつまいも堀り、秋の遠足、大根堀り、もちつき会、クリスマス会、みかん狩りなどさまざまな活動を行っています。子どもたちがいろいろな人と出会い、生活する中で、多様な体験をし、人の痛みや思いやり、やさしさを感じることができる心、感謝の気持ちを育むことができる保育の実践に取り組んでいます。

自己評価を通して、PDCAサイクルにもとづく保育の質の向上に関する取り組みが組織的に行われています

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園では、法人による適切な施設運営管理の評価、幼保連携型認定こども園の評価、職員自身の自己評価の3つの自己評価を通して、PDCAサイクルにもとづく保育の質の向上に関する取り組みが組織的に行われています。法人による適切な施設運営管理の評価では、法人内の監査担当職員により、書類等の確認を含めた運営面の評価及び具体的な保育内容や保育環境の評価が実施されています。幼保連携型認定こども園の評価では、年に1回、園長、教頭、主幹等で教育及び保育内容、園児の健康管理(衛生管理)、栄養管理(食育推進)、安全管理(事故防止)等について評価しています。内容については、職員会議等を通して共有化が図られています。 職員自身の自己評価では、年に1回の自己評価チェックリスト及び年に2回の職員専門性チェックリストを実施しています。自己評価チェックリストは、「園の教育・保育理念や目標及び重要事項を理解している」「担当クラスや役割等でのチームワークを考え、連携し協力して自分の責務を果たしている」等の23項目の具体的な内容で構成され、4段階で評価します。また、今年度の評価点・課題点、次年度の改善点・目標を記載することで、職員一人ひとりが設定した目標について達成度を確認できる仕組みとなっています。職員専門性チェックリストでは、保育士、看護師、栄養士(調理師)など職域別の評価項目を使用し、評価を行っています。評価項目は、勤務成績に関する領域が2項目、専門性に関する領域が11項目の、計13項目で構成されています。各項目に対して、9点満点で採点します。評価は、「施設長」「上司評価」「自己評価」の3者で、それぞれが同一の項目で評価を行い、その平均値が最終評価となっています。 このような自己評価を通して、園全体及び一人ひとりの職員が、PDCAサイクルにもとづき、保育の質の向上に関する取り組みを行っています。

実施状況の評価を行える内容としての中・長期計画の作成が望まれます

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園では、法人全体の中・長期計画を見直し、園の実情に合わせた中・長期計画が作成されています。中・長期計画には、法人の保育理念である「愛の精神」にもとづいた、具体的な方針が示されています。一例として、「地域の中にある施設として、地域の人たちに幅広く利用してもらえる体制づくり」、「養護の行き届いた環境下で、生命の保持、情緒の安定をはかり自己肯定感が育まれていく保育を目指す」等が示されています。また、中・長期計画の内容を反映し、単年度計画に、「子育て支援事業の状況」が記載されるなど、中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されています。 今後は、園の経営課題として挙げられた、職員採用や光熱費等の高騰に伴う対応等、数値目標や具体的な成果等の設定により、実施状況の評価を行える内容としての中・長期計画の作成が望まれます。

項目別評価の結果

全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される

全45項目よい水準(a) 38/45項目
福祉サービスの基本方針と組織よい水準(a) 5/9項目
組織の運営管理よい水準(a) 17/18項目
適切な福祉サービスの実施よい水準(a) 16/18項目
「よい水準」でなかった項目(7件)をひらく項目をとじる

b・標準的数年先を見すえた計画がある
原文: 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。(Ⅰ-3-(1)-①)

b・標準的計画を実行し見直す仕組みがある
原文: 事業計画の策定と実施状況の把握や評価・見直しが組織的に行われ、職員が理解している。(Ⅰ-3-(2)-①)

b・標準的計画を保護者に伝えている
原文: 事業計画は、保護者等に周知され、理解を促している。(Ⅰ-3-(2)-②)

b・標準的評価をふまえて改善している
原文: 評価結果にもとづき保育所として取組むべき課題を明確にし、計画的な改善策を実施している。(Ⅰ-4-(1)-②)

b・標準的職員一人ひとりを育てている
原文: 職員一人ひとりの育成に向けた取組を行っている。(Ⅱ-2-(3)-①)

b・標準的転園時の引き継ぎに配慮している
原文: 保育所等の変更にあたり保育の継続性に配慮した対応を行っている。(Ⅲ-1-(2)-③)

b・標準的災害に備えている
原文: 災害時における子どもの安全確保のための取組を組織的に行っている。(Ⅲ-1-(5)-③)

b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。

出典・原文を確認する

引用: 一般社団法人 日本保育者未来通信 による第三者評価の結果より。出典: かながわ福祉サービス第三者評価推進機構(神奈川県社会福祉協議会) ↗。

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