- 評価結果の確定
- 2023年度
評価時点の記録です。現在の状況は園や公表元で確認できます。見出しを開くと、評価機関の説明文が読めます。
総評(評価機関の記述)
評価機関の記述 1
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(1)子どもの主体性を重視した保育水口北保育園では保育士が号令をかけ、子どもたちが一斉に同じことを始めるといった保育を行っていません。そのため子どもたちは思い思いの事を始めるので多くのスペースが必要になってきます。保育室の中はパーティションで仕切られていますが、年長になるにつれてパーティションの高さは低くなり数も減ってきます。子どもたちの中で協調性、思いやり、仲間意識などの大きな変化が起こっていることは、年少から年長にかけて保育室を順に見ていくと良くわかります。 2 (2)里山元気会の活用園から子どもの足で約40分歩いたところにNPO法人里山元気会の里山があります。5歳児が年3回行くことを楽しみにしています。里山にはザリガニ釣りができる池、手作りのロープウェイやブランコなどの自然を利用した遊び道具がたくさんあります。子どもたちはお弁当を持って行き一日を過ごします。園には里山で集めてきた葉っぱ、どんぐり、松ぼっくりなどを使ってワクワクした様子が立体制作で再現されています。冒険、探検、自然と親しむといった事は子どもにとってとても大切な出来事です。子どもたちは水口北保育園でしか出来ない貴重な体験をしています。(3)常勤看護師の配置常勤の看護師は毎日子どもの健康をチェックするとともに、保育室の温度・湿度管理等の環境面からも子どもを支えています。けがや病気にも素早く対応でき、小さな異変を見逃すこともありません。看護師としての専門的な立場から、子どもの保健に関し保護者と情報共有を行っています。7つの保育目標のうち「心身共にたくましい子に育てる」「いのちを大切にする子に育てる」は保健具体目標にもなっています。子どもがからだについて知り、自分の身は自分で守れるようになることに看護師は重要な役割を果たしています。(4)自園給食の実施給食は栄養士の管理のもと、園で調理した給食を提供しています。菜園で野菜の種を蒔き収穫し、採れた野菜の皮をむいたり葉っぱをちぎったり下処理をする等、食に興味を持つように工夫されています。また季節の行事に合わせた食事や地域の特産物を使った食事で食文化を知ることが出来ます。アレルギーを持つ子どもへの対応もしっかりと行われています。ランチルームでは座席は決まっておらず、子どもたちは思い思いの時間から食べ始め、自分のペースで食事をしています。給食の時間においても子どもの主体性は重視されています。(5)業務支援ツール・コドモンの導入園ではICTシステム・コドモンを導入しています。登降園の把握が確実に行え、園から保護者への連絡、保護者からの欠席連絡等に活用しています。ドキュメンテーションで日々の子どもの活動を保護者へ配信しています。保護者からは一言添えて送られてくる写真は子どもの様子が良く分かると好評で、写真を購入できるシステムも喜ばれています。コドモンの導入は保育士にとっては事務の効率化が図れ、子どもと向き合う時間が最大化されるので心にゆとりが生まれ保育に専念できます。 3 (6)未就園児交流の実施地域活動として年間10回、未就園児や保護者同士の交流の場を提供しています。参加者からは子育てに関して様々な相談があります。相談に対して的確な情報を提供し、親子の関わりのきっかけを作っています。子育てに対するする悩みの相談はしっかりと受け止めています。前園長も保育アドバイザーとして参加して、水口北保育園を地域の人々に知ってもらう良い機会となっています。(7)働きやすい良好な職場環境育児休暇は最長3年間取得できることから子育てがしやすく、勤続10年以上の職員も多数在籍しています。職員が有給休暇を取る際にはみんなでカバーして助け合うといった意識が浸透しており、園長を中心にチームワークのよく取れた職場です。研修は大学教授を定期的に招いて行っています。さらにプライベートゾーンに関する事やジェンダー等の時代に即した内容も勉強しています。職員は保育の仕事に誇りを持ち自身の将来像を描いています。水口北保育園は保育という仕事を通じて自己実現が可能な職場です。
評価機関の記述 2
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改善を求められる点(1)保護者とのコミュニケーションの強化評価機関が保護者に対して行ったアンケートの結果からは、いくつかの項目で園の施策に対する評価が低いという結果が出ています。園としては施策を行っているものの、保護者に成果が十分伝わっていない可能性があります。園ではアプリを使って情報共有を図っています。アプリは効果的な手段ですが、感情までは十分に伝えることが出来ません。情報ツールと並行して保護者と直接出会う機会には、十分意思疎通を図る工夫が大切です。コミュニケーションの基本は直接会ってよく話すことに尽きると思います。(2)中長期計画の明文化園では綿密な単年度計画が策定され実行に移されています。しかしながら中長期的な展望は青写真としては描かれていますが明文化されたものはありません。事業計画としてはやはり文書で計画を示すことが必要と思われます。長期的な展望に立った中長期計画を策定するにあたっては、まず3年後に達成したい目標を定め、その目標を基に毎年のステップを設定します。1年ごとに検証を繰り返しながら3年後に総括を行います。3年を1期とする中期計画を策定し、第1期中期3 カ年計画、第2期中期3カ年計画と反復継続していく方法は、事業を運営するに当たっては有効な方法と言えます。
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引用: 第三者評価の結果より。出典: 滋賀県の公表資料 ↗。