- 評価した機関
- 特定非営利活動法人あいち福祉アセスメント
- 評価結果の確定
- 2016年4月20日
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
特に評価の高い点
評価機関の記述 1
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創立65年の歴史を有した保育園は、緑豊かな丘陵地上に位置している。保育園の周辺は、閑静な住宅地が広がり、近くには小学校、神社や仏閣がある。日当たりの良い保育室から蒲郡港や街並みが一望でき、行きかう赤い名鉄電車が眺められ子どもたちの人気となっている。8時30分から16時30分まで開園し、3歳児以上を受け入れしている。また、地域の発達支援を要する未就園児を対象に「就園前要発達支援児教室」を実施している。園舎は平屋で、中庭には年輪を重ねた桜の木や花壇、プールがあり、子どもの憩いの場ともなっている。空き室を、ランチルームや午睡の部屋、絵本や表現活動の場として活用し、遊びや活動の広がりを楽しめるようにしている。保育園の裏山には、こんもりとした雑木林があり、季節を通して野鳥の姿や声を楽しんだり、多種多様の木々の実や葉を集め、四季の変化を感じながら遊びに活かしている。日当たりの良い園庭で、子どもたちは全身を使って運動遊びやリズム遊びを楽しんでいる。比較的経験年数が豊富な職員のもとで、養護と保育の一体的な展開を目指し、施設長初め職員が保育の良さや基礎などについて話し合いを重ね異年齢保育を継続する中で、子どもたちの姿や言動を通して思いやりや協調性が育まれ遊びの中に表出されている。地域の協力を得て、収穫体験やボランティア活動などこの保育園の地域の特性を活かした活動が保育の中に位置付されている。登降園時に施設長や副園長が門の前に立ち、挨拶を交わしながら保護者とのコミュニケーションを図ったり、保護者や地域の方々の思いや意見を尊重し保育に活かし協力体制を深めていくことで、信頼関係が一層構築されている。子どもたちは開放的に工夫された保育室や安全性に配慮された園庭で、どの年齢も交じり合い、笑顔に満ち伸びのびと遊び、活気ある生活を送っている。言葉づかいや礼儀も子どもらしく、職員の行き届いた関わりや配慮が見られ、穏やかな保育姿勢や保育内容が感じ取られる。職員間の連携や協力関係も良好であり、組織体制が機能され安定した保育が運営されている。”自然と友だち、笑顔と会話があふれる保育園”を目指して、異年齢保育の中で年齢に応じた生活体験や遊び、行事などを子どもと共に話し合いを重ね保育に取り入れながら、子どもの生活や遊びの経験を広げ充実するようにしている。また、「子どもの笑顔を守るための安全対策を考える」を職員の研究テーマとして掲げ、日々研鑚をしながら子どもの保育に繋げている。地域の方々やボランティアの協力を得て芋ほりや焼き芋体験、絵本の読み聞かせや琴演奏の鑑賞などの機会もある。また、地域老人との遊びの交流や電車を利用して遠足に出かけるなど公共の場での交流や地域の人々と積極的に関われるような保育に心がけている。中でも、「キャンドルナイトin真如寺」、「がんばれ赤い電車応援団」は地域の催しを保育の中で位置づけ、地域の方々や保護者共々楽しく参加し、塩津保育園ならではの特色を活かしている。
改善を求められる点
評価機関の記述 1
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(保育課程編成について)・異年齢保育を実施して5年を迎える。保育課程や指導計画は異年齢の計画が立てられ実施されているが、年齢別の発達過程に基づいた保育の展開が読み取りにくい。
評価機関の記述 2
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保育課程は、保育の根幹であり、入所している子どもを対象とし、発達過程を踏まえ、保育所生活を通して総合的に展開されるよう、年齢別の指導計画作成の検討を期待したい。(ボランティア受入体制について)・ボランティア受入体制については、ボランティア受入担当者が設置され、マニュアルも整備し受入体制を整え対応しているが、研修や登録手続き、実施状況の記録などの整備が十分ではない。
評価機関の記述 3
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トラブルや事故の未然防止、有意義な機会とするためにボランティアの研修や登録手続き、実施状況の記録など行政や施設長会議等で検討し整備されることを望みたい。(特別支援を要する子どもの記録について)・気になる子や特別支援を要する子どもについては、個別指導計画を立て個別記録を取り、ケース検討会で共有を図り子どもの状況に応じた保育をしているが、指導計画の中で子どもの発達状況や課題発達などが読み取りにくい。
評価機関の記述 4
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気になる子や特別支援を要する子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるように、その子どもの発達状況や課題発達を指導計画に明記し、指導計画と個別記録との記録内容がより明確で、整合性のある内容になるような工夫を望みたい。
項目別評価の結果
この報告書は旧い版の評価基準(項目数が現行と異なる)で書かれています。項目名は報告書の原文です。
全国共通の評価基準にもとづき、評価機関が45項目を3段階で確認した結果の転記です。
a=よい水準 b=標準的 c=改善にむけた取組が期待される
「よい水準」でなかった項目(13件)をひらく項目をとじる
b・標準的理念が明文化されている。 保 1
原文: 理念が明文化されている。 保 1(Ⅰ-1-(1)-①)
b・標準的遵守すべき法令等を正しく理解するための取り組みを行っている。 保 11
原文: 遵守すべき法令等を正しく理解するための取り組みを行っている。 保 11(Ⅰ-3-(1)-②)
b・標準的事業経営をとりまく環境が的確に把握されている。 保 14
原文: 事業経営をとりまく環境が的確に把握されている。 保 14(Ⅱ-1-(1)-①)
b・標準的保 15
原文: 保 15(Ⅱ-1-(1)-②)
b・標準的定期的に個別の教育・研修計画の評価・見直しを行っている。 保 23
原文: 定期的に個別の教育・研修計画の評価・見直しを行っている。 保 23(Ⅱ-2-(3)-③)
b・標準的保 31
原文: 保 31(Ⅱ-4-(1)-③)
b・標準的地域の福祉ニーズを把握している。 保 34
原文: 地域の福祉ニーズを把握している。 保 34(Ⅱ-4-(3)-①)
b・標準的地域の福祉ニーズに基づく事業・活動が行われている。 保 35
原文: 地域の福祉ニーズに基づく事業・活動が行われている。 保 35(Ⅱ-4-(3)-②)
b・標準的保 37
原文: 保 37(Ⅲ-1-(1)-②)
b・標準的標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 保 45
原文: 標準的な実施方法について見直しをする仕組みが確立している。 保 45(Ⅲ-2-(2)-②)
b・標準的保 55
原文: 保 55(Ⅲ-5-(1)-①)
b・標準的保 58
原文: 保 58(Ⅲ-5-(1)-④)
b・標準的保 67
原文: 保 67(Ⅲ-6-(1)-②)
b(標準的)・c(改善に期待)は「劣っている」の断定ではなく、評価時点でさらなる取組が期待された項目です。その後改善されている場合があります。
出典・原文を確認する
引用: 特定非営利活動法人あいち福祉アセスメント による第三者評価の結果より。出典: 愛知県社会福祉協議会 福祉サービス第三者評価 ↗。